2008年1月の運用成績は以下の通りとなりました。
1月iFundパフォーマンス:-13.89% 1月TOPIXパフォーマンス:-8.77% 1月TOPIXアンダーパフォーム:-5.22% 1月JASDAQパフォーマンス:-13.25% 1月JASDAQアンダーフォーム:-0.64% 2008年iFund通算パフォーマンス:-13.89% 2008年TOPIX通算パフォーマンス:-8.77% 2008年JASDAQ通算パフォーマンス:-13.25% ※上記パフォーマンは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。 (下のグラフは2005年1月からの累計) 個別銘柄ポートフォリオ 今月の売買 なし
なんというか・・・年初からパッとしない成績です。今月の単月の成績は過去2年半で最悪でした。TOPIXには大負け、JASDAQとはトントンでした。一番ひどいときで-20%という状況だったことを考えると、最終的に-15%以内で収まっただけまだマシかもしれませんが・・・。
今月は売買無し、3Q決算が出ている銘柄がいくつかありましたが、特に内容に問題がなかったのでそのままホールドしています。また、昨年末に約20%あったCPはストックオプション行使のために運用資金から引き上げています。
それにしも、今月は株式投資の恐ろしさを思い知らされた一ヶ月でした。この状況はしばらく続きそうなので、なるべく冷静に対処できればと思っています。
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『バリュー投資』、先日届いたので早速読んでみました。
バリュー投資関連の翻訳書といえば『賢明なる投資家』や『バリュー投資入門』などがありますが、この本は"The Little Book of Value Investing"という原題の通り、『賢明なる投資家』ほど敷居が高くなく、『バリュー投資入門』ほど専門的過ぎず、ほどよくバリュー投資の要諦がまとまっています。今まで何冊かの翻訳本や日本人投資家が書いたバリュー投資関連書籍を読んできましたが、バリュー投資の歴史や基本的な考え方を知るのであれば、この一冊を読めば充分かなと思います。
この本の中で、現在の株安を乗り切るために参考になりそうな一節があったので引用しておきます。
「長期間にわたるバリュー投資は、ニューヨークからロサンゼルスへのフライトと同じようなものだ。カンザスあたりで乱気流に見舞われるかもしれないが、飛行機に問題なければ、途中で脱出しなければならない理由は何もない。そのうちに、恐らくは予定通りに、無事に目的地に到着するだろう。投資も同じだ。きちんとした銘柄でポートフォリオが構成されているのなら、多少の乱高下があってもマーケットから逃げ出す必要は無い。いずれは資産運用の目的を達成できるに違いない。」
ということで、今はジタバタせずに自分のポートフォリオを信じて放置しようと、改めて考えています。
ところで、監訳者のあとがきによると、この本は同じ日経BP社から出版されている『
マネーの公理 』と『
マネーと常識 』の姉妹書となるようです。それぞれトレーダー向け、インデックス投資家向け、バリュー投資家向けと、対象とする読者はまったく違いますが、どの本もそれなりに納得させられる内容の本でした。
私は自分の性格や好みからバリュー投資をやってますが、インデックス投資にしてもトレードにしても自分の性格や素養に合っていて、首尾一貫した手法を確立していれば利益は上げられるのかなと考えています。ただ、相場の状況によってトレード・インデックス投資・バリュー投資から他の投資戦略へと乗り換えてしまうと、恐らくいつまでたっても利益は上げられないのだろうなぁとも感じています。
この本、久々に出たバリュー投資の良書で、バリュー投資家にとっては必携の一冊かと思います。基本に立ち戻るという点で、バリュー投資家の方々にはかなりお薦めです。
普段は月末にパフォーマンスを出しているのですが、今月はあまりにもひどい成績なので途中経過を残しておこうと思います。
1月22日終値で計算した今月のパフォーマンスは、
iFund:-18.03%
TOPIX:-17.33%
JASDAQ:-17.24%
となっています。
2005年5月に株式投資を始めて以来、1ヵ月でこれだけの下落を経験したのはこれが初めてです。2005年5月のiFund設定来のパフォーマンスは-28.92%となっており、運用資産はそこそこいい車が一台買えるくらいの金額が目減りしています。今のところ、この金額をただの数字として冷静に受け止めることができているので(こうやってエントリ書いてるってことは、それほど冷静じゃないのかもしれませんが・・・)、まだ私のリスク許容度には余裕があるようです。
といっても、この精神的余裕は、間もなく勤め先のストックオプションを行使して幾らかのキャピタルゲインが得られるという特殊要因があるためなので、実際これが無かったとしたら、今回の株価下落でかなり精神的に追い詰められていたかもしれません。
バフェット翁曰く、
「自分の持ち株の株価が、50パーセント下落してもパニックを起こすことなく見守ることができなければ、株式市場に参加すべきではありません」 とのことですので、私はまだまだヒヨッコのようです。
今日の下げはきつかったですね。軽自動車一台分くらいの資産が1日で吹っ飛んじゃいました。さすがにちょっと凹んでます。また、余分な資金があるわけでもないので現時点では何もすることはありません。ということで、溶けゆく資産を黙って眺めるだけの放置状態です。
さて、それはさておき、最近バリュー投資本を読んでいなかったので、その手の本を久しぶりに図書館から借りてきて読んでみました。一年ほど前に発売されたこの本です。
内容は『
ファンドマネージャーの株式運用戦略 』に書かれている、東証一部のPBR1倍割れ低位株への投資と、『
有望株の選び方 』に書かれている景気循環を捉えて投資する手法を合わせたような感じで、特に目新しい点はありませんでした。
この本によれば、今は2010年頃まで続く「黄金サイクル」の真っ最中らしいですが、今の相場を見ていると全然そんな気がしません。まぁ相場なんて変わるときは一瞬で変わるのでしょうから、数年後になれば今の下げも押し目買いのチャンスだったと思えるのかもしれませんが・・・。
また、全然気付いてなかったのですが、年末に『
バリュー投資 株の本当の価値を問う 』という本が出ていたようです。久々のちゃんとしたバリュー投資本そうなので早速買って読んでみようと思っています。
世間ではすでに正月気分も終わり、とっくに仕事始めなのでしょうが、休職中の私はいまだに正月気分で年末年始に録画していたテレビ番組をダラダラ観たり、昼寝をしたりする毎日が続いています。
気が付いてみれば、すでに大発会から1週間以上も過ぎており、年初来の日経平均もかなり下げています。やっとやる気を出して、とりあえずiFundの今年の年初来の損失を調べたところ、TOPIXと並ぶ-6.6%でした。まぁ、あれこれ考えても仕方ないので相変わらずPFは放置です。個別の銘柄で悪い決算が出たりしたら売買すると思いますが。
あちこちのブログも巡回してみたのですが、日本株悲観論や今が買い時論など、現在の状況をあれこれ分析しているエントリをよく見かけます。個人的には株式投資を始めてからの累積リターンが-20%を超えそうなところまで来ているので、そろそろ相場には反転して欲しいと思っているのですが、そんなものはただの希望で今年一年の相場が上がるのか下がるのか、今が買いのチャンスなのか、私にはわかりません。
ということなので、下手に相場の予想はしない、余剰資金ができたら安くていいと思う株を買う、あとは黙って放置。という方針で行こうと考えています。ちなみに、今日今年初めてのスクリーニングをやってみたんですが、かなり厳し目の条件であのキャノンが入ってきていたりしてビックリしました。おカネがあったらキャノン欲しいです。
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。 今年もNHKの「ゆく年くる年」を見ながら静かに新年を迎えました。先ほどやっと息子を寝かせ付けて、一息ついています。
新年を迎えるに当たって、今年の目標やら抱負などがあればいいのでしょうが、投資については目標を定めてもあまり意味がなさそう(相場のことはわからない)ですし、本業であるサラリーマンについては、まず健康回復と復職を目指さなくてはいけません。
ということで、昨年に続いて本年も目標無しということで行こうと思っています。のんびり流れに逆らわず生きていればそのうち運も向いてくるでしょう。私は今年で35歳になり、そろそろ人生の折り返しに差し掛かろうとしています。今年は一皮向けて人生の後半戦を生きるヒントでも見つけられればなぁと思っています。
P.S.住所がわからなくなって年賀状を送れない皆様、年賀状を送れないほど遠くにいる皆様、相互リンク先の皆様、そしてこのブログをご覧頂いている皆様に今年の年賀状(ミニ版)をお送りします。
それでは本年もよろしくお願い致します。