一昨日の続きです。
第三回添削問題「企業財務と投資価値・企業価値」第1問は設備投資に関する問題。企業の資本運用における設備投資の課題を問う問題と、2つの設備投資案から正味現在価値を計算する問題でした。両方とも比較的簡単な問題で満点。
25/25点。
第2問はB/S、P/Lと減価償却明細・当期利益処分からキャッシュフロー計算書を作成する問題。テキストの解説通りに丁寧に計算して満点。フリーキャッシュフローの定義も出題されましたが、こちらも問題なし。ということで、
25/25点
第3問は2つの投資案件について、期待収益率(リターン)と標準偏差(リスク)を計算する問題。”リスク”を”期待収益の変動値”と定義することに若干の違和感がありましたが、とりあえず計算。期待収益率はともかく、標準偏差の計算は頗る面倒なので、例のCD-ROM内に収録されていたエクセル計算式で計算しました。前回の数値の入力間違いもあったので、今回は何ヶ所かを自分で計算してみて間違いないことを確認して回答。・・・したのですが、一ヶ所だけエクセルの計算結果と回答が0.01ずれており、一問不正解。結果、
27/28点。
第4問は企業価値を計算する問題。CAPMを用いた資本コストの計算や、加重平均資本コスト(WACC)の計算を行い、WACCと予想キャッシュフローから企業価値を計算。幸い、比較的簡単な事業内容からの企業価値の計算だったので、満点!
22/22点でした。
ということで、第三回添削問題は
99/100点。エクセルの計算間違いさえなければ満点だったのに・・・。残念です。
テストには出題されませんでしたが、第3回のテキストでは複数の投資案件を組み合わせて、それぞれのリスクとリターンから最適なポートフォリオを組む方法や、法人税と財務レバレッジによる節税効果、最適資本構成とWACCと企業価値の関係などが解説されていましたが、正直まだよく理解できていません。
最終的には、全3回の添削問題の平均点は以下の通りとなりました。
第一回:89点
第二回:69点
第三回:99点
平均点:
85.66点で無事合格ラインをクリア!
”基礎講座”と言うものの、後半の内容は結構難しく、完全に理解できているとは言い難いです。まだまだ勉強が足りないなぁというのが率直な感想です。
- 関連記事
-