久しぶりに投資関連の本を読みました。
rennyさんのブログで紹介されていた本です。
Amazonの書評ではいろいろ書かれているようですが、私は結構いい内容の本だと思いました。投資関連の書籍を何冊か読んでいる方には物足りないかもしれませんが、基本的なことはほとんど押さえられているし、何よりも内容が簡潔にまとまっていて読みやすいです。
私が気に入った部分は仕事と投資を自転車に例えたイメージでした。私の中では自転車の両輪がそれぞれ「仕事」と「投資」というイメージだったのですが、この本では自転車の両輪は「仕事」で、「投資」は補助輪とされています。確かに自分で稼ぎ出すキャッシュフローが無ければ投資もクソもないので、投資についてこまごま考える前に本業の「仕事」できっちり稼ぐことの方が重要なように思います。
また、本文中に年収3億円を稼ぎ出す人と宝くじで3億円当選した人がパーティで同席しても同じレベルの会話は出来ない(うろ覚えですが多分こんな内容)と書かれていましたが、確かにその通りだと思います。充分な資産を持ち、それを維持するのにはそれなりの知識と経験が必要で、それは一発当てて資産を得るだけでは手に入れられるものではないと思います。
同じ出版社から
『35才、サラリーマン夫婦が5000万円の資産をつくる法 』 という本が出版されており、以前読んだときに地味ながらも共感を覚えたのですが、この本も同じように地味ですがまっとうな内容でいい本だと思います。
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資産が1億ぐらいになると自転車の両輪の大きさが同じくらいになるんですかね(^^)
どんなに資産が増えても後輪がブレーキになる年は必ずあるのでしょうから、仕事はきっと大事なのでしょうね。
そうですね。配当・分配金・利息収入などが年収が並ぶくらいになれば自転車の両輪と考えてもいいのかもしれませんね。
確実にキャッシュを得るための仕事も大切でしょうし、生甲斐としての仕事も大切かと思っています。
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