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iFund投資方針の改定

この3連休で、いままで読んだ本を参考に我が家の投資方針を大幅に改定しました。
(細かいところは端折ってます)

(1)基本方針について
企業の総合的価値(成長性・資産等)が株価以上の価値を持つと判断できる企業に投資を行う。また、投資対象とする株式は以下の3つに分類される銘柄とし、それぞれに分類された銘柄で分散投資を行う。

①割安優良株への投資
年5~10%程度の利益成長が過去数年間継続している優良株が一時的に割安になった段階で買付けを行い、割高と判断された段階で売却する。健全な財務体質を持つ企業を投資対象とする。

②小型成長株への投資
年20%以上の利益成長が過去数年間継続している小型成長株がある程度割割安であれば買付けを行い、成長が継続すると判断される限り原則的に売却は行わない。小規模な企業で、財務内容がある程度良好な企業を投資対象とする。

③資産株への投資
純資産総額が株価の時価総額を下回っている段階で買付けを行い、時価総額が上記純資産総額を上回った場合に売却。マイナス成長(資産の減少)でなく、健全な財務体質を持つ企業を投資対象とする。


(2)銘柄選択に使用する具体的な指標について

①財務の健全性を判断する指標
a.倒産予知モデル式(SAF2002値)
b.有利子負債/純利益倍率
c.自己資本比率
d.FCF
e.一株あたりの純キャッシュ

②企業の成長性を判断する指標
a.過去3~5年の経常利益の平均成長率
b.過去3~5年の粗利率・営業利益率・経常利益率の変化
c.過去3~5年間のROEの推移

③株価の妥当性を判断する指標
a.PER
b.PCFR (or PFCFR)
c.PBR
d.PER*PBR
e.成長率/PER(成長株にのみ適用)
f.上記のほか、ざっくりと企業価値を計算し、時価総額との比較も行う


(3)銘柄選択の参考にする確認事項
①対象企業の事業内容は単純で理解可能か?
②対象企業の事業には持続力があるか?
③対象企業は無理な多角化を行っていないか?本業に集中しているか?
④自社株買戻し・消却の実績があるか?
⑤インサイダー(経営陣及び持株会)の自社株所有比率は高いか?
⑥業績予想の信頼性はあるか?原則的に上方修正は可、下方修正は不可。


(4)ポートフォリオの構成
ポートフォリオは最大10銘柄程度までで構成し、優良・成長・資産株の各保有比率は以下の通りとする。各分類で有望な銘柄が無い場合は、キャッシュの比率を高めることとする。また、できる限り別業種の銘柄でポートフォリオを構成する。
①優良株:資産総額の50~70%で、5~7銘柄。
②成長株:資産総額の30~50%で、3~5銘柄。

(※成長株の株価が伸張することにより総資産額に対する成長株の保有比率が大きくなった場合は、該当成長株をそのまま保有するか、一部利益確定の売却を行う)
③資産株:資産総額の20%以内。銘柄数の指定なし。
(※該当銘柄が無ければ保有しない)


(5)その他
①信用取引は行わない。
②配当は再投資するものとする。
③株主優待で、換金可能なものは再投資するものとする。
④資金の追加投入は月初に行うものとする。


ということで、方針は固まりつつありますが、一番大事なのは、いつやってくるかわからない株価の下落局面(全体でも保有銘柄でも)や、相場全体の高騰時にもこの方針を守れるかどうかでしょうか・・・。
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[ 2005/07/19 21:32 ] 投資 | TB(0) | CM(0)

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