久しぶりに図書館から村上龍のエッセイ集を借りてきました。1~2日で軽く読み流せるかと思ってたんですが、予想外の大部で読み終えるのに結構時間がかかりました。
文学・自身の作品・教育・経済・世界(サッカー)などのテーマに分けられたエッセイが約170タイトル掲載されています。かなりマニアックな出典のエッセイも収録されており、こんな文章も書いてたんだ~っていうものもありました。
印象的だったのは村上春樹との出会いについて書かれたエッセイや、自身の家族(妻・姉・息子など)が登場するエッセイでした。過去に読んだ村上龍の小説、エッセイでは家族の影がまったく見えなかったので、家族について触れる文章を書いているのは意外でした。ちなみに、このエッセイ集の中で「自分の一番大切なものは作品にしない」といった主旨のことも書かれています。
しばらくチェックしていないうちに、こんな本も出ているので近いうちに読んでみようと思います。
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