前回までの3回のエントリで紹介した条件式をもとに抽出した銘柄は以下の通りです。8月14日の終値及び8月13日までの業績データを利用してスクリーニングしています。

EV/EBITの値が低い(割安)順にソートしています。画面コピーの都合上、上位30社まで。その他の抽出条件は以下の通り。
以下の条件をすべて満たす。
EV/EBIT 8倍以下
PER 15倍以下
PCFR 13倍以下
PBR 5倍以下
SAF2002 100pt以上かつ、下記のいずれかを満たす。
ROIC 10%以上
ROA 7%以上
ROE 15%以上
営業利益率 20%以上 私が現在保有している銘柄は、基本的にこの条件を満たすものとなっています。ただ、買付け時に条件を満たしていても、その後の業績修正などでスクリーニングからもれていく銘柄もあります(最近では4333東邦システムサイエンスなど)。株価が上がってスクリーニングからもれたものについては、素直に売却して利確すればいいのですが、業績修正などでスクリーニングからもれた銘柄についての継続保有の判断はその都度適当に決めています。
ちなみに、比較的短期間で業績が回復しそうなもの(自分の勝手な推測なので当てになりませんが)や、配当が維持される場合などは継続保有しても良いと考えていますが、構造的に短期の業績回復がなさそうな場合、減配した場合、他に有望な銘柄がある場合は売却しています。最近業績の下方修正を行った東邦システムサイエンスについては損切りするかどうかまだ検討中です。
あと、このスクリーニング結果から買い付ける銘柄を選択する作業については、企業秘密です。というか、かなり感覚的な判断で買付けているので論理的に説明できないだけですが(笑。
ということで、私の手の内はすべて晒してしまいました。スクリーニング後の銘柄選択以外は誰でもできます。というか、スクリーニング後の銘柄選択ですべてが決まるのですが。くれぐれも投資はご自身の判断でお願い致します。
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おやっ、配当利回りor配当性向は条件に入っていないんですね。
インカム重視なら条件は一律で平等に比べられるんで楽なんですが
キャピタル重視だと業種(業態)の視点が必要になってくるのが難しいんですよねぇ。
※それによって出口の位置が変わってくるので。
オリジナリティがあるトコは評価が高くなり得るんですがそのセンスを身に付けるのが大変。
鋭いご指摘です。
配当利回りと配当性向はもともと条件に入れていたのですが、四季報のダウンロードデータの会社予想配当額は、会社によっては「数値なし」となっていることがあり、「配当利回り2%以上」などと条件を付けてしまうと、配当予想額のデータが無いが故にスクリーニング結果からもれる銘柄がでてくるのです。
それを回避するために、配当関連の条件はすべてフリーにして、スクリーニング後の銘柄選択時に数値を確認するようにしています。
ちなみに、インカムゲインはあまり考慮せず、無謀にもキャピタタルゲイン狙いで銘柄選択しています(いるつもりです)。信じるのは自分の直感のみ(笑。
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