リーマン・ブラザーズが破綻して、メリルリンチがバンク・オブ・アメリカに買収されて、AIGが米国政府に救済されて政府管理下に置かれて、私がRSSリーダーに登録している金融・投資関連ブログの更新頻度が普段の倍近くになって、さらに金融とはまったく関係ない このブログでも こんなエントリーが書かれているような状況なのに、これらのニュースに関して私がブログに書けることはほとんど何もありません。この件に関しては私のような素人よりもずっと金融に詳しい方々が、こぞってエントリをアップされているので、いまさら何も書くことなんてないのですが・・・。世界中でお祭り騒ぎが始まりつつあるのに、一人取り残されているような変な感じです(笑。 今回の金融危機の詳細や、この先市場がどうなっていくのかは、その筋の詳しい方に任せるとして、私が今書けることはこの状況にどう対処するかってことなのかなと思っています。いろいろ考えるきっかけになったのは、相互リンク先のインデックス投資家「 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の水瀬さんのこのコメントでした。 不思議なのですが、バリュー投資家さんはこういう時こそ、買い出動されないのでしょうか。 普段一生懸命研究されている、PERやPBRが割安な銘柄が市場にあふれているように思えるのですが…。
水瀬さんが仰ることはもっともな疑問で、今のような状況はバリュー投資家にとって本領を発揮するべきタイミングなのかもしれません。真のバリュー投資家は今こそ全力で買い出動すべき時期なのかもしれません。ただ、ひとつ判断が難しい点は「今の状況が本当にチャンスなのか」ということです。今の株価が底だという保証はどこにもなく、今はここからさらに株価が下がる「終わりの始まり」に過ぎないのかもしれません。現に、ライブドアショック以降の新興市場の下げ相場や、昨年のサブプライムローン以降の下げ相場でも、買い時がやってきたと喜んでいたバリュー投資家がたくさんいたと記憶していますが、残念ながら今振り返ってみると、それは最高のタイミングではなく、更なる株価下落への通り道でしかありませんでした。 バフェットのような天才であれば、相場の大底を待ち受けて、最高のタイミングで優良株をごっそり買い占めるということができるのかもしれません。しかし、私のような凡人にとっては、マーケットタイミングを見極めるということはほぼ不可能であり、暴落に備えてキャッシュを用意しておくということも不可能だと思われます。したがって、常にフルインベスト状態でいつか来るであろう反転相場を逃さないようにするしか手がないということになります。下げ相場が来るたびに、「ああ、今ならもっと安く買えたなぁ」と思うのですが、反対に、私には未来を予測する能力はないので、これが限界なのかなとも考えています。 このような状況で唯一できることがあるとすれば、日々のキャッシュフローから追加資金を捻出し、割安株買付の資金にすることくらいなのでしょうが、個別株投資の場合、小額での買付けは難しいので、普通のサラリーマンであれば、それが有効な手段であるとは言い難いと思われます。ちなみに、バリューETFが出たらそれに乗り換えてもいいかなと思うのは、ETFであれば個別株に比べて比較的小額で追加投資が可能という利点があるからです。 結局、凡人にもできる個別株でのバリュー投資というのは、その時々で割安(指標は何でもいいと思います)な銘柄を買付け、一定期間バイ・アンド・ホールドすることで、市場平均を少しでも上回るパフォーマンスを期待するということになるのだと思います。 ということで、長々と書いてきましたが、今の私にできることは「何もせず、市場を黙って見守ること」しかありません。金融危機にショックを受けたわけではないのですが、風邪をひいてしまってしんどいので、今日は薬を飲んでさっさと寝ることにします。 2008年9月22日追記 空色さんがこのエントリに関してさらに深く突っ込んだエントリを書かれております。ご参考まで。 Aから始める:企業価値に基づく投資:「バリュー投資家」の現状 その2
連休中に四季報CD-ROMが届いたので、早速インストール。  今回はまだ バージョンアップがないようなので、持株の記事をざっとチェックして、いつものスクリーニングをやってみました。結果は以下のとおり。  相変わらずいつもの冴えない銘柄が並んでいます(笑。割安株上位は前号とあまり変わっていない印象です。強いて言えば、前号よりさらに割安になっている感じでしょうか。 ちなみに、9月12日付けの株価でスクリーニングしていますので、今週末に週足株価をダウンロードすれば、今日の株価暴落で新たに射程圏内に入ってくる銘柄も出てくるかもしれません。そういえば前々号(3月)時点もちょうど株価が大幅に下がったところだったので、キヤノンや武田薬品を買付けるきっかけになったのですが、今回はどうでしょうか。
2005年5月に株式投資を始めて、はや3年と少々。開始当初からバリュー投資をやっているつもりなのですが、久しぶりに自分をブログをゆっくり読み直してみると、投資に対するスタンスや考え方が随分変わってきていることに気付きました。 2005年5月〜2005年8月頃 2005年後半の上げ相場直前。右も左もわからないまま証券口座を開き、四谷一さんの本をそのまま実践。この頃買った銘柄は今になって考えると何を基準に買ってたのかはっきりしない。『賢明なる投資家』などの名著から、個人投資家のバリュー投資本まで何でも読み漁るものの、本質はほとんど理解できていなかったと思われる。 2005年9月〜2005年12月頃 9.11衆議院選挙後、上げ相場到来。何を持ってても相当なパフォーマンスが出せたであろう環境だったにも関わらず、中途半端な銘柄選択と下手な売り買いでチャンスを逃す。四季報のスクリーニングに懲りだしたのもこの頃。引き続き投資本を読み漁って、知識だけは一人前になったつもり。 2006年1月〜2006年8月頃 ライブドア事件を発端に、新興株の下落が始まる。もちろんこの相場に巻き込まれて損失拡大。真のバリュー投資とは低PBR銘柄への分散投資だ、と考え始める。株式投資開始から1年経過。でもイマイチ銘柄選択の基準ははっきりしていなかった。ロスカットの是非なんかについても熱く語っている自分がちょっと恥ずかしい。この頃には投資本を読むペースが落ちてきて、小説をよく読む。やや現実逃避気味だったかも。 2006年9月〜2006年12月頃 引き続き下落相場。そのうち騰がるだろうと楽観していた頃。KAPPAさんの本を読んで、銘柄選択(スクリーニング)の方法をある程度明文化。でもやっぱり買っては売り、買っては売り(ロスカット)の繰り返し。投資本の乱読をやめて『証券分析』を頑張って読む。 2007年1月〜2007年6月頃 下落相場一段落。パフォーマンスは一進一退が続いていた頃。ようやく銘柄選択の基準がある程度決まってきた。自分はバフェットにはなれないということにようやく気付く。スクリーニングで機械的に選び出した銘柄から、明らかに業績見通しが悪い企業、シクリカル銘柄っぽいものを除いて、あとは適当に業種を分散させる方法を取り始める。子供が生まれて、本を読む時間もブログを更新する時間もなくなり、投資についてあまり考えられなくなってきた時期。この頃、大きな臨時収入があり、運用資産が数倍に膨れ上がった。 2007年7月〜2007年12月頃 サブプライムローン問題による下落相場が始まる。さらに損失拡大。2007年前半に多額の運用資金を追加していたので、損失の大きさにちょっと(かなり)ビビり始める。この頃から体調が悪くなり、投資についてはあまり考えず、基準にしたがって買付けた銘柄を放置していた。子育てと体調不良で本当に余裕がなくて、ブログの更新頻度もかなり少なかった。相互リンク先のインデックス投資家さん達のブログに影響されて、インデックス派に乗り換えようかなとも思い始めた。何故かビジネス書を何冊も読んでいた。なんでだろう・・・。 2008年1月〜2008年6月頃 さらに続く下落相場。継続して損失拡大。大型株(日経平均)までダダ下がり。大型優良株が買付け条件にヒットするようになってきたので、PFに組み入れる。体調は良くなり、会社にも復帰。でもバリュー投資への意欲ほとんどなくなりつつある。バリュー投資より海外ETFなどに興味を持ち始めていろいろ勉強してみる。 2008年7月〜現在まで どこまでも続く下落相場。まだまだ損失拡大。開き直ってPFは放置。体調はかなり回復して、ブログの更新頻度もちょっと多くなる。バリュー投資についてもいろいろ再考。巷ではインデックス投資派の皆さんがかなり元気で、バリュー投資家のブログは他の投資法へ移行するか更新が止まるかで、ほぼ全滅状態。 ということで、だらだらと過去のことを振り返ってみましたが、これから先もしばらくは下落相場が続き、バリュー投資(に限らず株式投資全般)で利益を出すのは難しい状況が続きそうです。このような状況で、今考えていることは、ここでインデックス(市場平均)投資に乗り換えると、将来一番美味しい部分を取り逃がすことになりそうなので、今の投資戦略を固持したほうが良さそうだということ。今の銘柄選択方法で市場平均と比較して大きな損失を出しているわけではないので、このやり方を今後も継続してもいいと考えています。 もともとバリュー投資はリターンのばらつきが大きいと頭では理解していたはずですが、実際に相場が長期に渡って低迷すると、どんなに優秀な投資家でも迷いが生じるということを、ようやく理解できたような気がしています。バリュー投資を始めた当初、私がお手本にしていた個人投資家さんも次々とバリュー投資界から姿を消しつつあります。近い将来、PF全体の損失が-50%を超えてもおかしくないようなこの状況でも自分の投資戦略を堅持して、愚直にPFを維持しつつ、なおかつ継続して買いを入れられる人が、何年か先に大きな果実を得ることができるのではないかと考えています。 「貴方の意見が他人と違うことと、貴方の意見の成否は全く関係ない。貴方が持つデータとその根拠が正しければ貴方は正しいのである。」 - ベンジャミン・グレアム
橘玲の『永遠の旅行者』読了。 『マネーロンダリング』に比べると少し劣るかなって印象でした。橘玲のほかの小説に比べると主人公・真鍋恭一をはじめ、登場人物の影が全体的に薄い感じがします。あと、序盤のハワイをはじめとした、物語の主要な舞台となる都市に関する薀蓄っぽい描写が長すぎて、これを省けばもっとすっきりするのになあと思います。これは私個人の好みの問題でしょうが。 ストーリーについては、『マネーロンダリング』と似てるような似てないような。物語前半で影の薄かった人物が後半大外から差してくるって展開は2時間サスペンス風です。そんな訳で、最後のオチがイマイチ。でも金融小説としては十分面白いと思います。ということで、強引にまとめると、ストーリーや登場人物などの描写は陳腐だけど、物語の間に挟まれた金融の話は橘玲の面目躍如って感じでしょうか。上下巻で1,200円程度なら買って読む価値は十分あると思います。
愛読している山崎氏のブログ「王様の耳はロバの耳!」で こんなエントリがあり、私のブログは「野暮」なのか「粋」なのか、また、一歩進んで、「ブログの作法」ってどんなことなんだろうか、といろいろ考えてみました。 山崎氏の考える「野暮」と「粋」の別は次のようになっています。 1)カキコミの制限→野暮、自由なカキコミ→粋 2)実名の要求→野暮、匿名(ハンドルネーム)の許容→粋 3)自分が成功した(自慢)話→野暮、率直な失敗の告白(自虐)→粋 4)アフィリエイトの利用やバナー広告→野暮、無償の運営→粋 5)話の流れに関係ない話題→野暮、話に関連のある意外な話題→粋 6)一方的な批判→野暮、自説を批判の可能性に晒す姿勢→粋 7)詳細なプロフィール→野暮、控えめな自己紹介→粋 8)筆者自身が写り込んだ写真→野暮、話題に関連した写真や絵→粋 9)熱い議論→野暮、冷静な議論→粋 10)罵倒→野暮、ユーモア→粋 11)匿名で「どなる」→野暮、匿名を意識して謙虚→粋 12)徹底的な議論→野暮、センスのいい問題提起→粋
とりあえず、この基準に基づいて自分のブログを評価してみると、 1)カキコミの制限はしていません(スパムコメントは消去してますが)。→粋 2)ハンドルネームは許容してます。→粋 3)自慢話はなるべくしないようにしてます。失敗はできるだけ素直に書くように心がけています。→粋 4)アフィリエイトは昔は多用していましたが、今はAdSenseとAmazonアソシエイトだけにしています(ブログの右下のほうに自分用の買い物リンクは作ってますが、これは他人様に何かを買っていただこうとは思っていません)。→でも無償じゃないので野暮 5)話の流れに関係ない話題は多いです。というか、投資ブログになってないかも。→野暮 6)ブログで他人を批判するつもりはありません。また批判は受け入れているつもりです。→粋 7)プロフィールはいろいろ書くのがめんどくさいので簡単にしてます。→結果的に粋? 8)写真はありますね〜。少し自己顕示欲はあるのかも。→ということで野暮 9)熱い議論は嫌いです。さらっとスルーで。→粋 10)罵倒はしないですけど、ユーモアは足りないなぁ。→どちらでもない 11)謙虚に振舞っているつもりです。→粋 12)徹底的な議論は好みません。結論もなるべく求めない。でも問題提起のセンスはいまいちでしょうか。→どちらでもない ということで、粋が7、野暮が3、どちらでもないが2という結果でした。自分のブログですので、多少バイアスがかかっているとすると、粋と野暮が半分くらい、粋でも野暮でもない平凡なブログということになりそうです(だからアクセス数が伸びないのかなぁ・・・)。この結果から、私なりのブログの作法(というか理想?)を考えてみました。たいしたPVもないのに「作法」もくそもないのですが・・・。 ・来る者拒まず、去る者追わず。批判は受け入れ、仲良しゴッコはだめ。 ・頂いたコメントには丁寧に返信しましょう。 ・自分の意見(軸)はしっかり持つけど、人様のやり方を批判しない。あくまで冷静に。 ・実際のエントリではあまり強く「自分」を前面に出さず、謙虚な姿勢で。 ・要らないものは極力減らして、シンプルかつ軽いブログで読みやすい画面に。 ・でもアフィリエイトはちょっとだけ利用させてください。 ・ブログのテーマに沿ったエントリを書きましょう。 ・そして、もっとユーモアを! と、ここまで書いてて気づいたのですが、自分の事ばかり書いててなんだか野暮ですね。根が田舎者だからかな・・・。せめて読んでて不快にならないブログを目指していますので、「ブログの作法」に関して皆様のご意見お待ちしております。
9月2日付のFujiSankei Business i.でこんな記事を見つけました。 TOPIXに新指数 割安株の「バリュー」、成長株の「グロース」 ざっと読んで目に留まったのはこの部分。 新指数の算出を受け、複数の資産運用会社が10月以降、これらの指数に連動するETFを商品化する見込み。投資家は同指数を採用した金融商品の活用で、上場企業の株価を個別に評価する銘柄探しの手間をかけず、簡単に割安株や成長株に投資できるようになる。
太字部分が本当なら、東証一部銘柄については、「TOPIX バリュー指数」ETFが出てくれれば何も考えずにこれだけ買っておけばいい感じです。今までは新興市場の小型バリュー株ばかり買っていましたが、運用資産の半分くらいはこちらにまわしてもいいかもしれません。ああ、悩ましい。 でもって、東証のサイトを見ると、TOPIXのスタイル指数について7月末に概要が出ていました。 TOPIX等のスタイル指数(バリュー指数、グロース指数)の概要について 以前ブログに書いたときより具体的な内容になっています。東証のニュースによると、導入される指数は以下の6種類になるようです。 1.TOPIX バリュー指数 2.TOPIX グロース指数 3.TOPIX 500 バリュー指数 4.TOPIX 500 グロース指数 5.TOPIX Small バリュー指数 6.TOPIX Small グロース指数 注目は「TOPIX Small バリュー指数」、小型株効果もバリュー効果も享受できそうなすばらしい指数です。特に新興市場にこだわらないなら、このETFが出ればこれ一本でいけそうな感じです。また、リンク先の記載によれば、バリュー・グロースの線引きは、原則PBRで、予想PERを使って若干の補正を行うようです。私がやっているスクリーニングの内容とは若干違いますが、バリュー銘柄に広く浅く投資できるという点では明らかにこの指数のほうが優れていると思います。 仮に野村あたりがこの6指数のETFをすべて商品化してくれれば、スクリーニングなどによる定量分析だけで行うバリュー投資は、すべてバリューETFで代用できそうです。運用資産の大部分はETFで運用して、20〜30%を新興市場の割安株を自分で選んで投資するという方法もいいかもしれません。 これらの指数が本当にETF化されるのかどうかはわかりませんが、本当にバリューETFが商品化されるようなことになれば、運用方法を根本から見直すことも考えられそうです。
2008年8月の運用成績は以下の通りとなりました。 8月iFundパフォーマンス:-6.20% 8月TOPIXパフォーマンス:-3.75% 8月TOPIXアンダーパフォーム:-2.45% 8月JASDAQパフォーマンス:-2.86% 8月JASDAQアンダーパフォーム:-3.34%
2008年iFund通算パフォーマンス:-12.61% 2008年TOPIX通算パフォーマンス:-14.97% 2008年JASDAQ通算パフォーマンス:-19.58%※上記パフォーマンスは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。 (下のグラフは2005年1月からの累計) 個別銘柄ポートフォリオ 今月の売買7843 幻冬舎(買い増し) 今月はTOPIXにもJASDAQにも敗北。先月まで3連勝だったのですが、今月で連勝ストップです。かろうじて年初来のパフォーマンスでTOPIX、JASDAQをアウトパフォームしているのが唯一の救いでしょうか。今月最終日に大幅に持株の株価が戻したので、数字的にはそれほど大きくないマイナス(それでも-6%ですが)だったのですが、体感的には今月は相当厳しい下げが続いたような気がします。あまりうれしくないですが、この程度の下げには多少慣れてきた感もあります。 個別銘柄については、今月は幻冬舎をナンピン。ほかにも数銘柄指値注文を出していたのですが、幻冬舎だけ約定しました。他には特にコメントなし。書くことがないので、久々に個別銘柄の損益でも書いておきます。 2420 CHINTAI -37.02% 2735 ワッツ -29.0% 3376 オンリー -26.94% 3711 創通 -10.76% 4298 プロトコーポ +21.47% 4333 東邦システム -31.48% 4502 武田薬品 +15.43% 7751 キヤノン +17.49% 7843 幻冬舎 -30.58% 9430 NECモバイリング -21.51% 9824 泉州電業 -40.35% 以前から保有している銘柄はいずれもほぼ-20〜40%のマイナス。唯一プロトコーポレーションだけがプラスを維持しています。今年新規に買付けたキヤノン、武田薬品工業は3月の底値で買えたので、現在もプラスで推移しています。 バリュー投資に対するモチベーションは少し上昇してきています。が、積極的に新規銘柄を開拓するほど気持ちが盛り上がっているわけでもなく、淡々とPFの放置プレーを続けています。こういうときは何もせず小説でも読んでいるほうがいいのかもしれません。もしくは『賢明なる投資家』でも再読してみましょうか。 それから、今月初めてSBI証券の貸株金利を受け取りました。持株に新興市場株が多く、1%の金利がつくのでそれなりの金額が入ってきます。これは意外とうれしい。配当はそのまま再投資してパフォーマンスに含めていますが、貸株金利は新規に資金追加したものとしてパフォーマンスを修正しています。
中年化が進んだのか、最近かなり肥えてきました。どれくらいかというと、30歳のときの体重から+10%くらい。BMI値も25近くになっており、肥満の少し手前まで来ています。特におなか周りの脂肪がひどく、風呂上りに素っ裸で下を見るとアレが見えないくらいお腹が出ています(アレが小さいのではありません)。ということで、タイトルに惹かれてこの2冊をさっと読んでみました。 まずはこれ。 どちらかというとハード系な内容です。できるビジネスマンはトレーニングもできる、と。つまりぽっちゃり〜おデブさんは仕事ができない人と思われますよ、と暗に煽られます。そういう意味ではこの本、勝間女史やレバレッジ本田氏などのビジネス書に近い印象を印象を受けます(実際、本田氏とは仲良しのよう)。ストイックに身体を鍛えるのはかっこいいのかもしれませんが、多少かっこ悪くても楽をしたい私には不向きな本だったようです。マッチョな身体になりたいわけじゃないし。仕事できないと思われてもいいし。ただ、糖尿病などの生活習慣病にはなりたくないので、食生活と運動不足には気を付けたほうが良さそうです。 次はこれ。 こちらは、ソフト系な内容です。バリバリ筋トレしましょうという前書とはかなり違う内容です。「肉体改造」なんてタイトルから、ハードなトレーニングの解説でも書かれているのかと思っていたのですが、軽い動作で身体のコンディションを整える方法がいろいろ書かれています。書かれていることにはそれなりに説得力があるのですが、本当にこのトレーニングだけで「肉体改造」できるのかは不明。具体的なトレーニング方法が書かれているので、そのとおりにいくつかの動作をやってみたのですが、すぐに身体の調子がよくなるということはなさそうです。やはり継続は力なりですかね・・・。あと、イラストと文章の説明だけでは力の入れ具合など、微妙なニュアンスがわからないので、専属のトレーナー(カウンセラー?)について教えてもらわないと効果がないのかもしれません。 結局、この2冊の本を読んで得た結論は、夕食後のアイスクリームを止める、間食のお菓子を止める、満腹になるまで食べない(最近食欲旺盛なので明らかに食べ過ぎてます)、自転車通勤以外の有酸素運動をやってみる、等々で摂取カロリーを抑えつつ、運動で体調を整えるという至極まっとうな方法で痩せるしかないかなということでした。 「夜中にラーメン食べても太らない」身体になりたいです・・・。
図書館から借りてきて読了。久々に読んだ海外の投資本です。 著者は『 ウォール街で勝つ法則』のジェームズ・P・オショーネシー。今回の本は多少タイトルが怪しげなのですが、収録されているデータは興味深いものでした。 グロース・バリュー、大型株・小型株などの各ファクターの過去のリターンについて分析されており、今後20年間で一番高いリターンを出すのがどのカテゴリの銘柄かを予想しています。で、いろいろな分析や過去のリターンのグラフの解説が書かれているのですが、結論から言うと、大型バリュー株(高配当利回り銘柄・ダウの犬など)と小型株(それも超小型株)を適度に組み合わせたポートフォリオが今後20年間でもっとも高いリターンを上げるとされています。ちなみに債券のリターンについても記載がありますが、基本的に債券のリターンはインフレに勝てるか勝てないかで実質リターンがほとんどないので長期投資の対象として不適格とされています。 これらのポートフォリオの資産配分については、保守的な配分からもっとも高リターンが望める配分までいくつか紹介されているのですが、投資信託を用いたポートフォリオの構築には否定的で、個別銘柄、もしくはETFを利用したポートフォリオの構築を勧めています。本書では実際に各ファクターの代表的なETFが紹介されており、海外(米国)の証券口座を利用している人であれば、すぐにでも本書で紹介されているポートフォリオが構築できそうです。 ただし、収録されているデータが米国株のものだけですので、日本株だけに投資している私のような投資家や、国際分散投資をしている投資家にはあまり役に立たないかもしれません。それでも、本書の中で興味深かったのは、超長期の20年移動平均リターンがバリュー・グロース、大型株・小型株などの各ファクターで算出されている点でした。 あくまで米国株のデータなので、どれくらい日本株と相似しているのかは不明ですが、少なくとも過去数十年間の超長期データでは、20年移動平均でもほとんどの期間でグロースよりバリュー、大型株より小型株のほうが高リターンをあげていることは確認できました。また、バリュー・小型株のいずれのファクターも大部分の期間で市場平均(S&P500)をアウトパフォームしています。 少し前のエントリで今後20年の株式のリターンがどうなるのかいろいろ考えてみようと書いていたのですが、この本はそのヒントを提供してくれそうです。 最後に、本書から心に残った部分を引用しておきます。 最も重要なことなので忘れないでほしいのは、どんなに入念に選んだ投資戦略でも、ほかの戦略やほかの市場セグメントに勝てない時期も必ずあるということだ。賢明な戦略に長期的に打ち込んで、そこからリターンを得られるのは、超長期に集中していられる投資家だけなのである。成功する投資家は受け身の姿勢を保ち、現在の市場の動きで自分の投資決定を変えたくなるような衝動を抑えることが肝心だ。
うちの会社はお盆も休みなしです。というか、わが社の属する業界はお盆休みというものがありません。ということで、私は今日も出勤しております。でも会社周辺のオフィス街は閑散としており、休んでいる同僚も多いので、気分的にはお休みモード。今日は(今日もかな・・・)仕事は適当にこなして定時でさっさと帰るつもりです(このエントリも仕事中にこっそり書いてます)。 私の復職後の仕事はというと、はじめの1ヶ月は総務部付という立場で実質的に仕事なしでしたが、先月半ばからIRを担当している部署に異動になり本格的に仕事を受け持つようになりました。9ヶ月も休んでいたので、まだまだ身体が仕事に慣れておらず、休み休み仕事をこなしている感じです。幸い薬(抗うつ薬)の副作用がそれほど強くなく、ときどき眠気が出る程度なので、規則正しい生活で夜はしっかり睡眠をとり、会社では昼休みに軽く昼寝をしておけば、終業時間まではほとんど問題なく過ごせるようになってきました。 今やっている仕事の内容はIR関係の仕事なんですが、今のところ投資家さんからのキツイ電話などは受けていないので精神的にも気楽に仕事をしています。ちなみに、別のIR担当者の話によると、ときどきわけわからん電話をしてくる常連の個人投資家さんが何人かいるようで、なかなか対応が大変なようです。私もいつかそのわけわからん投資家さんの電話を受けたら、差し障りのない範囲でブログのネタにしようかと目論んでいます(笑。ちなみに、昨日はお盆の真っ最中なのにスウェーデンの投資会社から英文のアニュアルレポートを送ってくれとの問い合わせがあったみたいです。うちの会社、そんなもんつくってへんって・・・。 ということで、終業時間も迫ってきたので今日はここまで。
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