上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ]
スポンサー広告 |
トラックバック(-) |
コメント(-)
妻が図書館から借りてきた本を横取りして読んでみました。始めはちょっと胡散臭そうな感じがしたのですが、読んでみると結構よい内容でした。
全文ほぼ対話形式になっており、読みやすい本だと思います。人間関係に関するスキルをいくら高めても、自分自身が「箱」に入ってしまっては(自己正当化が常態化してしまっては)何の意味もないですよ、ってなことが切々と述べられています。書かれていることは非常に論理的でわかりやすいのですが、「箱」から出るのは簡単ではなさそうです。
私自身を振り返ってみると、ずいぶん昔から「箱」に入っており、永年に渡ってかなり巧妙な自己正当化を行っているように思えます。他者を肯定しているようで、実は何も認めていなくて、そんな自分を否定しているようで、本当のところはそんな自分を全然変える気がないというような、何だかややこしい感じです。時々、家族・友人・同僚に対して、自分との間に薄い防壁のようなものを作ってしまっているようにも感じています。
この性格のクセはなかなか直せそうにありませんが、少なくともちょっとおかしいかなとは気付き始めたので、何とかしてみよう。といった感じです。一方で、コミュニケーションってのは本一冊読んだくらいで上手くいくような簡単なものではないとも感じています。
- 関連記事
-