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ウォールストリート(Wall Street)の由来についての補足

 今読んでいる『バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ』でも、先日のブログに書いたこの記事で触れた「ウォールストリート(Wall Street)」の由来について触れられていたので補足しておきます。

 以下、『バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ』から引用。

 十七世紀半ばに、オランダ西インド会社のストイべザント総裁の命令によって、ウォール街の名前の由来になった「壁(ウォール)」が建設された。

 ここに壁が作られたのは、熊(ベア)が雄牛(ブル)などの家畜を襲うのを防ぎ、インディアンの襲撃を防ぐためであった。その後、ウォール街は熊(弱気筋)と雄牛(強気筋)を同じ場所で飼うようになった。


 ということで、司馬遼の説明とはちょっと違うようです。ちなみに、Wikipediaではこのように説明されています。どの文章も微妙に違いますね。『バブルの歴史』に書かれている文章は太字部分に”ひねり”が利きすぎてるのように感じるので、Wikipediaの説明が正解なのかもしれません。

 『バブルの歴史』は、まだ読んでいる最中で、大恐慌時代にも達していませんが、投機や投資に関する「トリビアの泉」的知識満載でなかかな面白い本です。
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[ 2006/07/16 20:38 ] 投資 | TB(0) | CM(0)

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