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『証券分析入門』

 『証券分析入門』、やっと読了(半月ほど前)。
ビジネスゼミナール 証券分析入門ビジネスゼミナール 証券分析入門
井手 正介 高橋 文郎

日本経済新聞社 2005-07-23
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 1年近く書棚に寝かせてあったものをやっと読み終えました・・・。ファンダメンタル分析に必要なファイナンス理論や決算書の見方、情報収集の仕方などがよくまとまっている良書だと思います。

 特に興味深かったのは第12章の「経済付加価値(EVA)分析による企業評価」でした。私のいい加減な理解では”EVA(経済付加価値)=ROIC(投下資本利益率)-WACC(加重平均資本コスト)”(正確な定義とは違いますので注意)ということで、投下資本による利益が資本調達コストより高ければ、その企業は付加価値を生み出している、ということになるようです。つまり”ROIC<WACC”な企業は企業(株主)価値を破壊するダメ会社ということですね・・・。でもって、日本ではつい最近までこんな会社ばっかりだったということにも驚かされました。資本を食う豚ばっかりだったとは。

 ファイナンス理論に基づいた個別銘柄のファンダメンタル分析を勉強するならこの本一冊読めば充分かもしれません。ただ、残念だったのは証券分析の実践についての記載が少なく、内容的にも検証期間が短すぎてほとんど参考にならなかったところでしょうか。”教科書”としての内容はしっかりしているので、あとは自分自身がこれをどう使うかにかかっていそうです。

 ちなみに読後数日でほとんどの内容を忘れてしまった私には緻密なファンダメンタル分析は無理そうです(笑。
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[ 2007/01/18 15:24 ] 投資関連書籍 | TB(0) | CM(4)

よい本ですよね。

私、投資本の中ではこの本が一番好きですよ。
おっしゃるとおり、この一冊あればファイナンス理論は足りると思います。
辞書代わりにも教科書代わりにも使えますし。
(というか大学で教科書としてよく使われているようです。)

内容がかなり重複するのですが「ビジネスゼミナール 経営財務入門」という本もありまして、こっちも読むことでコーポレートファイナンスの理解が深まりました。

あとItoさんのおっしゃるとおり、最初はとっつき難いというか忘れやすいような感じで、もうちょっとわかりやすく書いて欲しいという部分がいくつかありますよね。

突き詰めると、証券分析の方法って
1)類似会社比較
2)純資産価格法
3)収益還元法≒配当割引モデル≒DCF法

ってことだけですもんね。
[ 2007/01/19 02:46 ] [ 編集 ]

読んでよかったです

かまぽんさんの仰るとおり、ほんと個別銘柄分析のための”教科書”って感じですよね。ブログを書く際に主要な部分を読み返しましたが、何度も読むべき本だなぁと思いました。以前コメントでかまぽんさんに触れていただけなかったら、この本はいまだにお蔵入りのままかもしれません。ありがとうございました。

確か、「経営財務入門」の方が出版が先でしたよね。気にはなってました。買うかどうか迷っててまだ注文してません・・・。

> 突き詰めると、証券分析の方法って
> 1)類似会社比較
> 2)純資産価格法
> 3)収益還元法≒配当割引モデル≒DCF法
> ってことだけですもんね。
確かにそうですね。個人的には3は理論は正しいけど、元になるディスカウントレートなどの変数を推定するのが困難なので、少なくとも個人投資家には使いこなせないと感じてます。だからマッキンゼーもいまだにホコリを被ってます(笑。

個人投資家の個別株のバリュエーションについては、どんな方法が(私にとって)一番最適なのか最近いろいろ考えてしまいます。
[ 2007/01/19 09:10 ] [ 編集 ]

DCF法

私もどうも苦手ですね。
WACCもファイナンシング方式のROICも
現実とあんまりマッチしないと思うので。

資産価値とFCFを大雑把に推計できれば
無理してDCF法で計算した理論株価を気にする
必要はないのでは?と思っています。
それよりも定性分析と買値の方が大事かなと。

とかいいつつ毎度エクセルで
計算してはいるんですけど(^^;)

まあ思索は尽きないですよね。
[ 2007/01/21 01:28 ] [ 編集 ]

ちょっと二日酔いです・・・

少し前のエントリでも引用しましたが、結論は結局こういうことになるのかとつくづく思います。
ところで、将来のFCFを予想し、適切なディスカウントレートを決めて理論株価を計算するようなことは、ぶっちゃけた話、誰もできないので、実際のところ、どんぶり勘定が使われます。

それでもって、私も同感なのですが、
> それよりも定性分析と買値の方が大事かなと。
ということであれば、どこまでいっても個別株投資ってのはアートな世界なのかもしれませんね。森生明氏の『MBAバリュエーション』のコラムに「米国投資銀行の現場は算式よりアートな世界」ってのがあったのを思い出しました。
[ 2007/01/21 12:48 ] [ 編集 ]

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