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過去を振り返り、今考えていること

 2005年5月に株式投資を始めて、はや3年と少々。開始当初からバリュー投資をやっているつもりなのですが、久しぶりに自分をブログをゆっくり読み直してみると、投資に対するスタンスや考え方が随分変わってきていることに気付きました。

2005年5月~2005年8月頃
 2005年後半の上げ相場直前。右も左もわからないまま証券口座を開き、四谷一さんの本をそのまま実践。この頃買った銘柄は今になって考えると何を基準に買ってたのかはっきりしない。『賢明なる投資家』などの名著から、個人投資家のバリュー投資本まで何でも読み漁るものの、本質はほとんど理解できていなかったと思われる。

2005年9月~2005年12月頃
 9.11衆議院選挙後、上げ相場到来。何を持ってても相当なパフォーマンスが出せたであろう環境だったにも関わらず、中途半端な銘柄選択と下手な売り買いでチャンスを逃す。四季報のスクリーニングに懲りだしたのもこの頃。引き続き投資本を読み漁って、知識だけは一人前になったつもり。

2006年1月~2006年8月頃
 ライブドア事件を発端に、新興株の下落が始まる。もちろんこの相場に巻き込まれて損失拡大。真のバリュー投資とは低PBR銘柄への分散投資だ、と考え始める。株式投資開始から1年経過。でもイマイチ銘柄選択の基準ははっきりしていなかった。ロスカットの是非なんかについても熱く語っている自分がちょっと恥ずかしい。この頃には投資本を読むペースが落ちてきて、小説をよく読む。やや現実逃避気味だったかも。

2006年9月~2006年12月頃
 引き続き下落相場。そのうち騰がるだろうと楽観していた頃。KAPPAさんの本を読んで、銘柄選択(スクリーニング)の方法をある程度明文化。でもやっぱり買っては売り、買っては売り(ロスカット)の繰り返し。投資本の乱読をやめて『証券分析』を頑張って読む。

2007年1月~2007年6月頃
 下落相場一段落。パフォーマンスは一進一退が続いていた頃。ようやく銘柄選択の基準がある程度決まってきた。自分はバフェットにはなれないということにようやく気付く。スクリーニングで機械的に選び出した銘柄から、明らかに業績見通しが悪い企業、シクリカル銘柄っぽいものを除いて、あとは適当に業種を分散させる方法を取り始める。子供が生まれて、本を読む時間もブログを更新する時間もなくなり、投資についてあまり考えられなくなってきた時期。この頃、大きな臨時収入があり、運用資産が数倍に膨れ上がった。

2007年7月~2007年12月頃
 サブプライムローン問題による下落相場が始まる。さらに損失拡大。2007年前半に多額の運用資金を追加していたので、損失の大きさにちょっと(かなり)ビビり始める。この頃から体調が悪くなり、投資についてはあまり考えず、基準にしたがって買付けた銘柄を放置していた。子育てと体調不良で本当に余裕がなくて、ブログの更新頻度もかなり少なかった。相互リンク先のインデックス投資家さん達のブログに影響されて、インデックス派に乗り換えようかなとも思い始めた。何故かビジネス書を何冊も読んでいた。なんでだろう・・・。

2008年1月~2008年6月頃
 さらに続く下落相場。継続して損失拡大。大型株(日経平均)までダダ下がり。大型優良株が買付け条件にヒットするようになってきたので、PFに組み入れる。体調は良くなり、会社にも復帰。でもバリュー投資への意欲ほとんどなくなりつつある。バリュー投資より海外ETFなどに興味を持ち始めていろいろ勉強してみる。

2008年7月~現在まで
 どこまでも続く下落相場。まだまだ損失拡大。開き直ってPFは放置。体調はかなり回復して、ブログの更新頻度もちょっと多くなる。バリュー投資についてもいろいろ再考。巷ではインデックス投資派の皆さんがかなり元気で、バリュー投資家のブログは他の投資法へ移行するか更新が止まるかで、ほぼ全滅状態。

 ということで、だらだらと過去のことを振り返ってみましたが、これから先もしばらくは下落相場が続き、バリュー投資(に限らず株式投資全般)で利益を出すのは難しい状況が続きそうです。このような状況で、今考えていることは、ここでインデックス(市場平均)投資に乗り換えると、将来一番美味しい部分を取り逃がすことになりそうなので、今の投資戦略を固持したほうが良さそうだということ。今の銘柄選択方法で市場平均と比較して大きな損失を出しているわけではないので、このやり方を今後も継続してもいいと考えています。

 もともとバリュー投資はリターンのばらつきが大きいと頭では理解していたはずですが、実際に相場が長期に渡って低迷すると、どんなに優秀な投資家でも迷いが生じるということを、ようやく理解できたような気がしています。バリュー投資を始めた当初、私がお手本にしていた個人投資家さんも次々とバリュー投資界から姿を消しつつあります。近い将来、PF全体の損失が-50%を超えてもおかしくないようなこの状況でも自分の投資戦略を堅持して、愚直にPFを維持しつつ、なおかつ継続して買いを入れられる人が、何年か先に大きな果実を得ることができるのではないかと考えています。

「貴方の意見が他人と違うことと、貴方の意見の成否は全く関係ない。貴方が持つデータとその根拠が正しければ貴方は正しいのである。」 - ベンジャミン・グレアム
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[ 2008/09/14 02:43 ] 投資 | TB(0) | CM(2)

投資のスパン

よいエントリーですね。
こうやって、経時的に見ると、2年や3年のスパンでは、「いつ、お金をたくさん投入したか。」がパフォーマンスの成否を分けているように思います。
「バリュー投資のリターンがよい。」とか「低PERと高ROAを満たす銘柄に投資するのがよい。」といった考え方は、今後、証明されるとしても、10年、20年のスパンであるような気がします。
[ 2008/09/14 12:14 ] [ 編集 ]

>のっぽさん
ありがとうございます。
多少強がりなエントリでもあるんですけどね(笑。

長期的なリターンを見るには10年以上の期間が必要というのは、私も同じ意見です。ただ、ほとんどの人(私も含めて)は短期間のリターンが気になってしまって、バリュー投資を止めてしまう、もしくはそのとき流行っている投資法に走ってしまうという傾向が強いのだろうと思っています。だからこそバリュー投資の優位性が保たれているんでしょうね。
[ 2008/09/15 21:48 ] [ 編集 ]

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