2008年3月の運用成績は以下の通りとなりました。
3月iFundパフォーマンス:-6.57%
3月TOPIXパフォーマンス:-8.41%
3月TOPIXアウトパフォーム:+1.84%
3月JASDAQパフォーマンス:-0.77%
3月JASDAQアンダーパフォーム:-5.80%
2008年iFund通算パフォーマンス:-16.44%
2008年TOPIX通算パフォーマンス:-17.80%
2008年JASDAQ通算パフォーマンス:-10.60%※上記パフォーマンは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。
(下のグラフは2005年1月からの累計)
個別銘柄ポートフォリオ
今月の売買売却
1716 第一カッター興業(全部)
6314 石井工作研究所(全部)
7460 ヤギ(全部)
9658 ビジネスブレイン太田昭和(全部)
買付
4502 武田薬品工業(新規)
7751 キヤノン(新規)
2420 CHINTAI(買い増し)
3376 オンリー(買い増し)
7843 幻冬舎(買い増し)
引き続き厳しい状況が続いています。今月もTOPIXに勝利しましたが、JASDAQには惨敗しました。小型・新興株中心のPFで何でこんなにJASDAQに差をつけられるのか不明です。銘柄選びが下手なんでしょうか?TOPIXに勝っているのが唯一の救いです・・・。
今月は新しい四季報CD-ROMのスクリーニング結果から大幅に銘柄入れ替えを行いました。今まで手を出したことが無かった大型優良株(武田薬品・キヤノンなど)が、私が使っているスクリーニング条件式で買値圏内に入ってきているので、思い切って超優良株をPFに組み込んでみることにしました。また、低PBRを条件にPFに組み込んだ銘柄の中であまり業績がパッとしないものを売却し、武田薬品などの買付資金や他の銘柄(オンリー・幻冬舎など)の買い増し資金に廻しています。
株式投資を始めて約3年、初めて時価総額1,000億円以上の銘柄に手を出しました(今回買ったのは1,000億円どころか、時価総額数兆円の超大型株ですが・・・)。ひたすら小型株で勝負していくつもりだったのですが、最近は大型株でも買付条件に合う割安な優良株が出てきたので、今後はPFの一部に組み入れていこうかと考えています。
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最近急に「信長の野望」(ゲーム)がやりたくなったのですが、去年購入したDS版「信長の野望」はすでにヤフオクで売却してしまい、PC版を購入するとまた遊びすぎてしまいそうなので、信長関連の本を読むことで我慢することにしました。
今回読んだのは下記の4冊、いずれも
谷口克広氏の著作です。谷口克広氏はプロの研究家ではないようです(教師をやられているようです)が、どの本も一次史料をきっちり押さえておられるようで、どれもなかなか渋い内容の本でした。
どの本も面白いのですが、4冊の中には重複する内容もあるので、できれば発行順(左から順番)に読むのがよいかと思います。この4冊を読めば織田家の有名・無名の人物がほぼ網羅できるものと思います。「信長の野望」などのゲームでは主に武将が登場し、吏僚や小姓、馬廻りなどはほとんど登場しませんが、この本では信長にかかわったかなり細かい人物まで触れられ興味深いです。
今まで知らなかった織田家中の人々、信長の有名な逸話のいくつか誤り(鉄砲の三段撃ちの否定など)を良質な史料から検証しており、信長が好きな人は一度読んでみる価値があると思います。
日曜日の午後に最新の四季報CD-ROMが届いたので、早速データをインストールしてみました。

で、いつものスクリーニングの結果は以下の通りでした。

(↑クリックで拡大)
この画面ではEV/EBITの値が小さい順に並んでいるので割安銘柄の上位30位くらいまでしか表示されていませんが、いつものスクリーニング条件で、キャノンや武田薬品などが登場してきています。ひたすら割安なだけで、いつになったら騰がるのか分からない小型・新興株を一部処分して、PFの何割かをキャノンなどの優良株に入れ替えるのもいいかなと考えています。
図書館から借りてきたものの、他に読む本がたくさんあって、放りっぱなしになってました。気が付くと明日が返却期限。ということで一気に読了しました。
村上龍の定番エッセイである『すべての男は消耗品である。』シリーズとはちょっと違った感じです。村上龍の奥さんや息子なども少しだけ登場しており、なかなか興味深い内容でした。面白かったのはイタリア人の青いシャツの話でした。何回も出てくる話なのでちょっとクドイような気もしましたが・・・。コアな村上龍ファンならこのエッセイは買う価値ありでしょう。私は文庫化待ちです。
題名の通り、買い物の話ばかりなので、読んでいると自分も買い物したくなってきます。もともと私は「バリュー消費家」どころではなく、どちらかというと浪費家ですので買い物は大好きです。結婚して子供が生まれてからは、さすがにあまり無駄遣いをすることもなくなりましたが、昔は毎週のように妻と買い物をしていたように思います。ちなみに、株式投資を始める前に買った現在住んでいるマンションも、妻とふらっと訪れたモデルルームでそのまま衝動買いしてしまったものです。
そんなわけで、この本に影響されたわけではないのですが、最近衝動買いの欲求がかなり高まってます。今ちょうど対米ドルで円高だし、近場の米国圏の南の島か香港で買い物しまくりたい気分です。が、株もかなりお買い得状態になっているようなので、余ったお金があるならそっちに廻したい気もします。
う~ん悩ましいです・・・。
と言いつつ、心斎橋のフェラガモでいろいろ衝動買いしちゃいました。
今年もe-Taxを使って1月中に確定申告書のデータを税務署に送信していたのですが、なんとなくエントリを書くのが面倒で、今頃思いついたように確定申告の備忘録を書いています。今回の確定申告のポイントは、医療費の控除と、勤め先の上場に伴い上場前から加入していた持株会の株式を売却したことによる譲渡益税の申告、などでした。
昨年は散々病気に悩まされ、9月~12月の4ヶ月間は休職で収入が無かった上、うつの治療費・薬代や自律神経失調症治療のために通っていた鍼灸・整体の代金、サプリメント治療の代金、妻の出産などで、医療費が百数十万円もかかってしまいました。それらの医療費の百数十枚の領収書を整理し、医療費と交通費の明細を作成し、国税庁のHPでe-Tax送信用の申告データを作成したところ、給与等の所得金額と所得から差し引かれる金額(主に医療費控除)がほぼ同じ金額になり、給与所得にかかる所得税はほぼゼロになってしまいました。
で、次は自社株売却の譲渡益を計算してみたのですが、前年・前々年からの損失繰越が少々あったことや、昨年中に自社株以外の株式の売買でかなり損失を確定させたことなどから、通算の譲渡益をかなり減らすことができました。また、これは今回の確定申告までまったく知らなかったのですが、上の段落で書いた通り、給与所得の所得税がほぼゼロになったため、余ってしまっていた住宅借入金等特別控除の枠を株式の譲渡益税に適用できることがわかり、当初予想していた譲渡益税を三分の一くらい減らすことができました。ということで、しっかり確定申告したおかげで、思わぬ副収入(でもないのですが)が入り少し懐が暖まりました。
でもって、出来上がった申告書データに電子署名をしてe-Tax経由で税務署に送信。今年は
去年のように添付書類を送る封筒が税務署から来なかったこや、
これらの書類の提出の必要がなくなったことから、データを送信しただけで後は何もしてません。医療費の領収書については、医療費控除の金額が大きいので、領収書を送るように言われるかと思っていたのですが、今のところ何の音沙汰もなしです。
e-Taxで送信したデータについて、間違いないかどうか確認通知が何も無いのが少し不安です。また、株式投資を始めて、今年初めて株式の譲渡益税を払うことになったので、住民税分がどのように請求されるのかよくわからなくて困ってます。まぁ、そのうちなんらかの形で請求が来るんでしょうけど。
ということで、今年のe-Taxによる確定申告では医療費の領収書の整理に多少時間がかかったものの、それを除けば申告書の作成から送信までは2時間程度であっさり終わってしまいました。
アンチ・バフェットと言いつつ、最近なぜかブログ上でバフェット関連の話題が多いので、勢いで買ったまま放りっぱなしだったこの本を引っ張り出して読んでみました。
またまたメアリー・バフェットとデビット・クラークコンビのバフェット本です。タイトルもどうなんだろ?と思いましたが、内容もイマイチでした。同じ著者の『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』とほぼ同じような内容で、バフェット銘柄を後追いで分析し、バフェット銘柄の特徴を定量化しようとしているのですが、残念ながらこの方法ではバフェットのような銘柄選択をするのは難しいと思います。
前回紹介したバフェット本もメアリー・バフェットとデビット・クラークの著書でしたが、この2人が書いたバフェット本はイマイチダメなような気がします。これらを読むのであれば『バフェットからの手紙』か、せめて『バフェットの法則』や『ビジネスは人なり 投資は価値なり』のほうが参考になると思います。
個人的には、最新の"
Warren Buffett's Letters To Berkshire Shareholders"を翻訳して紹介してくださっているAlphaさんの
エントリが、実は一番すばらしいのではと思っています。こんな貴重な情報が、無料で手に入れられることに感謝しなければなりません。
いつもエントリの内容が高度で、なかなかついていけない「
雄牛と熊と欲豚と」さんで、こんな
エントリがありました。紹介されている東証のURLを見ると結構刺激的なニュースが書かれています。
TOPIXシリーズの拡充について - スタイル指数(バリュー・グロース)の導入‐(※
参考資料)
このプレスリリースによれば、
・TOPIXのバリュー・グロース指数及びTOPIXの規模別バリュー・グロース指数の計6指数
となっているので、新しく算出されるサブインデックスは、
・TOPIXバリュー
・大型バリュー
・小型バリュー
・TOPIXグロース
・大型グロース
・小型グロース
といった感じにでもなるのでしょうか。
Russell/Nomuraでも同じようなサブインデックスがあり、これらのスタイル別インデックスと連動するETFが上場されないかなぁと思っていましたが、野村さんは
ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託なんていうマイナーでどうでもいいサブインデックスしか上場してくれないので、バリューETFの上場はほぼないだろうなぁと思ってました。仮にバリューインデックスのETFを上場して、他の手数料タップリのアクティブファンドの成績を楽勝で凌駕してしまったら商売あがったりなんで、野村はわざとこんな意味不明なETFしか組成しないのかと勘繰ってしまいます。
仮に上記のTOPIXスタイル指数に連動するETFが上場するとしたら、、前にも言ったとおり個別株投資を止めて、TOPIXバリューETF一本に絞っちゃってもいいかもしれません。もう何も考えなくていいし(笑。今後の詳細の発表が楽しみです。