先日のエントリのコメントで第三世代インデックスという言葉が出てきて、何のことやらさっぱり分からなかったので、ググって調べてみました。
第三世代インデックスという単語で一番初めにヒットしたのが
これでした。この解説によると、インデックスは次のように発展しているそうです。
第一世代ダウ・ジョーンズ工業株価平均(米国)、日経平均(日本)など。
比較的少ない銘柄の株価の単純平均で算出される。
(Wikipediaの
株価平均型株価指数の解説)
第二世代S&P 500(米国)、FTSE-100(英国)、TOPIX(日本)など。
第一世代より多くの銘柄で構成。時価総額加重平均により算出。
(Wikipediaの
時価総額加重平均型株価指数の解説)
第一世代インデックスや第二世代インデックスでは、株価単純平均の場合値がさ株の影響が大きいこと、時価総額加重平均の場合浮動株の少ない銘柄で株価変動の歪みが生じるなどの問題があり、これらを解決するために浮動株を調整した株価指数が算出されているようです。ちなみに
TOPIXはすでに浮動株調整を行っています。ということで、
第三世代2006年6月30日以降のTOPIX、MSCIなど。
浮動株式数を調整したインデックス。
(Wikipediaの
浮動株基準株価指数の解説)
ということになるようです(難しい・・・)。
はじめに取上げた
解説によれば、Russell/Nomura日本株インデックスも浮動株調整が行われており、バリュー/グロース、大型株/小型株などのサブ・インデックス(スタイル別インデックス)も算出されているようです。こうしたサブ・インデックス(スタイル別インデックス)を持つのも第三世代インデックスの特徴であるようです。Googleで”シーゲル ETF”と検索すると、シーゲル博士の理論を基にしたインデックスなどが出てきてなかなか面白いです。
Russell/Nomura日本株インデックスについては、スタイル別のリターンを見てみるとなかなか面白いことになってますが、それはまた次回に。
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インデックスにこれ以上の進化はあるんでしょうかね。
第一世代のダウ平均株価も当時は最先端のものだと思われていたそうですから、おそらく私の想像力が欠如しているだけなんでしょうけど(^^;)
ここまでくると、そもそものインデックスの定義がよくわからないです・・・。インデックス投資と言えば市場全体をそのまま買うってイメージがあったのですが、第三世代はそれとはなんとなく違うような気がしますし。
インデックス投資も意外に難しそうです。
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