今日は午後から休みを取って、検査結果を聞くために病院へ。昼過ぎの予約だったのですが3時頃まで2時間近く待たされました。焦らしすぎ。で、診断結果は
”縦隔の気管支原性嚢腫”ということでした。簡単に言うと、気管支に肺を形成する細胞が付着し、それが袋状になって中にたんぱく質(痰?)が溜まっている状態だそうです。無理に切除する必要も無く、放置するよりも手術するほうがリスクが高いので、手術せずに様子を見ることとなりました。去年の健康診断で撮影したレントゲン写真と比較しても大きさに変化がないので、まず問題ないとのこと。悪性化する確立もほとんどゼロに近いようです。念のため、来年もう一度CT撮影することになりました。
ということで、やっと
安心。余命数年の長期投資家のブログなんてシュール過ぎます。長生きしないと長期投資の意味無いし。今回、約3週間不安な時間を過ごして、
「生命に関わるリスクを負うことに比べれば、金銭的なリスクを負うことなんてたいしたことない」と思うようになりました。期待値が高いのであれば、少々リスクを取ってもいいのでは?と考えています。人生がいつ終わるかわからないとすれば、投資の目的は、資産の最大化ではなく
知的楽しみであるべきかもしれません(もちろん成果として資産が増えることは非常に重要です)。
話は変わって、病院の待ち時間があまりにも長いので、待ち時間だけで
『ひとびとの跫音』を読了。
正岡子規の養子、正岡忠三郎やタカジ(ぬやま・ひろし)の生死を描いた作品ですが、読んだ状況が状況だったので、正直言って内容は殆ど憶えていません。病院の待合で読んだせいか、印象に残っているのは病床の子規と正岡忠三郎とタカジの死に関する場面ばかり。我ながらもう少し違うテーマの小説を読めばよかったなぁと後悔しています。ただ、この小説に引用されている正岡子規の散文がとてもよかったので、『仰臥漫録』『墨汁一滴』『病牀六尺』をアマゾンで注文。最近読む本の量に対して購入する(または図書館で借りる)本の数が多すぎるので未読書がどんどん溜まっていきます・・・。
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良かったですね、私も一安心です!
相変わらずたくさん本読んでますね~
私も未読書がどんどん溜まっています、
読めないストレスでついつい買い込んじゃうんだ~。。。
ずっと、入院とか手術になったらどうするか考えてたので、今は拍子抜けしてしまって頭が真っ白です(笑。
ところで、おでんくんの絵本いいかもしれませんよ。私はアニメしか見たことないですが、あれは大人が見ても楽しめると思います。
なぜか私まで
ほっとしました。
よかったですね!
「生命に関わるリスクを負うことに比べれば、金銭的なリスクを負うことなんてたいしたことない」
これは経験した人でないとなかなか言えないセリフだと思います。胸に刻んでおきます。
密かにはらはらしていましたが一安心。
去年もあった嚢腫なのに去年は何も言われなかったのね…。なんにしてもおめでとう。
良かったよー!!これ以上周りにつらい病気が増えないでほしいから。今の病気も早く治るよう祈ってるよ。
>水瀬さん
ありがとうございます。
今回、長期投資と健康については、本当に考えさせられました。もしかしたら、個人投資家にとっての一番のリスク(不確定要素)は、自分自身の寿命かもしれません。株式投資が20~30年の長期運用と複利の効果で大きなリターンを生むと言われても、誰も自分がいつ死ぬかわからないですからね・・・。とりあえず、今は禁煙とダイエットを考え始めています(笑。
>ジョニーさん
心配かけました。悪人はそう簡単には死なないようです。まぁ、例の健康診断では何千人と診てるだろうから、よほどの影が映らないとチェックしきれないみたいよ。
>はるさん
ほんと良かったです。PDも早く治したいところだけど、こればっかりはなかなかねぇ・・・。でも、こっちは死ぬことはないので気楽に行きます。
ほんと、心配かけてすいません。お騒がせしました・・・。
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