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『ドクター田平の株「科学的」投資法』

 アマゾンでKAPPAさんの『東大卒医師が教える科学的「株」投資術』を購入した際、アマゾンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」でこの本が紹介されていたので、購入して読んでみました。
ドクター田平の株「科学的」投資法ドクター田平の株「科学的」投資法
田平 雅哉

日本実業出版社 2006-08-31
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 KAPPAさんの本と同じく、”エビデンス”に基づく株式投資を行うことを勧めていますが、KAPPAさんの本に比べると”エビデンス”がはっきり示されておらず、特にテクニカル指標の有効性についてはほんとに「科学的」なのか?と感じました。
 
 内容的には、バリュー投資に軸足を置きつつ、テクニカルな指標を利用してできるだけ短期間かつ効率的に利益を出す投資手法についていろいろ書かれていますが、内容の詰め込みすぎで説明不足な点が多いように感じます。ただ、著者が著書の中で、「この本では、できるだけ、個人の裁量の余地が残るように書いています。投資家それぞれがその投資法の考え方を理解して、自分のやり方にアレンジしたほうが良い結果が出ると考えるからです」と述べているので、意図的にこのような内容になっているのかもしれません。

 KAPPAさんの本に比べると説得力に欠けるかなぁと思いますが、この本を読んでいろいろ考えさせられる部分もありました。以下読後の雑感です。

・いわゆる”バリュー投資”と呼ばれる投資法でも、随分といろいろな考え方や手法があって、自分の手法をちゃんと理解していないといつまで経っても利益は出ないのでは?バリュー投資=長期投資ではない

・割安指標を利用して現在の価値と価格の歪みを捉え、短~中期の値上がり益を狙うのか、対象企業の将来価値を分析し、現在と将来の価値と価格の歪みを狙うのかでは、投資対象となる企業も保有期間も大きく異なるはず。

・デイトレードも成長株投資もバリュー投資も「安く買って高く売る」という原則は同じで(当たり前か・・・)、銘柄選択の視点(テクニカル・定性的ファンダメンタル・定量的ファンダメンタル)や売買方法(利食いと損切りの値幅)と投資期間(1日・短~中期・長期~永遠)が違うだけでは?

・どの投資法でも利回りは”利益(損失)額x回転率”で決まるとすれば、高い利回りを得るためには投資期間(資金が固定化される期間)が長ければ長いほど大きな利益が必要となるはず。自分の投資手法で想定される投資期間と必要な利益額(と許容される損失額)はきっちり把握する必要がある。

・で、自分の投資手法を振り返ると、割安指標のスクリーニングで現時点でおおまかな価値と価格の乖離がある銘柄を見つけ出し、その中からできるだけ短期間で値上がり益が得られそうな銘柄に分散投資する。現在の価値と価格の歪みを狙って、短期間で値上がり益が得ることを考えるなら、投資対象企業の何年も先の業績は分析対象外。また、割安でも予想が外れて含み損が増え続ける場合は、資金効率を考えて他の有望銘柄に乗り換えるべき。

 う~む。デイトレ=投機、長期保有=投資って考え方自体見直したほうが良いような気がしてきました。
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[ 2006/11/26 19:17 ] 投資関連書籍 | TB(0) | CM(8)

こんばんは。足の具合はいかがですか?

私はいまでもバフェット流ですが、デイトレ=投機、長期保有=投資、という考え方は捨てました。長期保有の方が賢明だなんて迷信だと思います。
[ 2006/11/26 21:40 ] [ 編集 ]

こんばんは。
足の方は膿が取れて腫れも収まってきました。ご心配頂きありがとうございます(^^)。

逆説的ですが、今回のエントリを書いていて、バフェットの偉大さがよりはっきりとわかるようになった気がします。私も空色さんみたいに向上心があればいいのですが、最近気力がついていきません。

本当に正しい投資法というのはひとつではないと思います、手法の正しい正しくないより自分のスタイルに合った方法で利益を出せるようになることが一番大切なことだと思っています。
[ 2006/11/26 21:58 ] [ 編集 ]

まさにこのスタイル

私は会社の将来性を一切加味しない、と考えるならば、ある時点の企業価値を金額として割り出すのは可能である、と思ってます。
但し、それを割り出した後には時間の経過によって価値が変動しているため、過去の価値しか出せない、という考え方です。

また株の値の付き方に関しては、その銘柄に投入されている金額の割合に応じて、参加者がどのような考え方で売買しているかにより決まると思ってますので、正確な価値を出す出さないにはあまり意味は無い、と考えてます。

>高い利回りを得るためには投資期間が長ければ長いほど大きな利益が必要となるはず。
これすごい大事だと思うんですよねー。同一期間内で株価1.5倍になる1銘柄を探すより1.2倍×2回転、のほうが現実的だしずっと楽だと思うんですよ。

ただ私はバフェット流を否定はしないんですけどね。そのような慧眼があり、自分にとってそれがベストだと考えるのならやればいいと思う。自分には無理だからやらないだけで。自分のアタマの限界を知って身の丈にあった手法を身に付けるのが一番安全だと考えてます。
[ 2006/11/27 21:18 ] [ 編集 ]

毎度です!

超長期の投資(バフェット流かな?)はよほどしっかり勉強して、なおかつ強い精神力があり、ついでに資金が豊富で対象企業の経営にまで口出しできるのであれば成功する確率は高いかもしれません。

かのバフェットさえも、当初は”しけモク投資”が中心で、チャーリー・マンガーと出会い、相当な投資経験を積んでから今の手法になったようですから、経験の浅い零細個人投資家にはあまり向かない投資法なような気がします。

理屈や理論よりも、現実的に利益を出す方法をドライに考えるなら、「投資を通じて企業を応援する」とか「企業の真の価値を見つけ出す」という理想論より、市場の歪み(アノマリー)を突いて利益を稼ぎ出しているという認識を持つ方が案外上手くいくのかもしれないと考えたりしてます。

ところで、少し前のコメントで損切りについていろいろお話しましたが、今回の結論は”損切りは必要”ということになってしまいましたね。
[ 2006/11/27 22:52 ] [ 編集 ]

ん~~

私は『損切り=機械的損切り』だと考えてるんですよね~。○○%下がったから強制的に切る、っていうアレです。業績の変動(下方修正とか)によって切るとか上昇余地が大きいほうに乗り換えるために切る、っていうのは自分が納得して切ってるので損失確定であって損切りではない、って考え方なんですが詭弁ですかねコレ(笑

goo辞書より
損切り【そんぎり】
相場で損を覚悟で見切り売りすること。ロス-カットともいう。

みきり【見切り】
見込みがないとして、あきらめること。みかぎること。

ウィキペディアより
損切り(そんきり)とは、損害が生じる見切り売りすること。
株を購入後に価格が下落した場合、さらに下落して損害が出る前に処分する、または別な株に乗り換えて利益を出すなどの思惑で行われる。

ってどっちもアウトか。従って自分の手法としては『機械的損切り以外の損切りはします』に訂正致します。
[ 2006/11/27 23:35 ] [ 編集 ]

提案

”損切り”、”ロスカット”って言葉の響きがどうも良くないのかもしれませんね。ナベさんが引用されている辞書での意味もなんとなく後ろ向きな感じがしますもんね。

”乗り換え”とか”仕切り直し”とか”現金化”とか”節税売り”なんてのはどうでしょう?(笑

私も一定の基準を設けた機械的な損切りはどうかと思うのですが、資金効率を考えてどの程度の含み損までなら耐えられるのかは意識しておいた方がいいのかなぁと思ってます。
[ 2006/11/28 19:41 ] [ 編集 ]

そうすねー

やっぱしその方がしっくり来る。←認めたくない人
そういえば損切りって言葉の認識の違いについて初めて語った気がするな~。こう思ってたのって自分だけなのかなぁ。いや、ホント為になりました( ´∀`)
[ 2006/11/29 21:38 ] [ 編集 ]

私的には”節税売り”ってのが一番気に入ってます。これなら含み損が多いほど売り払うときに税金のことを考えれば気分が良さそうだから(笑。

為になってよかったです。ってほんとにこんなで良かったんでしょうか???(笑。
[ 2006/11/29 23:33 ] [ 編集 ]

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