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株式のリスクプレミアムと長期リターン

 山崎元氏の「山崎元のマネー経済の歩き方」の記事を読んでちょっと考えたことを書いてみます。
 
 株式の「リスクプレミアム」は5%なのか (ダイアモンドオンライン)

 この記事によると、

 筆者が、個人向けの資産運用の説明で使う数字も5%だ。ただし、筆者のイメージとしては、株式そのもののリスクプレミアムは6%で、現実に投資する際にかかる手数料などのコストを1%程度見込んで(実際にはもっと抑えたいが)、保守的な数字として5%を使っているつもりだ。


 とのことです。過去に読んだ投資本に書かれていた株式のリスクプレミアムも大体5~6%だったように記憶していますので、私もこんなものかなぁと思っています。これに、リスクフリー金利(日本なら0.5%くらい、米国なら1.5%くらい)を加えると、国内外の株式投資で得られる長期リターンは、理論上概ね6~7%位になるかと思います。確かシーゲル先生の青本(『株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド』)でも株式の長期リターンはこのくらいの数字だったと思います。今手元にこの本がないのでうろおぼえですが。

 この数字から株価収益率を逆算すると、14.3倍~16.7倍が適正な市場平均PERということになりそうです。ちなみに本日の東証1部全銘柄の平均予想PERは15.85倍。ってことは、今の株価水準はまぁ適当なラインなんだろうなという結論になります。

 で、ここで少し考えさせられたのが山崎氏の記事のこの部分です。

 過去の長い期間の(たとえば数十年間)実際の株式の収益率とリスクフリー金利を比較して平均を求めても、過去と将来の市場環境や投資家の考え方が同じとは限らないから、これが目下のリスクプレミアムであるとはいえない。


 この部分を違う角度から考えると、過去のデータから長期間の株式のリターンは概ね計算できるけれど、期間を短くした場合(たとえば米国の大恐慌の真っ只中や日本のバブル全盛期など)は株式のリターンがどうなるのかまったく読めない(リスクプレミアムが無茶苦茶になっちゃう)とも考えられます。

 でもってさらに考えると、将来のことは誰にもわからないので、今我々が投資している期間の株式の期待リターンが7%であるという保証はまったくないわけです。私が超長生きして、投資期間が40~50年となれば、株式のリターンは、途中で乱高下しても最後には平均回帰して7%くらいになっているかもしれませんが、できればもっと早く引退したいので、個人的には今後20年くらい(そのとき私は50代半ば)の株式のリターンがとても気になります。

 以上、なんとなく思いついたことをだらだらと書いてきたのですが、日本市場に絞って株式のみの投資をやっている身としては、将来の株式の期待リターンがどうなるのか、過去のデータからいろいろ考えてみる必要があるかなと思っています。あわせて、過去のバリュー株のリターンが市場平均と比べてどうだったのかについても、期間を絞っていろいろ調べてみると面白そうです。
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[ 2008/08/05 18:26 ] 投資 | TB(0) | CM(0)

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