今読んでいる『
バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ
』でも、先日のブログに書いた
この記事で触れた「ウォールストリート(Wall Street)」の由来について触れられていたので補足しておきます。
以下、『
バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ
』から引用。
十七世紀半ばに、オランダ西インド会社のストイべザント総裁の命令によって、ウォール街の名前の由来になった「壁(ウォール)」が建設された。
ここに壁が作られたのは、熊(ベア)が雄牛(ブル)などの家畜を襲うのを防ぎ、インディアンの襲撃を防ぐためであった。その後、ウォール街は熊(弱気筋)と雄牛(強気筋)を同じ場所で飼うようになった。
ということで、司馬遼の説明とはちょっと違うようです。ちなみに、Wikipediaでは
このように説明されています。どの文章も微妙に違いますね。『バブルの歴史』に書かれている文章は太字部分に”ひねり”が利きすぎてるのように感じるので、Wikipediaの説明が正解なのかもしれません。
『バブルの歴史』は、まだ読んでいる最中で、大恐慌時代にも達していませんが、投機や投資に関する「トリビアの泉」的知識満載でなかかな面白い本です。
- 関連記事
-