『スティーブ・ジョブズ-偶像復活』を読了。
このスピーチがとても素晴らしかったので、この本を図書館で借りて読んでみようと思ったのですが、予約待ちで順番が廻ってくるまでに1年以上かかってしまいました・・・。
スティーブ・ジョブズ本人はこの本がかなりお嫌いの様子。確かにこの本ではジョブズは狭量で自己中心的ながら強力なカリスマ性をもつ特異な人物として、かなり偏った視点で描かれているようにも思えます。ジョブズのパーソナリティがこの本の通りなのかどうかはさておき、ジョブスなればこそ現在のアップルが存在し得たのは間違いないように思えます。
偉大な経営者の伝記としてジョブズの人生を読むのは楽しいですが、この本を読む限り個人的には勤め人としてジョブズの会社に勤めるのは勘弁してほしいなぁと感じました(その前にすぐにクビにされそうですが・・・笑)。
ちなみに、Apple Incの株価を見てみるとこんな感じになってます。

ジョブズがアップルの暫定CEOとなったのが1997年ですので、その頃の株価と今の株価を比べると約10倍になってます。あとから考えれば、このときアップル株を買っておけばなぁと思うのでしょうが、ジョブズがアップルを今のような会社にしてしまうなんて誰も思いつけることではなかったと思います。よく、「ある会社に投資する場合は経営者を見ることが大切だ」などと言われますが、ジョブズのような人物を見ると、普通の投資家は5年、10年先に本当に大きな利益をもたらしてくれる経営者を見抜くことなど不可能ではないかと考えてしまいます。
私が本格的にPCを使い始めたのが1998年頃で、当時はWindows全盛時代だったので、スケルトンのカラフルなiMacを見てもほとんど興味を持てなかったのですが、Mac OSXのGUIを始めてみた頃からMacに興味を持ち始め、今ではiBook(二代目)が我が家の家計管理兼写真・動画管理PCにっています。私のような凡人には偉大な経営者を見抜いて利益を上げるより、偉大な経営者の作った素晴らしい製品で楽しませてもらうほうが現実的であるようです。