昨日の続きです。GMOインターネット証券の今後をちょっと考えてみました。
まずは熊谷代表のブログから。
http://www.kumagai.com/?eid=356http://www.kumagai.com/?eid=358http://www.kumagai.com/?eid=359 キーワードは、
「チープ革命」「ネット証券2.0(Web2.0)」「API公開(接続仕様公開)」ということになると思います。
また、
「私達の一つ目の特長は、「業界でもっとも低料金なサービスの提供」です。そして、二番目の特長は、「余分な機能を省き、決済の仕組みに機能を特化」したことです。そして、三番目の特長は、「API公開、即ち接続仕様の公開を行い、インターネットの力でお客様、業績の拡大を図る」という方針です。」
「一番有名なAPIの公開事例はアマゾンですね。」
という熊谷氏の言葉は、『ウェブ進化論』の
”第三章 2.アマゾン島からアマゾン経済圏へ”の内容をそのままなぞっているような感じです(これらのエントリーを読んだ頃、ちょうど『ウェブ進化論』も読んでたところでした)。
ということで、今後こんな展開になったら面白いなぁと思ったことをつらつらと。
・四季報CD-ROMなどのアプリケーションとGMO証券を接続してクライアント上のアプリケーションから売買注文ができるようになる。もっと進んで四季報CD-ROMで設定した条件で自動売買など(別にアプリケーションは四季報CD-ROMでなくてもいいですが・・・)。
・誰か(もしくは複数の有志)がネット上でGMO証券に対応した売買発注ツールを作成して無料(もしくは安価)で公開。このツールで逆指値、W指値などの売買注文も可能になる。
・GMO証券自身は無駄な開発費用などを使わず、ひたすら注文の取次ぎと決済のみに特化して限界までコストを抑えることで、売買手数料を限界まで下げる。
基本的にはGMOはこれ以上何もしないで手数料だけ下げ続けて欲しいです。ただし名証銘柄の取扱と、JASDAQの手数料は問題かと思うので改善して欲しいですね。んでもって、10月~12月のAPI公開後に面白いツールがいっぱい出てきたら楽しそう。
ということで、結論から言えば今のところGMOインターネット証券を使うことはないですが、
今後どうなっていくのかは興味津々といった感じです。
ジョインベスト証券にも口座を開こうかと思ってましたが、手数料的にも機能的にもE*トレードとそれほど差が無いように思えるので、すっかり興味を失ってしまいました。
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