ジェレミー・シーゲル著『株式投資』、やっと読了。
原書は以前読んだ『
シーゲル博士の株式長期投資のすすめ
』と同じ"Stocks for the Long Run"。『シーゲル博士の~』は第2版、『株式投資』は最新の第3版ということで、インターネットバブルや行動ファイナンス等について加筆されています。基本的な結論は第2版同様、インデックスファンドやETFを利用したバイアンドホールド戦略で株式を長期的に持つことによる高利回りを得ることができる、ということのようです。
ただし、シーゲルの最新著作(日本語版出版はこちらが先)である『
株式投資の未来
』では少し違った結論が出されていますので、両方目を通しておくのが良いかと思います(『株式投資の未来』については
以前記事を書いています)。
投資関係の翻訳書を読むと、いつもアメリカの株式市場に関する基礎知識が必要だと感じるのですが、この本ではアメリカの株式市場について幅広い記述があるため、他の翻訳本を読む前にこの本を読んでおくといいかもしれません。
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ざっくり眺めただけで
本棚にしまったままです(^^;)
株式投資の未来はすんなり読めたんですけどね。
結局、この本の結論はETF
株式投資の未来の結論はETF+高配当株
ってことでしたっけ?
あ、書いちゃダメですか(^^;)
確かに『株式投資の未来』の方が面白かったですね。わたしもこちらの方がすんなり読めました。
青いほうは米国株式中心のインデックス投資&バイアンドホールドって結論で、赤い方は国際インデックス投資+個別株投資って結論だったと思います。どんな個別株を買えばいいのかはよく覚えてません(笑。
http://www.wisdomtree.com/home.aspジェレミー・シーゲルは、現在、wisodomtreeで、
上級投資戦略アドバイザーをしています。
シーゲルの最新の考えに基づいたETFを出しています。
いずれも、第三世代インデックスに基づいたパッシブ
運用のETFで、サイトにバックテストの結果が公開されて
います。配当加重ETFは一年前ほどから、収益加重ETFは
つい最近ローンチしています。
配当加重ETFの、ローンチ後のリターンは、通常の
時価総額加重平均インデックスを上回っています。長期
的にも上回っていく確率が高いです。
http://finance.google.com/finance?q=dtd+vti&hl=enhttp://finance.google.com/finance?q=dwm+efa&hl=en1yでの比較しかでませんが、今のところシーゲルは結果を
出しています。
>名無しさん@お金いっぱいさん
貴重な情報ありがとうございます。
やっぱり投資先進国は違いますね。こんなETFがあるなんてまったく知りませんでした。英語が出来ないとダメですね。このエントリを書いてるときにシーゲルの最新著作だけでもamazonで調べておこうと思ったのですが、よく分かりませんでした・・・。
それにしても、配当加重ETFのリターン、1年だけですけどすごいですね。第三世代インデックスの意味がぜんぜん分からなかったので、さっそくググってみたら、こんなブログを発見しました。
ttp://401k.sblo.jp/
シーゲル博士も米国ETFもなかなか奥深いですね・・・。私ごときにはついていけそうにありません。
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