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『会社の値段』

 『会社の値段』読了。最近新書ばっかり読んでるような気がします(ちなみに今は『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』を読んでます)。
会社の値段会社の値段
森生 明

筑摩書房 2006-02
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 ずいぶん前に、同じ著者の『MBAバリュエーション』を読んでこんな記事を書いていますが、この本は読みやすかったです。ライブドアとフジテレビ・楽天とTBS・村上ファンドと阪神電鉄などを例にとって、「会社に値段を付ける(企業価値を見積もる)」ということがどういうことなのか説明しています。『MBAバリュエーション』はやや専門的だったのですが、この本では企業価値の算出方法については簡単に説明するにとどめ、正確に企業の評価を行うということが資本主義というシステムの中でいかに重要かということに多くのページを割いています。

 著者の言葉の中で印象に残ったものを幾つか。
 

「会社を上場公開し、不特定多数の投資家が売り買いできる状態にした以上、その時点で会社は売られたことになるのです。」(会社の上場準備業務に携わる身として、いろいろ考えさせられました。出来れば経営陣にこの部分を読んで欲しい・・・)

 「『すべてのステークホルダーにとっての企業価値』という曖昧になりがちな基準より、ストレートな株主価値という基準を用い、その算定を正しく行う投資家層を育てることが、この国の資本主義社会を健全に進化させるための重要なカギとなります。」

 「元本保証だから安心、と預けていた金が、銀行の不良債権処理に使い込まれたり、政治家が既得権益層への利益誘導で、郵貯や国債や年金の資金を使って、無駄な道路、コストの高い橋やリゾートを作らせたりする現実に腹を立てるのはいいですが、有り余るほどの資金を彼らに提供しているのは、実はローリスク・ローリターンでかまわない、と投資活動を他人任せにしている自分自身だということを自覚すべきでしょう。」

 「投資価値の算定手法を学び、投資先を真面目に考える習慣を身に付けることは、『持てる者のたしなみ』です。」


 頑張って、もう一度『MBAバリュエーション』を読み直そう!
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[ 2006/05/23 21:50 ] 投資関連書籍 | TB(0) | CM(0)

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