2007年1月の運用成績は以下の通りとなりました。 1月iFundパフォーマンス:5.66% 1月TOPIXパフォーマンス:2.43% 1月TOPIXアウトパフォーム:+3.23% 1月JASDAQパフォーマンス:6.67% 1月JASDAQアンダーパフォーム:-1.01%
2007年iFund通算パフォーマンス:5.66% 2007年TOPIX通算パフォーマンス:2.43% 2007年JASDAQ通算パフォーマンス:6.67%※上記パフォーマンスは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。 (下のグラフは2005年1月からの累計) ※個別銘柄ポートフォリオ ※今月の売買売却: 3376 オンリー(利益確定) 買付: 3376 オンリー(買戻し) 今月は久しぶりに新興株が好調だったようです。これがいわゆる1月効果でしょうか。去年は1月効果なんて無かった様な気がしますが・・・。私の持株も好決算が続き株価は堅調に推移しました。が、JASDAQ Indexには負けてしまいました。やっとTOPIXを大幅にアウトパフォームして喜んでいたら肝心のJASDAQに負けるとは・・・、無念です。多少運用成績が向上してきたとは言え、結局今の私のPFではインデックスに完勝するのは難しいような気がしてきました。 個別銘柄については、オンリー(3376)の含み益が+40%を越えた時点で一時売却、その後株価が下落したところで買戻しました。その他の銘柄でも含み益が25%を超えるものが出てきており、売却のタイミングをいろいろ考えています。考えている間に含み益が漸減している銘柄もありますが・・・。相変わらず売り下手です。ほんとにTS注文が使えるカブコム証券を使った方がいいかもしれません。手数料高いのが不満ですが。 最近は新規銘柄発掘の意欲がわかず、スクリーニングはあまりやっていません。持株の業績推移だけはしっかりチェックしてます。それよりも、損切りを含めた売買ルールをもっと厳密に定めようかと考えています。現状は損切りラインを漠然と-20~30%くらいと考えていますが、もっと厳しくしたほうがいいような気もしています。利益確定の売りに関しても、TS注文を導入するか、含み益20~30%で逆指値を仕掛ける(2月からイートレで逆指値が使えるので)などの具体的なルールを作ることを検討しています。
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4回目。カウンセリングはどこまでも続きます。今日は私の生い立ちから最近までの個人史について話しました。相変わらず話が長く、多少疲れます。 先週は週末まですこぶる体調が良かったのですが、調子に乗って週末に夜更かしをしてしまい、翌日発作が出てしまいました。その後は不安の悪循環で体調は下降線・・・。今日から仕事に復帰しているのですが体調はイマイチです。医師にそんな話をしたら「本気で治す気があるならちゃんと指示に従うように!」と本気で怒られてしまいました。反省・・・。 ということで、薬はそのまま継続服用するものの、早寝早起きなどで体調管理をしっかり行い、できるだけ余分な薬は飲まないように体調を整える。仕事では無理しない、でもできる限り仕事は休まない。などなど、医師の指示をちゃんと守るように致します。
数日前に古い友人から サン・クロレラの供与を受けました。それも3ヵ月分!  事の発端は古い友人達との久しぶりの飲み会で、最近また私の体調が悪くなったとの話から。体調が悪いのはパニック障害のせいなのですが、その友人曰く「クロレラは何にでも効くぞ」とのこと。クロレラがなぜパニック障害に効くのか、科学的根拠はともかくとして、友人の好意は有難く受けることにしました。「騙されたと思って3ヵ月は飲んでみ!」という友人の助言にしたがって、今日まで毎日緑の粒を飲み続けています (う○こが緑色になってきました)。 クロレラを供与してくれた友人のためにも、3ヵ月間飲み続けてどのような効果があったかブログで公開しようと思っています。 (もし何も効果が出なかったら、友人の名誉のために今後このブログでこの話題には触れないかもしれません・・・笑) 何はともあれ、Oさんありがとう。でもってクロレラの宣伝! http://www.sunchlorella.co.jp/
『スティーブ・ジョブズ-偶像復活』を読了。 このスピーチがとても素晴らしかったので、この本を図書館で借りて読んでみようと思ったのですが、予約待ちで順番が廻ってくるまでに1年以上かかってしまいました・・・。 スティーブ・ジョブズ本人はこの本がかなりお嫌いの様子。確かにこの本ではジョブズは狭量で自己中心的ながら強力なカリスマ性をもつ特異な人物として、かなり偏った視点で描かれているようにも思えます。ジョブズのパーソナリティがこの本の通りなのかどうかはさておき、ジョブスなればこそ現在のアップルが存在し得たのは間違いないように思えます。 偉大な経営者の伝記としてジョブズの人生を読むのは楽しいですが、この本を読む限り個人的には勤め人としてジョブズの会社に勤めるのは勘弁してほしいなぁと感じました(その前にすぐにクビにされそうですが・・・笑)。 ちなみに、Apple Incの株価を見てみるとこんな感じになってます。  ジョブズがアップルの暫定CEOとなったのが1997年ですので、その頃の株価と今の株価を比べると約10倍になってます。あとから考えれば、このときアップル株を買っておけばなぁと思うのでしょうが、ジョブズがアップルを今のような会社にしてしまうなんて誰も思いつけることではなかったと思います。よく、「ある会社に投資する場合は経営者を見ることが大切だ」などと言われますが、ジョブズのような人物を見ると、普通の投資家は5年、10年先に本当に大きな利益をもたらしてくれる経営者を見抜くことなど不可能ではないかと考えてしまいます。 私が本格的にPCを使い始めたのが1998年頃で、当時はWindows全盛時代だったので、スケルトンのカラフルなiMacを見てもほとんど興味を持てなかったのですが、Mac OSXのGUIを始めてみた頃からMacに興味を持ち始め、今ではiBook(二代目)が我が家の家計管理兼写真・動画管理PCにっています。私のような凡人には偉大な経営者を見抜いて利益を上げるより、偉大な経営者の作った素晴らしい製品で楽しませてもらうほうが現実的であるようです。
少し前のエントリで、ネット証券で唯一トレイリング・ストップ(Trailing Stop)注文ができるオンライン証券会社としてタイコム証券を紹介しましたが、大手ネット証券でもやっとTS注文に対応する会社がでてきました。 カブドットコム証券 1月18日付プレスリリースhttp://kabu.com/company/pressrelease/2007/20070118.asp カブコムの口座は持ってるんですが、滅多にログインしない(というかサイトも見てない)ので全然気付いてませんでした。イートレード証券・オリックス証券・GMOインターネット証券などが続々と逆指値注文を導入しようとしているなかで、カブドットコム証券やマネックス証券の逆指値注文などの特種注文の優位性はなくなっていくなぁと思ってたんですが、カブコムはTS注文で優位性を確保するようです。こうなると、マネックスは手数料が高いうえに、特種注文の優位性もなくなってしまい、口座を持つ意味があまりなくなってしまいそうです。マネックスの独自性といえば、唯一マネックスナイターくらいしかなくなるのではないでしょうか(投資信託等のサービスについてはまた違うかもしれませんが)。 で、トレイリング・ストップ(Trailing Stop)注文で何ができるかというと、 この解説や この解説(カブコムとタイコムでは注文方法が少し違うようですが・・・)にあるとおり、その時点での株価によって逆指値を自動修正してくれるということです。中長期投資であっても、ある程度含み益が出てくると、どの時点で売るか迷ってしまう場合が多いのですが(私だけ?)、ある程度の含み益が出た時点で売りのTS注文を仕掛けておけば、株価が上がり続ける限り売りの逆指値は株価に連動して自動修正されるので逆指値は発動されず利益を追い続けることができ、株価が下落に転じた時点で自動修正されて繰り上がった売りの逆指値が発動されるので、気付いたら含み益がなくなっていたということも防ぐことができます。 株式投資の経験が浅い人にとって、利が乗った株の売却のタイミングはとても難しいと私は思っています(自分自身がそうなので・・・)。自分なりのルールを設けて、TS注文でできる限り利を追って、最高値からある程度下落した時点で自動的に売却するほうが、下手に自分で判断するよりうまく売却できるのはと考えています。 ということで、TS注文が使える カブドットコム証券と タイコム証券、口座くらいは持っておいてもいいかもしれません(宣伝)。
最近個別株投資に関するエントリを全然書いてなかったのはネタがなかったからです。というか、一回四季報スクリーニングで買付け銘柄を決めて、実際に買付けちゃった後には何もすることがないという事情もあります。 ところが、最近なんだか気持ち悪いくらいに好決算が続いています。 ワッツ 273507/8月期の1Q業績開示。継続ホールド中。 06年度第1四半期 05年度第1四半期 売上高 (百万円) 4,512 4,635 (-2.6%) 営業利益 (百万円) 170 98 (+72.7%) 経常利益 (百万円) 167 124 (+34.6%) 当期利益 (百万円) 119 54 (+118.4%) オンリー 337607/8月期の1Q業績開示。発表翌日S高で売り抜けて約40%強の利益確定。下がったらまた買い戻す予定。 06年度第1四半期 05年度第1四半期 売上高 (百万円) 1,843 1,590 (+15.9%) 営業利益 (百万円) 272 139 (+96.2%) 経常利益 (百万円) 264 136 (+93.6%) 当期利益 (百万円) 147 71 (+106.8%) プロトコーポレーション 429807/3月期の3Q業績開示。継続ホールド中。まだ上振れしそう。 06年度9カ月決算 05年度9カ月決算 07年3月期予想 06年3月期実績 売上高 (百万円) 15,804 14,835 21,200 19,952 (+6.5%) (+0.5%) 営業利益 (百万円) 2,655 1,788 2,010 (+48.5%) (+27.0%) 経常利益 (百万円) 2,705 1,786 2,950 1,987 (+51.5%) (+26.0%) 当期利益 (百万円) 1,511 576 1,618 598 (+162.3%) (-30.9%)
でもって上方修正。 今回の予想 前回の予想 売上高 (百万円) 19,590 19,524 経常利益 (百万円) 3,000 2,550 当期利益 (百万円) 1,753 1,530 ヤギ 746007/3月期の3Q業績開示。継続ホールド中。これもまた上振れの可能性がありそう。 06年度9カ月決算 05年度9カ月決算 売上高 (百万円) 90,503 85,465 (+5.9%) 営業利益 (百万円) 2,003 1,600 (+25.2%) 経常利益 (百万円) 2,228 1,627 (+36.9%) 当期利益 (百万円) 1,311 588 (+122.8%)
ということで、今週は好材料が4連荘で上記銘柄がブレイクするとともに、東邦システムサイエンス(4333)、アバールデータ(6918)などもジワジワと含み益を増やしています。なんだかパチンコで連荘してるみたいで気持ちいいのですが、その割には現時点でJASDAQ Indexに負けてたりします・・・。
『日本経済に関する7年間の疑問』を読了。 過去7年間の「 JMM」に書かれた村上龍のエッセイ(?)のような文章をテーマ別、時系列に編集しなおしたものです。JMMは1999年の配信開始当初からずっと読んでいたので、基本的には一度読んだことがある文章ばかりでしたが、こうしてまとめられたものを読むと時期によって微妙に言ってる(書いてる)ことが矛盾してる部分があったりしてなかなか面白いです。このJMMの月曜版の寄稿家はかなり豪華な顔触れだったりします。 まずは山崎元氏。 「王様の耳はロバの耳!」と 「ホンネの投資教室」もチェックしてます。よくこれだけ大量の文章を書けるなぁと思います。ブログのコメント欄もすごいし・・・。たまにJMMへの寄稿文とブログの内容が微妙にリンクしているときがあります。資産運用・投資関係の著作も多いですね。 いまだに読んでませんがこの本にも興味があります。 1999年からJMMへの寄稿をされていたので、株式投資を始める数年前からこの人の文章を読んでいたということになりますが、投資を始めるまではこんなに有名な方だとは知りませんでした。 次は真壁昭夫氏。行動ファイナンス系の著作・翻訳が何冊かあります。これらの本を読みながら、なんだか見たことがある名前だなぁと思ったらJMMの寄稿者の1人でした。 その次は菊地正俊氏。メリルリンチ日本証券 シニアストラテジストだそうです。最近出版された本がこれ(↓)。 ちょうど今読んでいるところですが、なかなか興味深い本です。 他にも 多彩な寄稿家がおり、JMM月曜版の内容はかなり充実してます(その分読むのもしんどいのですが・・・)。へたな新聞や経済誌よりこっちのほうがよほど読む価値があると思います。何より無料だし。
長期間更新をされていない方の相互リンクを解除させて頂きましたので、ご了承ください。また、右側のカテゴリ欄を少しだけ改良しました。少しは見やすくなっているとよいのですが・・・。 今後ともよろしくお願いいたします。 Ito拝
新しい病院でのカウンセリング3回目。前回から変更した薬が効いているのか、予期不安は激減、発作はなくなりました。心配していたSSRIの離脱症状は今のところありません(すこし頭がボーっとする程度でしょうか)。 今回のカウンセリングも長く、約1時間半かけて治療方針や自分自身と家族のことなど、かなり細かいことまで話しました。以前の病院に比べればずいぶん長い時間話を聞いてもらえるのですが疲れます・・・。まぁ1時間以上待って5分で診察が終わるよりはずいぶんマシですが。 まだ少ししんどいときがあるので、念のため今週も会社は休み。来週から復帰の予定です。
昔から「あるある~」(および、あのような煽り系の情報番組の全て)が嫌いだったので、例の納豆事件の放送は見ていませんでしたが、翌日近所のスーパーから納豆がなくなっていたことだけはよく憶えています。のちほど「あるある~」の放送の影響のせいだと聞いて、テレビを信じてる人がまだたくさんいるんだなぁと思っていたら、次に出てきたニュースは、事前に業界に番組の放送内容がリークされていたとのこと。んでもって、最後のオチは こんな感じ。なんとも情けないお話です。 この件に関するブログのエントリでは、「内田樹の研究室」の 納豆疑獄とメディアの凋落が一番的確な内容であるような気がします。 テレビや新聞などのマスメディアのほうが大きな看板の裏に個人の名前が隠れてしまうという点で匿名性が高くていい加減(悪質な場合はウソ?)な情報で、個人の名前で発信される良質のブログの方が多少意見の偏りがあるにせよある程度正確な事実を伝えているのではないかと感じることが多くなってきました。 実際、テレビで見るのはドラマやバラエティ(はじめからウソだってわかってれば安心して楽しめます)や一部のドキュメンタリー(これも信用できないような気がしてきました)だけになってきており、ニュースは滝川クリステルの(”松本方哉の”じゃないですよ!)「 ニュースジャパン」の初めの数分しか見てません。新聞はいまだに一紙も取ってません。主要な時事系の有名ブログだけ読んでおけば、世の中の動きの大筋はわかるんじゃないかと思ってます。 グリーンブラッドの言葉を借りれば、 「30歳以上の人間を誰も信用してはならない」 「30歳か、それ以下の人間を誰も信用してはならない」
ということになりそうです。 1月30日追記 「内田樹の研究室」で追加のエントリ( 言い訳上手になりました)が書かれています。またまた面白いエントリでした。「無知」は恥であり罪であるって感じでしょうか?
『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』を読了。たまにはベストセラーも読んでます。 世間一般の”通念(常識)”といわれる物事を実際にさまざまなデータで検証してみるとどうなる?といった内容です。面白い本なのですぐに読めちゃうと思います(少なくともファイナンスの本より面白い)。物事を通念に囚われず合理的に把握しようと考えている人にはお薦めの本です。 もうすぐ”親”というものになる身として気になったのが、5章の「完璧な子育てとは?」でした。 子供の学業成績と相関関係がある要因 ・親の教育水準が高い。 ・親の社会・経済的地位が高い。 ・母親は最初の子供を生んだとき30歳以上だった。 ・生まれたとき未熟児だった。(マイナス要因) ・親は家で英語を話す。(日本ではみな日本語を話すから関係ない?) ・養子である。(マイナス要因) ・親がPTAの活動をやっている。 ・家に本がたくんある。
子供の学業成績と相関関係がない要因 ・家族関係が保たれている。 ・最近よりよい界隈に引っ越した。 ・その子が生まれてから幼稚園に入園するまで母親は仕事に就かなかった。 ・ヘッドスタート・プログラムに参加した。(日本には無い制度?) ・親はその子をよく美術館へ連れて行く。 ・よく親にぶたれる。 ・テレビをよく見る。 ・ほとんど毎日親が本を読んでくれる。
これらの結果から著者が導き出している結論は、「子供に対して親が何をするか」は子供にとってあまり影響はなく、「親がどんな人か」という要素が子供に様々な影響を与えるということのようです。言われてみれば当たり前のような気がしますが・・・。よく肝に銘じておきましょう。
Googleから初めての米ドル小切手がやってきました。"Google AdSense"の収益USD109.20です。外貨の小切手は、香港で一般の方が普通に小切手を使ってたのでよく見たことがあったのですが、米ドル小切手は始めてみました。拍子抜けするぐらい薄っぺらで紙質も悪いです(笑。まぁ記名式小切手なので適当でいいんでしょうが・・・。 こんな感じ(↓)。  困ったのが米ドル小切手の取立て。日本国内のCiti Bankに口座があれば、そこで比較的安い手数料で取立できるようです(小切手の振出銀行がCitiだからかな?)。一般の邦銀であれば数千円の手数料がかかるとのこと。100ドルちょいの小切手の取立に数千円かかっては意味がありません。 今のところ、 ここに依頼して換金、円転して振り込んでもらうのが一番安い取立方法のようですが、今の円相場だと円転されるのはどうかなぁと思っています。かといって米ドルのまま安い手数料で換金する方法もわからず途方に暮れています・・・・。 Google AdSenseで収益を得ていらっしゃる皆さんはどうしてるんでしょう?よいアドバイスがあれば教えてください。
『証券分析入門』、やっと読了(半月ほど前)。 1年近く書棚に寝かせてあったものをやっと読み終えました・・・。ファンダメンタル分析に必要なファイナンス理論や決算書の見方、情報収集の仕方などがよくまとまっている良書だと思います。 特に興味深かったのは第12章の「経済付加価値(EVA)分析による企業評価」でした。私のいい加減な理解では”EVA(経済付加価値)=ROIC(投下資本利益率)-WACC(加重平均資本コスト)”(正確な定義とは違いますので注意)ということで、投下資本による利益が資本調達コストより高ければ、その企業は付加価値を生み出している、ということになるようです。つまり”ROIC<WACC”な企業は企業(株主)価値を破壊するダメ会社ということですね・・・。でもって、日本ではつい最近までこんな会社ばっかりだったということにも驚かされました。資本を食う豚ばっかりだったとは。 ファイナンス理論に基づいた個別銘柄のファンダメンタル分析を勉強するならこの本一冊読めば充分かもしれません。ただ、残念だったのは証券分析の実践についての記載が少なく、内容的にも検証期間が短すぎてほとんど参考にならなかったところでしょうか。”教科書”としての内容はしっかりしているので、あとは自分自身がこれをどう使うかにかかっていそうです。 ちなみに読後数日でほとんどの内容を忘れてしまった私には緻密なファンダメンタル分析は無理そうです(笑。
会社お休み2日目。昨日は針灸に行ってきました。今日はヒマです。ということで、アセットアロケーション(広義の分散投資?)について考えてみました。 まず、我が家の現在の状況から。 不動産 約85% (今住んでるマンション) 株式等 約10% (会社持株会・投信等を含む) 現預金 約 5% ということで、不動産が我が家の資産の大部分を占めています。これは簡単に売却できない(というかローンを組んだ銀行の抵当物件なので資産と言えるのでしょうか?)ので、とりあえず残りの約15%の流動性資産のアセットアロケーションを考えるということになるでしょうか。今勤めている会社が上場すれば持株会の含み益で各資産クラスの比率がいくらか変化するとは思いますが、現在の状況自体が分散投資の考え方からすると恐ろしくいびつな状態であるので、アセットアロケーションを考えること自体が無意味かもしれません(笑。でもまぁヒマなのでいろいろ考えてみます。 1.国内債券 主に日本国債を想定。利回り悪すぎるので、対象外。ただでさえ安い現時点の住宅ローン金利よりさらに低い利回りでは自分で自分の首を絞めるようなものです。日本国債買うなら借金減らします。純資産数億円のお金持ちになったら考えるかも。 2.国内株式 投信(インデックスもアクティブも)はだめ。アクティブファンドに手数料払うなら自分でポートフォリオ組みます。インデックスファンドは賢明な選択でしょうが、たかだか数百万円の資産を期待リターン6%程度でまわしてもあまり意味が無いような・・・。ということで、自分で工夫して現物株式で10%超のリターンを出さないと、この資産クラスに投資する意味が無い、またそれだけのリターンが出せる可能性があるのはこの資産クラスだと考えています。実際は2年弱で数%のリターンしか出してないところがイタイですが(笑。 3.外国債券 現時点でこの資産クラスに投資するとすれば、ファンドを利用することになると思います。よって、手数料等を考えると期待リターンが5%を上回ることはほぼ無いと思います。それに為替リスクのオマケつき。日本円の莫大な負債(住宅ローン)を抱える我が家では最悪の住宅ローン金利を5%前後と想定する必要があるでしょうから、期待利回りと為替リスクを勘案すればこの資産クラスに投資する意味は無いと思ってます。ただし、純資産数億円のお金持ちになれば国内債券よりマシな投資先かと思っています。 4.外国株式 この資産クラスについても、現時点の私の知識と経験ではインデックスファンド以外により良い投資方法が見つかりません。外国株の個別株ポートフォリオが組めるくらいの知識があれば、この資産クラスに投資する価値はあると思います。また、外国株式の中でもエマージング市場の株式についてはリスク(ボラティリティ)の点から相当な注意が必要なのではないかと思っています。個人的には先進国市場とエマージング市場の間くらいで、為替リスクも無い日本市場への投資で充分じゃないかとも考えています。英語を勉強するのがメンドクサイのもあります。 5.国内外不動産 国内不動産はおなかいっぱい。もういりません。外国不動産は怖くて買えません(その前に資金がありません)。ちなみにREITは仕組みがなんとなく胡散臭い(手数料がよくわからない)ので買いません。大金持ちになったら海外に不動産が欲しいです。 6.コモディティ 期待リターンとボラティリティは株式と同程度とのこと。少なくともインフレ以上のリターンは得られそうですが、最近の短期的なボラティリティは株式以上になっているような気がします。個人投資家がこの資産クラスに投資するならインデックスが一番賢明かと思いますが、どのインデックスがコモディティ全体の動きを反映しているのかイマイチよくわかりません。また、ファンドの手数料が株式に比べて高そうです。株式の次に面白そう(高リターンが得られそう)な資産クラスだと思ってますが、今のところお遊び程度でしか投資できない状態です。 以上、いろいろ考えてみましたが、結局現在のアセットアロケーションが無茶苦茶であること、不動産を無視して残りの資産を振り分けようにも金額的に小さすぎて分散する意味が無い、という身も蓋も無い結論になってしまいそうです。
2回目のカウンセリング。今回から転院して本格的に新しいクリニックで治療開始。臨床心理士によるカウンセリング(というか今までの経緯の説明など)を約40分、その後医師によるカウンセリングが約20分。医師との相談の結果、薬はほぼ総入れ替えで、以下の通り。 スペサニール 朝1T ランドセン 夜1T 抗不安剤 ユーパン→ カームダン→ セエルカム→ デパスの順番でしんどいときに随時服用。 薬総入れ替えによる体調不良が予想されるので、会社は1週間お休み。それ以降は出きるだけ通常出勤にした方が良いとのこと。離脱症の問題から、 SSRIの服用は中止し、他の薬を使用することになりました。 今後の治療方針はSSRIを使わない薬物療法、日々の生活改善や軽い不安を自力で取り除く行動療法と、臨床心理士と医師のカウンセリングによる精神分析療法でPDの原因となった要素を見つけ出すこと、ということになりました。今回はなんだかんだで約1時間以上話し続けて疲れました・・・。次回からは90分のカウンセリングとなるそうです。 次回カウンセリングは一週間後。今週はとりあえず新しい薬の様子見です。一週間の休み、何しようかなぁ・・・。
今日は待ちに待った 705NK( N73)の発売日。 昨年末に予約して、待たされること一ヶ月、やっと発売です・・・。妻にも機種変更を強いて、我が家にディーププラム・ライトサンド各1台の705NKがやってきました。   早速いろいろ設定を変更したり、アプリケーションがインストールできないかなど色々試してます。今回は こんな話も出てます。うーーむ、なんだか楽しそう。 最近完全に物欲に支配されてます・・・。 追記:なかなか良いwikiを見つけました。いちいち2chのスレッドをチェックしなくていいから楽かも。 Softbank 705NK wiki
『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方』読了。 この本、著者が最後に書いている参考文献をすでに読んでいる人には必要ないかもしれません。逆に、これらの本をまだ読んでいない場合は、事前にこの本を読んでおくと良さそうです。 文章は橘玲氏の本になんとなく似ているような気がします(身もフタも無いような感じが)。『 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 』などの橘玲氏の著作を40%、『 お金をふやす本当の常識 』などの山崎元氏の著作を15%、『 ウォール街のランダム・ウォーカー 』と『 敗者のゲーム 』を各15%、その他ファイナンス理論に関するさまざまな書籍を15%、これらの内容を薄めて、最後に この本 をふりかけとしてパラパラふりかければこの本が出来上がりそうです。 ところで、投資銀行で働く人間が、 ところで、将来のFCFを予想し、適切なディスカウントレートを決めて理論株価を計算するようなことは、ぶっちゃけた話、誰もできないので、実際のところ、どんぶり勘定が使われます。
なんて言っちゃっていいんでしょうか。一応ファイナンス理論に基づいてM&Aなんかを仕切ったりするのも投資銀行の仕事だと思ってましたが・・・。 もひとつ、この一節がなんとなく引っかかっています。 (DCFモデルついて) 素人トレーダーは、株という名前の紙切れをどこの馬鹿が次はいくらで買うのかというたったひとつの数字を予想すればいいのです。ところがファイナンス理論を勉強してしまったばかりに、予測するのが絶望的に難しいパラメータをたくさん計算しなければ、どこの馬鹿が次はいくらで買うかというたったひとつの数字を決められなくなってしまったのです。
最近、そうかもなぁと思うことがしばしばあります。 経済的合理性に従い、読み終えたこの本を早速ヤフオクで出品。今ならそこそこの値段で売れそうです。
年末に注文していた自転車が届きました。 こんな箱に入って到着。玄関から和室まで自分で運び込んだのですが、結構軽い!  早速箱から取り出して組み立て。と言っても、折りたたまれたハンドルとペダルをセットして、サドルを取り付けるだけですが・・・。  組み立てるときに自転車の下に敷物を敷くのを忘れて、畳にタイヤの跡が付いてしまいました・・・。 で、玄関で試乗。なかなか乗り心地がよろしいです。 このあと近所の自転車屋に行って防犯登録をしてきました。ついでに鍵も購入。明日からこれで通勤です。
再び まろさんの推奨図書(いつもお世話になっております)を読んでみました。 ページ数は少ないのですが内容は充実してます。まだまだ財務・会計の知識が足りない私でもちゃんと理解できる内容で、財務諸表のチェックすべきポイントが簡潔にまとめられています。個人的には未だによく理解できていない税効果会計に関する勘定科目の説明がツボを突いてて嬉しかったです。また、有報よりも短信を重点的にチェックするという点がものぐさな私にはちょうどいい感じでした。 著者は、財務諸表は(意図的に?)わかりにくい方法で作成されていることが多い、殆どの会社は(本音では)個人投資家を重視していない、会社の資本政策(配当政策・増資等)等々、上場企業への不信感があるようです。投資しようと考えている会社の社長の面相が怪しげな場合、投資をやめることもあるとのことで、この部分で思わす笑ってしまったのですが、これって案外重要かもしれません。私も手元に届いた各企業の事業報告書の社長の写真を見てゲンナリすることがあるので・・・。 財務諸表のチェックポイントも面白かったのですが、それよりも興味深かったのは著者の投資スタンスでした。 ・低PER(今期予想値)株への投資 ・第一四半期(もしくは中間決算)の業績推移を重点的にチェック ・上記をもとに今期の通期業績が好調と判断される銘柄を選択 ・第一四半期から最終決算までの間で勝負 ・確実に成長が継続しそうな銘柄以外は、一年以上保有しない これらの方法は、最近私がおぼろげに考えていた方法とほぼ一致しており、この本のおかげで、それがよりハッキリしました。四季報で今期予想PER(EV/EBIT)から割安な銘柄をスクリーニングし(同時に収益性の高さと財務の健全性もスクリーニング対象にして)、その中から四季報独自の増額予想銘柄をピックアップして、その時点での業績の進捗率から予想される通期業績が会社予想値よりも大きい銘柄を探し出して投資対象にする、というのが今の基本的な銘柄選択方法になりつつあります。ただ、本決算までに勝負(一年以上保有しない)というところまでは考えていなかったので、これについては再度考えてみる必要がありそうです。 最後に、有報についてどこをチェックすればいいのかわかりやすく解説している本があるので紹介しておきます(以前inatoraさんのブログで紹介されていた本です)。 仕事で有報の作成を一部手伝ってるので、投資のために買ったこの本が、仕事で大変役立ってます(笑。
眠れないので、夜中にこんな自己診断をやってみました。「 日本版ポリティカルコンパス」。 結果はこんな感じ。  解説はこうなってます。 政治的価値観(コンパス縦軸)について 右派(保守)は伝統や公共の福祉を重視する価値観です。常に日本の今後を思う人ですが、リベラルから見ると、さしたる根拠もなしに伝統や公共の福祉を主張する、小さな親切大きなお世話人間に見えるかもしれません。 左派(リベラル)は個人の自由を重視する価値観です。自分や他人の願いや思いを大切にする人ですが、保守から見ると、自分勝手で権利を履き違えた勘違い人間に見えるかもしれません。
経済的価値観(コンパス横軸)について 右派(市場派)は、市場原理を信頼し、規制のもたらす非効率(いわゆる「政府の失敗」)を重く捉えて、小さな政府を志向します。自己責任意識が高く、情報収集に余念のない人ですが、政府派から見ると、弱肉強食で血も涙もない冷血漢に見えるかもしれません。 左派(政府派)は、市場原理の負の側面(いわゆる「市場の失敗」)を重視し、政府による再配分や規制を望んで、大きな政府を志向します。弱者を思いやり、不幸な人を見逃せない人ですが、市場派から見ると、自分の人生を人任せにする無責任人間に見えるかもしれません。
ということで、政治的にはほんのちょっとだけ自由主義者より、経済的には少し市場原理主義者と言う結果でした。 政治についてはあまり興味が無いので、右でも左でもどっちでもいいです。結果もそんな感じですね。ややリベラルだけど、大体中間くらい。政治的には右にも左にも行き過ぎなければどっちでもいいと思ってます。 経済については結果通り市場原理主義でしょうか。すくなくとも政府による金(税金)の再分配方法は信用できないと考えています。税金を公平かつ必要最小限にして、あとは自分の裁量で自分の面倒を見ていくべきだと思います。取りあえず源泉徴収をどうにかして欲しい。所得を全部損益通算してほしい。その他いろいろ税金や社会保険制度には思うところがあります。
トレーダー度適正テストをやってみました。どうも、こういうのがあるとやらないと気が済まない性格のようです(笑。 結果はこんな感じでした。 ◆項目別結果(括弧の内は満点) ・精神力(10): 3 ・目的意識(7): 3 ・性格(8): 6 ・決断力&行動力(6): 6 ・感性(5): 5 ・非大衆性(10): 9 ・基礎的能力(10): 7 ・経験(7): 3 ・知識(10): 4 ・戦略的思考(10): 9 ・リスク管理(5): 3 ・自己規律(10): 8 ・オリジナリティー(10): 7
◆総合得点:73
◆総合評価 ○【5段階中、「4」段階(セミプロ・レベル)です。あなたの総得点は108点中、73点でした。】 ○あなたと同じレベルの著名人は 『長谷川慶太郎』 ○平均レベル以上の知識や能力はありますので、十分トレードから利益を得られますが、投資で生活するまでには至りません。更に上のレベルの知識と個人的能力の開発が求められます。
◆達人からのアドバイス 自分独自の相場の世界を確立する必要があります。先達の知恵に学ぶために「マーケットの魔術師」を何度も読み返しましょう。オリジナル指標を作成しましょう。リスク管理の徹底と利益増大のバランスを考えましょう。学習教材としては野川氏のビデオセミナー「RMG短期売買入門」が最適です。
◆トレードスタイル:短期売買と長期トレンドフォロー両方が向いています。
うーむ・・・。トレーダーとして最も重要な要素でありそうな精神力の点数がかなり低いです。経験と知識の点数が少ないものダメですね~。自分でもなんとなく納得の結果。経験と知識は時間が解決してくれそうですが、精神力だけはそう簡単には身に付かないように感じます。なによりも、こういった自己判断テストの結果をすぐに忘れてしまう性格が問題かも(笑。 質問内容をみるとテクニカル手法に重点を置いたテストのようですが、投資家としての素質をみるような質問もいくつかあり、なかなか興味深い内容でした。
年末にもらった薬が底を尽きたので病院へ。年末年始も体調はあまりパッとしませんでした。発作は出ないけど予期不安や不快感が断続的に続くような感じです。 今回はいつもの医師に年末年始の体調と病院を変えようと思っている旨伝えました。どんな病院に転院するのか、どんな治療を受ける予定なのか聞かれたので素直に答えたところ、一度違う方法で治療を受けてみるのもいいかもとのこと。 今通っている総合病院の神経精神科では、患者数が多すぎてカウンセリング中心の治療をしたくても時間的に対応できないそうです。最後に医師から、今後のためにしばらく経ってからどんなカウンセリングを受けたのか教えて欲しいと言われてしまいました・・・。 念のために今飲んでいる薬を多めに処方してもらい帰宅。新しいクリニックのカウンセリングを予約。今月半ばから新しい治療を受けることになります。
こんなニュースを見つけました。 2007年1月4日 YOMIURI ONLINEより一部引用 構想によると、統合の対象は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、ジャスダックの6取引所。日本証券業協会の関係者が水面下で金融庁や証券会社などに打診し、金融庁側も一定の理解を示している模様だ。
具体的には、〈1〉東証を中心とする現物株市場〈2〉大阪証券取引所を中心とする先物市場〈3〉東証マザーズやジャスダックなどを統合した新興企業向け市場――の運営会社をそれぞれ設立する。3市場の上場銘柄が適正かどうかを管理する自主規制会社を加えた4社程度を、持ち株会社の傘下に置く計画だ。
東証は07年6月の株主総会で、傘下に市場運営会社と自主規制会社を置く持ち株会社への移行を決める。統合構想は、持ち株会社化した東証を母体にして、先物市場と新興向け市場をその傘下に置く案が有力視されている。
ホントだったら面白いことになりそうなんですが、よくよく考えれば今まで特に取引市場にこだわって銘柄選択をしたことがないので、統合されても特に関係ないでしょうか・・・。一部のネット証券で名証銘柄が取引できなかったりするので少し便利になるかな? 仮に全取引所が統合されて、現物株市場が一部(と二部?)・新興だけになった場合、TOPIXやらJASDAQ Indexはどうなるんでしょう???また、大証はすでに上場しているし、東証に対して対抗意識が強いような感じがするので、イマイチ現実味がないような気もします。
” 投資を楽しむ♪”のまろさんのお薦め図書。まろさんのお薦め図書には当たりが多いので年末年始に読んでみました。 まろさんの 紹介記事にあるとおり、希少な投資本『 投資4つの黄金則 』(この本については以前 紹介記事を書いています)の著者が書いた文明史の本です。 高校時代は世界史オタクで大学でも東洋(中国)史を勉強していたので、それなりに歴史書は読んだつもりでしたが、古代から現代までの政治史をすっ飛ばして、ここまで見事に文明史を書ききった本は珍しいと思います。しかも著者は投資アドバイザー・・・。なんともスゴイ人です。ちなみに訳者の徳川家広氏、徳川家所縁の方かなぁと思って調べてみたら やはりそうでした。他にも面白そうな本を翻訳されているようなので、アマゾンで調べてみると面白いかもしれません。 学生時代にフランシス・フクヤマの『歴史の終わり』という本を読んで、古代から近代までの歴史と現代史の断絶の記述にガツンと衝撃を受けたのですが、『「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史』はここからさらに突っ込んで近代から現代にかけてなぜ人類は「豊か」になったのかを述べています。中でも、「民主主義が経済的な豊かさを生み出すのではなく経済的に豊かになった社会が民主主義を求める」といった主旨の指摘は今までに無かった視点だと思います。同じく最近出版された『 フラット化する世界(上) (下) 』などを併読するとさらに理解が深まりそうな気がします(こちらはまだ読みかけ)。 個人的に印象に残っているのはバーンスタインの日本に関する記述と訳者の徳川家広氏のあとがきでした。短い文章なので引用しておきます。 第8章「ライジング・サン」より (前略)最後に、アメリカがいつまでも金持ち日本の防衛を肩代わりし続けるという保障はどこにもない。じきに日本は自力で自分をまもれるだけの軍事力を持とうと考えるようになるだろう。その努力がうまくいきすぎないことを祈るのみだ。
訳者あとがきより 「失われた10年」などといわれてきた過去15年あまりの日本経済の期待はずれのパフォーマンスだが、本書でたびたび言及されているように、経済成長率は長期的には2パーセント前後に収斂するものだとすれば、実は成熟した経済としてしごく普通だったということになってしまう。(中略)日本経済そのものは別に危機になったわけではなく、単に高度成長が常態だと根拠も無く信じていた政策当局者やマスコミの経済リテラシーに欠陥があっただけなのである。
※『歴史の終わり』の新装版が出ています。こちらもお薦め(投資とは関係ありませんが)。
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 『のだめカンタービレ』を読みながら「ゆく年くる年」をみて新年を迎えました。ゆく年くる年では、 一昨年旅行で行った竹富島が中継されていました。竹富島は石垣島の近くの小さな島で、島の方々はのんびりしてたのが印象に残っています(私を含めて観光客は島内をセコセコと動き回ってましたが・・・)。最近は島に戻ってくる若者も多く、今年は出産ラッシュだそうです。そういえば、沖縄県の出生率は日本一でしたね。石垣島や竹富島に滞在した数日間を思い出すと、ここでならストレスもなくのんびり暮らせるかなぁと想像したりします。実際はそう簡単なことではないでしょうが。 一昨年に株式投資を始めてからというもの、「何かをしなきゃ行けない」って気持ちがいつも先走ってて、いつも何かに追われていたような気がします。今年はちょっと気分を変えて、ちょっと休んでいろいろな物事を見直してみようかなぁと思ってます。よって、新年の目標は特になし。 今朝有酒今朝醉、 明日愁來明日愁。 今、酔うべき酒があれば、今、酔って(しまい)、 明日に愁いが起こったら、明日、愁えればよい。 留学時代によく日記に書いてた言葉です。エントリ書いてて突然思い出しました。今年はこんな感じで。
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