いつの間にか大晦日、今年も残すところ数時間です。年賀状も書いたし、掃除もしたし、年越しそばも食べたし、あとはゆっくり新年を迎えるのみとなりました。今年はもともと特に目標もなかったので、振り返って反省することも特にありません。 去年は身重の妻と2人きりの大晦日でしたが、今年は新しい家族が増え、少し賑やかな大晦日となっています。我が子が生まれ、少し責任が重くなりましたが、子供の成長という楽しみもできました。 今年も残り少しですが、皆様よいお年をお過ごしください。
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過去数年間、自分で手帳を購入したことが無かったのですが、今年は来年の手帳を自分で買いました。今年はタナベ経営の株主優待手帳、去年は宝印刷の営業に貰った特製手帳を使っていたのですが、あまりスケジュール管理が上手くない私は手帳を全然使いこなしていませんでした。来年こそはできるサラリーマンっぽい感じで、ちゃんとスケジュール管理するぞ!と決心してこの手帳を購入。 モレスキンという有名なブランドの手帳のようで、アマゾンでは2008年分の手帳は売り切れになってます。モレスキンの日本代理店?の 直販サイトではまだ在庫があるようです。 こんな色もあってなかなかいい感じです。 ということで、手元に届いている手帳に年始の予定をちょこちょこと書き込んでいるんですが、休職中なんでほとんど空欄です・・・。来年後半にはスケジュールがそこそこ埋まるくらい充実した年になればなぁと思っています。
2007年12月の運用成績は以下の通りとなりました。 12月iFundパフォーマンス:+1.35% 12月TOPIXパフォーマンス:-3.67% 12月TOPIXアウトパフォーム:+5.02% 12月JASDAQパフォーマンス:-3.81% 12月JASDAQアウトパフォーム:+5.16%
2007年iFund通算パフォーマンス:-14.62% 2007年TOPIX通算パフォーマンス:-12.22% 2007年JASDAQ通算パフォーマンス:-16.27%※上記パフォーマンは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。 (下のグラフは2005年1月からの累計)
個別銘柄ポートフォリオ 今月の売買6314 石井工作研究所(一部売却) 8917 ファースト住建(全部売却) 今月はストックオプション行使の原資確保ために一部銘柄の換金売りを行った以外は特に売買していません。あまりPFに手を入れなかったことが幸いしたのか、今月はTOPIXもJASDAQも大幅にアウトパフォームしています。年間成績ではTOPIXに若干負け、JASDAQには若干勝ちということで、小型株中心のPFとしてはまぁよかったかなといった感じです。ちなみに、2007年の年間成績だけをグラフにするとこんな感じです。  今年の総括でもしようと思ったのですが、めんどくさいのでやめておきます。来年の株式市場の展望なんてもちろんわかりませんし、予想するだけ無駄だと思っているので、来年もひたすら同じ手法で割安株を拾っていくことになりそうです。
橘玲の新作ということで早速読んでみました。 プロットが「笑ゥせぇるすまん」によく似ている感じがします。でもって、亜玖夢博士と喪黒福造のキャラが若干被っている様にも思えます。また、フィクションとしては『 マネーロンダリング 』のほうが面白いと思います。 と、なんだかんだ言いつつもそこそこ楽しく読めました。無敵の中国人が何人も登場するのは何かのメタファーなのかななどと思いつつ読み始めて数日で読了。時間とお金が余っている人にはお薦めです。そうでない方も図書館などから借りてきて読んでみては如何でしょう。普通に面白い小説です。
この3連休にNHKドラマ 「ハゲタカ」の再放送があるようです。過去の放送はすべて見逃していて、もう再放送は無いと思っていたので、今度こそ見逃さないように、しっかり録画予約してます。撮っておいて年末年始にでもゆっくり観ようと思っています。 それから、本日アマゾンよりコレが届きました。 8月に予約が始まってから待つこと数ヶ月、やっと届きました。ファースト・ガンダム世代としてはたまらない買い物です。DVD3枚組で定価18,900円は正直高いと思いましたが、そこは30過ぎの大人、多少高くてもサクッっと注文です。 届いてすぐに開封し、特典の昔懐かしい劇場パンフレットやポスターアーカイブスを眺めて公開当時を思い出し、とりあえずIIIの冒頭シーンだけ観てみました。いやぁ、懐かしい。いいクリスマスプレゼントになりました。
9月末にうつと診断されてから、うつに関する本を何冊か読んでうつについて研究してました(そんなことしてるから余計に体調悪くするのかもしれません)。何冊かうつやうつからの社会復帰について真面目に書かれた本を読んだのですが、今回はそれ以外でおすすめの”うつ本”があったのでご紹介します。 うつになると精神的な落ち込みがひどく、私も精神的にきつい時期がしばらく続いたのですが、2~3ヵ月かかって少し落ち着いた頃にこの本に出会い、随分とうつと前向きに向き合えるようになりました。はじめはうつと診断されたことがなかなか受け入れられず落ち込むことが多かったのですが、この本を読んで自分が辛かったこと(や実際に辛いとき)を思い出しても、”ツレ”さんと著者でありツレさんの奥さんである”テン”さんのうつのエピソードにぷっと笑ったりする余裕もできてきました。 うつは深刻なんですけど、それは病気がそうさせるから仕方ないことです。いつかはそれから開放される日が来るはずです。帯に書かれた「うつは人生の夏休みかも・・・。」という言葉に励まされ、今は仕事を休んで生まれたばかりの我が子と毎日触れ合えるのを楽しんでいます。
休職中で暇なので、 なんだかんだ言いつつ他の投資家さんのブログをだらだらと読む毎日が続いています。それらを読んで思いついたことを思うままにつらつらと書いてみようと思います(またまとまらない文章になりそうです・・・)。 自分も含めて、個別株をやっている投資家さんのブログを見ると、企業のバランスシートやビジネスモデルの分析や、将来の成長シナリオに関するエントリはよく見かけるのですが、肝心の自分の投資の出口戦略についてのシナリオはあまり書かれていないような気がするのです。 ここで私がいう「出口戦略」とは、自分が何らかの理由で買付けた株を 「いつ、誰に、幾らで売りつけるのか?」というシナリオのことです。最近読んだ山崎氏の『 新しい株式投資論 』の”株式投資は不美人投票である”という一節にかなり影響を受けていると思うのですが、どんなに銘柄選択が優れていても、誰にも買ってもらえなければ利益は出せないわけで、いわゆる「次の買い手」を想定せずに株を買っていては、いつまでたっても儲からないと思うのです。 「その企業を応援するために株を買っている」(つまり半永久所有)という意見については私は否定的で、バフェットや竹田翁のように会社の経営陣にある程度の影響力を与えるほどの株式を保有するのであれば応援するなり何なりできるのでしょうが、一般の零細株主が会社の部分所有権でしかない株式を少々持つだけであれば、その有価証券をセカンダリ・マーケットで売買して利益を上げるというのが株式の主たる所有目的になると思います。 また、「会社の将来の業績についてのシナリオを描くことにより、将来有望な企業を探しだし、その会社が実際に成長したときに誰かに売りつける」という視点で考えれば、個別企業の分析はそのまま出口戦略になりそうな気がしますが、実際その分析が当たる可能性はなかなか高くは無いでしょうし、もっと単純に、「この株は数年以内にこういう材料で人気化しそうだから、そのとき売り抜けよう」と考えるほうがよっぽど当たる確立が高いような気がします。 なんだかよくまとまらない文章になってきましたが、一応バリュー投資家を自称している私はどうかというと、企業の現在価値を何らかの方法で割り出し、本来の価値と現在の価値のズレが将来修正されることを狙って割安株に投資しているわけで、明確に出口戦略を持っているわけではありません。 はっきりした結論があるわけではありませんが、今後投資の成績を上げていこうと思うのであれば、ただ安い株を買うだけではなく、 「その株を(できれば近い)将来、他の誰かに高く買っていただく」という視点を持って買い付ける株を考えないといけないなぁと思っています。
恒例の四季報発売。夕方CD-ROMが届いたので、久しぶりにスクリーニングしてみました。  で、いつものスクリーニングだと結果はこんな感じでした。  相変わらずパッとしない銘柄ばっかりです(苦笑)。ざっと見た感じでは入れ替えたいなぁと思うような銘柄は無く、今年はもう売買することはなさそうな感じです。そろそろ新しいスクリーニング条件式でも作ってみないとダメかもしれません。 このスクリーニング結果とは関係ありませんが、ファースト住建をやっと処分しました。明日の決算に期待ができないこと(減配とか出そう・・・)、ストックオプション行使のためにもう少し現ナマがいること、いい加減この腐れ縁をどうにかしたかった事などが主な理由です。この銘柄と付き合って約2年。ずっと損ばかりさせられました。あー、売ってすっきりした。
久々に投資について色々考えたことをメモっておこうと思います。 私は一応バリュー投資家を自称しているわけですが、一口にバリュー投資家といってもいろいろなタイプの投資家さんがいるわけで、時々、自分が大体どの辺の立ち位置にいるのか自分で把握しておくことも大切なんじゃないかと思ってます。ということで、自分がどんな立ち位置にいるのか考えてみるために、著名バリュー投資家さんを大きく3分類してみました。 (1)専業投資家さん、もしくは兼業でも投資がメインになっている投資家さんex)「 パーシャル・オーナー」の角山さん、「 マネーマスター」のしんさんなど ・株式投資が生活のメイン ・副業として投資にかかわるビジネスなど ・知識・経験が豊富 ・アービトラージなんかもやっちゃう (2)兼業投資家さんで、本業が投資との関わりが深いex)「 賢明なる投資家への道」のKENさん、「 cpainvestor.com」のcpainvestorさんなど ・本業が株式投資に深く関係する仕事 ・副業として株式投資 ・ビジネスに関する知識が豊富 ・ビジネスモデルの分析が得意 (3)兼業投資家さんで、本業があまり投資と関わりが無いex)「 EBIのすすめ」のKAPPAさん、「 早川圭の割安株投資」の早川さんなど ・本業が投資とあまり関係ない ・副業として株式投資 ・本業のため、株式投資にそれほど時間がかけられない ・株式投資やビジネスモデル分析に関する知識・経験のレベルは様々 ・ビジネスモデル(定性)分析よりスクリーニングなどの定量分析のほうが得意? 他にも著名バリュー投資家さんはたくさんいますが、とりあえずこんな感じで分類してみました、KENさん・cpainvestorさん以外は皆さん本を出されていますし、KENさん・cpainvestorさんは内容の濃いブログ・サイトを運営されているので、比較対照しやすいと思います。 ということで、自分がどの分類に入るのか考えてみると、表面的な条件だけを見れば(3)の本業があまり投資と関係ない兼業投資家ということになりそうです。一応自社のIPO業務などに携わったこともあるので、まったく投資に関係ない仕事というわけではないのですが、過去10年ほどのキャリアを考えると、ほとんどが投資に関係ない業務だったので、KENさんやcpainvestorさんのような分析力はありません。そういう意味でも(2)には当てはまらないと思っています。 個人的には(1)の専業投資家さんのように自由に時間が使えたらなぁとか、(2)のように、ビジネスについて熱く語れたらなぁと思うこともあるのですが、それができるのは実際はほんの一部の人に限られており、一般のバリュー投資家さんの大部分が(3)に分類されるんじゃないかと思ってます。そういった中で、少しでもよいパフォーマンスを出すにはどうしたらよいか、自分を客観的に見つめて、自分なりの投資スタンスを考えてみる必要がありそうです。
本格的な経済・投資本を読む気力は無いので、山崎元氏の新書の新刊をよんでみました。 内容的には、以前出版された『 ファンドマネジメント―マーケットの本質と運用の実際 』(まだ読んでいる途中ですが・・・)に登場する投資理論をアップデートして、初心者の個人投資家向けに書き直したような感じでしょうか。 私は個人的に山崎氏の文章にあまり抵抗が無いので受け入れやすかったのですが、人によっては抵抗を感じる部分も多いように感じます。とりあえずインデックス投資については最善の投資手法ではないとされていますし、「効率的市場仮説」も役に立たないとばっさり切られています。でもって、個別銘柄投資で一番重要なのはセンスと運といわれてしまっては身も蓋もない感じです。 他の部分でも山崎節(?)が随所で炸裂していますが、私は全般的に合理的な考え方のように感じて好感を持ちました。最終章の「株式投資は不美人投票である」については、結局バリューアプローチと分散投資で個別株をやるのが一番いいんでないの?というご意見だと勝手に解釈しています。 まぁ、安いですし読みやすいので一読の価値はあると思います。お勧めです。
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