2009年11月の運用成績は以下の通りとなりました。

※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時はパフォーマンスを修正」という条件で算出しています。
・2005年1月からの累計

・個別銘柄ポートフォリオ

・今月の売買
なし
今月もまたTOPIX、JASDAQ Indexに勝利。とはいってもiFund今年一番の下げのダメージは大きく、今月はベンチマークをアウトパフォームできたのがせめてもの救いといった感じです。今年は残すところ1ヶ月となりましたが、このまま行けば通年ではプラスで終えることが出来そうです。また、今月は配当が幾らか入ってきたことからキャッシュ比率が多少上がっており、スクリーニングでいくつか監視銘柄を見つけているのですが、なかなか買い意欲がでないので放置しています。
個別銘柄については、<4298>プロト・<4502>武田薬品・<4333>東邦システム・<7843>幻冬舎の2Q決算が出ました。<4333>東邦システムサイエンスについては、業績の落ち込みがひどく、パフォーマンスも-56.9%と、半値以下まで落ち込んでいることから、損切しようかと思っています(でもめんどくさいので保留中)。先月末に爆上げした<2735>ワッツについては、利益確定のタイミングを逃したままずるずると株価が下がっているので、結局放置となりました。ということで、今月も売買なし。
運用成績とは直接関係ないのですが、今年も<3376>オンリーの優待を受け取りました。今年から12株以上の株主優待の内容が株主専用生地のテーラーメイドスーツから3万円分の商品券に変更になったので、前から気になっていた生地でスーツを仕立ててきました。この銘柄が唯一優待も考慮に入れて買い付けた銘柄なのですが、パフォーマンスが-57.2%と、iFund中最悪の成績となっているのが皮肉です。株主優待で貰ったスーツは大切に着ようと思います・・・。
スポンサーサイト
我が家では妻が毎日きっちり家計簿をつけていてくれているので、10月末の各科目残高を抜き出してバランスシートを作ってみました。もちろん金額は出せないので、資産の部・負債及び純資産の部の各科目の割合をそれぞれ円グラフにしてみました。
まずは資産の部から。

資産の50%以上を不動産(自宅マンション)が占めています。ちなみに、自宅マンションは周辺の類似物件の市場価格をもとに時価評価しています。普段運用成績を公開しているiFundの割合は意外に低く14%弱。ストックオプションを行使してそのまま保有している自社株や息子のために積み立てている投資信託などを加えた有価証券全体の割合は35%となっています。
資産全体に占める現預金の割合は10%にも満たないので、インフレには強そうです。が、どう見ても不動産の割合が高すぎるので、運用益で有価証券の時価評価額を膨らませるか、がんばって貯金しないといけません。
次は負債及び純資産の部

見たままです。自己資本比率37%、長期借入金が約63%。めちゃくちゃレバレッジ掛かってます。資産の部の不動産、有価証券の時価評価額が急速に下落した場合、債務超過に陥る可能性は十分あると思われます。長期借入金(住宅ローン)は私が死んだ場合、全部帳消しになるので、事故や重い病気になった場合はポックリ逝くとバランスシートが一気に健全化します(笑。また、インフレで住宅ローンの実質負担が低くなればこれもバランスシートの健全化に貢献しそうです。
ということで、細かく見ていくと他にもいろいろ思うところはあるのですが、とりあえずの結論としては、バランスシート全体でかなりレバが掛かっているので、有価証券の取引などでこれ以上のレバは絶対に掛けないこと、不動産以外の資産の割合を早期に改善していくこと、このバランスシートを維持、健全化するためのキャッシュフローをあと20~30年は堅持すること、インフレ大歓迎、ということになりそうです。
最終目標はバランスシートの資産の部から生まれるキャッシュフロー(配当・家賃等)だけで生活できるようになること。現時点ではサラリーマンとしてのキャッシュフローがないとあっという間に行き詰るバランスシートなので、まだまだ本業はがんばらねばなりません。