このブログを始めたのが2005年5月1日(当初はYahoo Blog)。初めて株を買ったのが2005年5月23日でした。株式投資を始めて1年が経過しましたので、この1年を振り返ってみようと思います。

まずは運用成績から。2005年5月23日~2006年5月23日までの
1年間の通算運用パフォーマンスは+5.88%。ただし、
5月23日時点で約2万円程度の元本割れとなっています。随時追加資金を投入していたので、このような結果になったようです。
実際の資金追加は随時行ってましたが、半年単位に単純化して計算してみると、
当初半年間:元本100万円を+20%で運用して120万円。
後半半年間:120万円に100万円追加、220万円を-10%で運用して198万円。 運用資産は200万円(当初100万円+追加100万円)に対して1年後に198万円なので、1年間で2万円の元本割れ。通算運用パフォーマンスは120%x90%=108%ということで、1年間の通算で+8%、ということになります(パフォーマンスの計算方法にイマイチ自信がないので、間違ってたらご指摘ください)。こうしてみると、資金を積極的に追加した時期と、相場全体の下落が始まった時期が重なったことが元本割れに繋がったということになりそうです。もっと経験を積んでいれば、
下落が始まったときではなく下落しきった時点で資金を追加することが出来たかもしれません(もっとも、どの時点で相場が底を打ったのか判断できると考えること自体無理という考え方もありますが)。
個別銘柄の売買については、前半の半年間は、いろいろな本を読むたびにそれらの本に影響されて銘柄入れ替えを繰り返し、入れ替えに買付けた内の数銘柄でストップ安、ロスカットを行い(
しかも調子に乗ってそれらの銘柄のポジションを大きく持っていた)、逆に入れ替えで売却した銘柄は値上がりするなどで、昨年末の上げ相場に完全に乗り遅れてしまいました。結果、
昨年末時点でのTOPIXとJASDAQの年間パフォーマンスが+45%弱であったのに対して、
私の運用成績は昨年末時点で+20%弱となりました。
昨年末から今年始めにかけては、売買ルールを固定化し、低PBR銘柄を中心に買い持ちを続けており、年初来のパフォーマンスはマイナスですが、なんとかJASDAQをアウトパフォームしているという状態です(TOPIXには負けていますが)。ちなみに、5/23時点での2006年の年初来各パフォーマンスは以下の通りとなってます。
iFund:-11.3%
TOPIX:-4.27%
JASDAQ:-18.26% この結果を見る限り、去年の5月23日にTOPIX ETFを購入し、そのまま追加資金でTOPIX ETFを買い続けたほうが、遥かに高パフォーマンスを生んでいたということになります。しかし、この1年間で本や経験を通じて勉強してきたことは無駄にしたくないので、少なくとも今後数年は今のスタイルで個別銘柄への投資を続けて行きたいと考えています。
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