2009年1月の運用成績は以下の通りとなりました。

※上記パフォーマンスは、「売買手数料込み、税引後配当は再投資、資金追加時はパフォーマンスを修正、譲渡益税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。
2005年1月からの累計
個別銘柄ポートフォリオ
今月の売買売却
9430 NECモバイリング(株) 全株
TOPIX、JASDAQともに大幅にアウトパフォームしたものの、年初からマイナス・・・。今年もこんな相場がダラダラと続くような予感がしてます。なので、今年はあまり動かず、なるべく売買を控え、マイナス幅をできるだけ小さくできればと考えています。
個別株については、昨年作成した新しい四季報スクリーニング条件に従い、泉州電業に続いてNECモバイリングも全株売却。3Q決算はまずまずだったのですが、もう決めたことなので仕方ありません。残ったキャッシュで買付ける銘柄を検討していますが、今のところ各企業の3Q決算や通期業績の修正が次々と出ている最中ですので様子見です。
保有銘柄で今月末までに出ている決算・業績予想修正等については、キヤノンを除いて大きな問題はありませんでした。キヤノンについては、来期業績予想が大幅な減収減益となっており、買付け時の割安性・収益性等の諸条件が大きく崩れてしまったのですが、長期的に見て今の株価が底に近いかなと考えているので、このままホールドです。本当は泉州電業やNECモバのように定量スクリーニングに基づいて機械的に売却してしまうのがいいのかもしれませんが、このクラスの優良株であれば多少主観的な判断を加えてもいいかなと思っています。
こんな状況ですが、一応週末には最新株価をダウンロードして、毎週四季報スクリーニングをやっています。昨年後半くらいからスクリーニングに引っかかってきていたコマツ、任天堂、信越化学工業やその他大手商社等の大型優良株を監視銘柄として今期業績を注視しているのですが、今期業績の大幅下方修正などでこれらの優良企業が次々とスクリーニング結果から消えていきます。数年持つ覚悟があれば(一応あるのですが)いずれの企業もいつかは業績が回復するものと考えているのですが、今慌てて手出しする必要もないと思いますので、来期業績の見通しが出るまでは判断を控えています。
ということで、本来はフルインベスト派なのですが、しばらく新規買付けは控えて約16%残っているキャッシュポジションはしばらくそのままにしておこうと思います。
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今年もe-Taxで確定申告しました(先週末にデータ送信済み)。私の平成20年度所得税の確定申告の要点は以下の通りでした。
1)源泉徴収された配当金の所得税を取り戻す
平成20年度は1月~5月まで休職していたので、給与に対する所得税が例年よりかなり少なかったです。住宅ローン控除で給与に対する所得税はすべて取り戻したのですが、それでも住宅ローン控除枠が残っていたので、これを使って配当金の源泉徴収分の所得税も取り返しました。たいした額ではないのですが、払った税金を取り戻すのは気分がよいです。
2)医療費控除
昨年も自律神経失調症・うつ病治療のために月2回程度通院しており、子供や妻の医療費も合算すると20数万円の医療費を使っていました。すでに住宅ローン控除の適用で、還付される所得税は無いのですが、課税所得を減らして、住民税を少しでも安くするために医療費控除もきっちり申告しておきました。
3)株式譲渡損失の来年度繰越
主要証券会社から「年間取引報告書」が届いたので、昨年の譲渡損失(昨年の相場ではもちろん譲渡益なんて出てません)を計算してみると確定損失の合計額は約100万円となっていました(含み損はもっと多いです・・・)。譲渡損失を来年度以降に繰り越しても今の相場では今年・来年で譲渡益を出すのは難しそうですが、確か今年度から配当金と株式譲渡損失の損益通算ができるようになる筈なので、来年以降の確定申告で配当金の申告分離課税を選択すれば、少なくとも今年の配当金くらいは非課税にできそうです。
4)余った住宅ローン控除枠で住民税も控除
平成19年からの国から地方への税源移譲により、所得税が減り住民税が増えています。それに伴い、住民税の一定額も住宅ローン控除の対象になるのですが、昨年の確定申告では臨時の株式譲渡益があり、その所得税控除のために住宅ローン控除枠を完全に使い切ったので、住民税の住宅ローン控除の申請は行いませんでした。今年の確定申告では所得税額そのものが少なかったので、余ってしまった住宅ローン控除枠を使って住民税も控除してもらうことにしました(詳しくは
こちら)。この「(住民税)住宅借入金等特別税額控除申告書」だけはe-Taxで送信できないので、Excelで作成した申告書を税務署か区役所に持ち込まなくてはなりません。めんどくさいです。噂では来年度から年末調整で住民税分の控除も計算してくれるそうなのですが、本当なんでしょうか。
ということで、平成20年度分の確定申告も無事終了。一番手間が掛かった医療費明細の整理の時間を合わせても2時間程度で申告完了でした。これで取り戻せた税金が今年度分だけで数万円あるので、まぁ元は取れたかなといった感じです。
また、昨年までは「e-Taxソフト」という専用ソフトをインストール(もしくはアップデート)して電子申告していたのですが、今年は国税庁サイト上の確定申告書作成コーナーで申告書を作成した後、そこから直接データ送信してみました。相変わらず公的認証等の手続きは必要ですが、使い勝手の悪かったe-Taxソフトを使わなくてもいいので、e-Taxでの確定申告もかなり楽になっています。ちなみに、今年も電子申告で源泉徴収票や医療費の領収書、配当金の支払通知書、年間取引報告書等の提出は省略しています。
ニュースサイトで見つけたんですが、確かに泣けます。うちは男の子ですが、もし女の子ができたら・・・。うーむ。
すでに年が明けて1週間以上経つのに元旦深夜以降、一度もブログを更新していませんでした。別に忙しいということも無く、正月休みは田舎に帰り、5日からはちゃんと会社に出勤しています。投資のほうは年明け早々にNECモバイリングを売却したくらいで、他には何もしてません。ということで、昨年読んでまだ感想を書いてなかった本を紹介します。
読んだ本は『花のタネは真夏に播くな ~日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学』、タイトルの通り、竹田翁本です。
竹田和平氏の本といえば、ご本人が徳の付きそうな本を何冊か書かれていますが、竹田翁の投資手法について触れられた本はそれほど多くありません。この本はその数少ない
この書籍の改訂版です。
今回の改訂版では、今回の金融危機後の日本についての竹田翁の見解も述べられています。曰く、
「実はこれから先四年間、日本は冬の時代を迎えるかも知れないと僕は思っています。日本は劇的に変わります。それは必ずしも良い方向に向かないかも知れません。しかし、旦那が立ち上がって行動すれば、愛と感謝に溢れる世の中に変えていくことは、まだまだ可能だと思うんですよ。」
これから先、4年間冬の時代が続くというのは何を根拠にしているのかよくわかりませんが、1年や2年で日本経済が(世界経済も)劇的に回復することは無いだろうという点では、私も同意見です。同時にこの数年間、退場せずに市場に資金を投下し続けることができる投資家であれば、今は数十年に一度の大きなチャンスの時期になる可能性があるのではないかと思っています。
今回の本でも気に入った言葉は前回と同じでした。
「僕は夢は買いません。投資先の会社の明日なんて、実際にはその会社の社長にだってわからないからです。」
竹田和平の投資哲学は旦那道・徳・愛・感謝など、一見理想論的な内容のように感じますが、実はかなりシビアな判断で投資を行っているようです。この文庫版は、前回の単行本よりも和平氏の投資に対する考え方、投資手法についての記載が多少増えているので、竹田翁の投資手法に興味のある方なら読んでみて損は無いと思います。文庫本で安いですし。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。 今年も昨年に続いて「ゆく年くる年」を見ながら静かに新年を迎えました。昨年は資産は大幅に減らしましたが、それでも家族一同健康(私はちょっと問題ありますが・・・)で安定した生活が送れたことに感謝しております。今年は丑年で、私は年男です。ということで、昨年は何も目標を定めていなかったのですが、今年は年末までにこれだけは!という目標を定めようかと思います。
1)健康回復
昨年1年で体調はかなり良くなったのですが、まだ完全回復には至っていません。今年も引き続き仕事・プライベートであまり無理をせず、今年末までには多少無理が利くくらいまでに体調が回復すればと思っています。
2)節約
相変わらず浪費癖が収まりません(笑。無駄使いを減らしてある程度の貯金をつくり、年末までに少しでも多くのお金を投資資金に投入できればと思っています。
3)ダイエット
昨年1年でかなり太ったので、今年中に最低でも5kgくらい減量したいと思っています。
投資については、昨年同様目標無し。昨年の下げ相場で多少達観できるようになったので、生活に影響を与えない範囲で淡々と投資を続ければ結果はいつか出るものと思っています。
それでは今年もよろしくお願いいたします!