『
バフェットの株主総会
』を読み終える前にこちらを先に読了。
著者は
JMMにも寄稿している菊地正俊氏。前著『
外国人投資家
』がいろいろ勉強になったので、これも読んでみました。内容は以下の目次の通り。
はじめに 株式市場の歴史的急落は何を物語るか
CHANGE1 資源・食料価格の高騰が家計を直撃した
CHANGE2 資源価格の上昇で誰が得をしたのか
CHANGE3 食料価格の高騰は誰が引き起こしたのか
CHANGE4 日本株は誰が保有し、誰が売買しているのか
CHANGE5 銀行や保険会社に預けられた資金はどこへ行くのか
CHANGE6 国債残高と年金財政は持続可能か
CHANGE7 日本の不動産市場は下落に転じたのか
マクロなおカネの流れについてあまり知識の無い私には勉強になる内容でした。著者の主観的な意見は少なく、データに基づいた事実が淡々と書かれており、ちょっと退屈な部分もありますが、これくらいの基本的な知識は身につけておいたほうがいいのかなといった感じです。なるほどね~と思う部分はたくさんありましたが、この本を読んで投資方針を変えるということは無いと思います。
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