2006年9月の運用成績は以下の通りとなりました。
9月iFundパフォーマンス:-3.63% 9月TOPIXパフォーマンス:-1.45% 9月TOPIXアンダーパフォーム:-2.18% 9月JASDAQパフォーマンス:-4.40% 9月JASDAQアウトパフォーム:+0.77% 2006年iFund通算パフォーマンス:-18.62% 2006年TOPIX通算パフォーマンス:-2.37% 2006年JASDAQ通算パフォーマンス:-31.43% ※上記パフォーマンスは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています(グラフは2005年1月からの累計)。 ※個別銘柄ポートフォリオ ※個別銘柄損益 今月から記載を省略します。
※今月の売買 8008 F&Aアクアホールディングス 買い増し
7553 サザビーリーグ 売却
2376 サイネックス 売却
2735 ワッツ 新規買付
3376 オンリー 新規買付
4241 アテクト 新規買付
4298 プロトコーポレーション 新規買付
9696 ウィザス 新規買付
今月のパフォーマンスはまたマイナスに・・・。9ヵ月中6ヵ月でパフォーマンスがマイナス。このままいくと今年の通算パフォーマンスはマイナスになりそうです。大幅な含み損があったセガミメディクスを一時売却し損失を確定。これとサイネックス売却による損失の確定で年初来の確定利益はほぼ消滅しました。
今月から銘柄選択基準を変更し、基準に合わないものを売却して他の銘柄に入れ替えています。入れ替えた銘柄のうち、アテクトが買付直後に中間決算の下方修正によりS安。今年初めてS安を喰らいました。選択基準には合っていたのですが、今年6月に上場したばかりの会社です。新規上場企業の業績予想を安易に信じたのが間違いでした。反省・・・(といいつつまだ保有してます)。まだ基準に合わない銘柄が何銘柄かあるので、おいおい銘柄の入れ替えを行おうかと考えています。
新しく設定した買付基準は次の通り(KAPPAさんの本とほぼ同じです)。低PER&高ROA銘柄と低PER&低PBR銘柄を半々くらい、合計15~20銘柄でPFを組むことを考えています。
①低PER(低PCFR・EV/EBIT)銘柄 1.以下の条件を全て満たすこと。 ※今期予想PER 15倍以下 ※フォワードPER 15倍以下 ※今期予想PCFR 12倍以下 ※今期予想EV/EBIT 8倍以下 2.以下の3項目の何れかを満たすこと。 ※ROA 7%以上 ※ROE 20%以上 ※ROIC 12%以上 ※営業利益率15%以上 3.SAF2002値90ポイント以上であること。②低PBR(高F_SCORE)銘柄 1.以下の条件を全て満たすこと。 ※PBR 1倍以下 ※今期予想PER 20倍以下 ※今期予想EV/EBIT 10倍以下 2.以下の2項目のうち何れかを満たすこと。 ※F_SCORE 6ポイント以上 ※F_SCOREの⊿ROA・CFO・⊿MARGINが>0 3.SAF2002値90ポイント以上であること。
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チベット滞在も後半に突入。後半はラサを出て色々な場所に出かけました。1日目はヤハ。
11月4日(7日目) AM9:00ラサ発。ランドクルーザーでヤハ(イエルハ)へ向かう。 (↑休憩中に撮影) 途中でチベット族の巡礼者の女の子4人組が路上で立往生していたので、車に乗せてあげる。2時間弱でヤハに到着。山の崖に沿って洞窟があり、それを右回りで巡礼していく。山道からの眺めが素晴らしい。天気がよく、暖かくて助かった。エリス、ジュディス、K口君とたくさん写真を取る。現像するのが楽しみだ。 (↑山道の途中で撮影) 山道を登っていくと、どこからかマニ車を持った老婆が現れた。ココに来るまでに人家はほとんど見なかったはずだけど・・・どこから来たんだろう。僕らを導くように先を歩いていく。 チベット族の女の子4人もラサに帰るらしいので、帰りも彼女らを乗せて帰ってきた。車の中で僕が持っていたカセットテープをかける。JamiroquaiやOasis、Sheryl Crowのテープをかけると、エリスやジュディスは大喜びだった。助手席では僕がテープを入れ替え入れ替えし、エリス、ジュディス(とK口君)は後部差席でノリノリ、その後ろの荷台ではチベット族の女の子がキョトンと僕らを見ており、車はチベットの荒野を疾走するというなんともシュールなドライブだったけど、楽しかった。PM4:00ラサ着。 ドライバーに明日の温泉行きのデポージットを500元払う。あ、領収書もらうの忘れてた・・・大丈夫かな。ちなみに、エリス23歳、ジュディス26歳であることが判明。(ホテルに)帰ってきてフロに入り、ロビーに「スターウォーズ II」を観に行くが、欧米人で席がいっぱい。部屋に戻り明日の準備。 今日でラサに来て7日目。もう1週間も経つのか。このまままっすぐ杭州に帰っても、着くのは13日~15日ぐらいになるだろう。(杭州を)出発した頃に比べて、ずいぶん自分が変わってしまったような気がする。杭州に長距離電話を掛けたが繋がらなかった。明日の出発は9:00だ。
次回は1泊2日の温泉編です。
少し中弛みしてきましたが・・・日記の続きを。
11月2日(5日目) 今朝は早起きしたので、デプン寺 へ行くことに。AM9:00に宿を出て、デプン行きのバスに乗る。ラサの郊外すぐにあるので、20~30分で着いた。しかし、寺の麓で降ろされたので、上に向かって歩きながら寺まで行くバスを待つ。幸いすぐにバスがきたので、それに乗り寺に着く。 デカイ寺だけど何もない。大昭寺と同じような感じだけど閑散としてる。途中でしんどくなったので、10時半頃には帰りのバスに乗った。そのバスにチベット族の僧侶が4人乗っていた。みな聡明そうでいい感じだったのだが、デプン寺の下の検問で公安(中国人)にバスから無理やり降ろされて、何か書かされていた。そのときの僧たちの様子はひどく卑屈で、なんだかミジメな気分になった・・・。 ラサ市内に戻って中華料理を食べてホテルに戻ると、ロビーでK口君とK藤君がカイラス行きの同行者を集めるポスターを書いていた。手伝おうかと思ったけど、頭が痛く、部屋で寝ることにした。 午後、起きてシャワーを浴びて、バルコルをブラブラ。お土産の小物を物色。ブルームーンでカレーを食べて帰ってきた。ロビーで「STAR WARS」I・IIが上映されるらしい。観ようかな。そうすると、出発は5日ということになる。 ラサに来て5日目。残る観光地はポタラ宮だけだ。ゴルムド経由で帰るなら(予算に余裕があるから)お土産をたくさん買おう。 欲しいものリスト:マニ車。チベット文字の書いてある指輪。お寺の玄関などにかかっている大きな布。
11月3日(6日目) AM9:30に起きて、リキシャでポタラ宮へ。雲ひとつないいい天気だ。留学生証を見せたら入場料は22元ですんだ。ポタラ宮の中は薄暗いが荘厳だ。バター茶とお香とホコリのにおいが入り混じって独特の雰囲気。ところどころでどこかの窓から陽光が差し込んでいる。順路に沿って進むが、ひどく広い。昇ったり降りたり、突然吹き抜けがあったり、中庭があったりと、中はかなり入り組んだ構造になっている。順路からから外れると迷子になりそうだ・・・。ダライ・ラマの玉座や寝室などが印象的だった。主のいない玉座は寂しい。特にチベットの場合、故宮と違って、本来そこに座るべき人がいるのだから。 ポタラ宮の中で、僕の知っている日本人によく似たチベット人を2人見た。1人はIさん(注:学生時代にバイトしていたお寺のお坊さん)。ダライ・ラマの玉座の前で、「コンニチハ。ワタシ、チベット。アナタ、ニホン。トモダチ。」と声を掛けられた。もう1人はA藤(後輩の杭州留学生)。チベット人を一列に並ばせていた。ご苦労さん。 ラサに来て6日目。ここでは、巡礼者、僧侶・公安・兵士をよく見かける。よく考えると不思議な街だ。 午後、ホテルでくつろいでいると、突然あの女の子がやってきた。「”ディンクティ”という温泉に行くから!」と誘われた(カイラス行きは諦めたようだ)。もちろん行く。彼女はそのあとネパールに抜けるらしい。一度ラサに帰ってくるのだから問題ないだろう。水曜日に出発することになった。ちなみに彼女の名はエリス。名前もカワイイ。もう1人一緒に温泉に行くことになったのはオランダ人のジュディス。とても楽しみだ。 夕方から5人(注:私、早大生2人、エリス、ジュディス)で旅行社へ。そこで突然ジュディスが”ヤハ”も行きたいと言い出した。なんでみんなこんな気まぐれなんだ?旅行社ではヤハ行きのツアーも温泉ツアーも取り扱っていないと言われ、さらに、ジュディスはヤハと温泉を廻るとネパールへ抜ける日程もきつくなるそうだ。結局、自分達で車とドライバーを雇って、日帰りでヤハへ、1泊2日で温泉へ行くことになった。 5人の中で中国語が話せるのは僕だけだったので、まず北京ジープの運転手(注:こちらの方が価格が安い)の溜まり場に行って交渉するが、温泉(ディンクティ)の場所すら知らないの人ばかりだったので、ランドクルーザーの運転手(注:こちらは高級)の溜まり場へ。結局ランドクルーザーを雇い、ヤハまで500元、温泉まで1,600元で行くことになった。ヤハへは僕とK口君、エリス、ジュディス。温泉へは僕とK口君、K藤君、エリスが行く。 夜「スターウォーズ」を観るが、なれない交渉で中国語を使いすぎて疲れたせいか頭が痛い。明日は8:30出発。夜中K口君とK藤君といろいろ話した。
日記を引用しながら、ヤハ、ディンクティがどこだったのか思い出せなかったので、地図で探したり検索したのですが、結局どこかわかりませんでした。ヤハもディンクティもラサから東へ向かった先の山奥だったと記憶しています。どちらも地球の歩き方には載っていない場所で、エリスが"Lonely Planet"で見つけた所です。温泉のある場所は、中国語で”門巴”という地名だったと思うのですが、思い出せません・・・。
また、この頃から、私とK川君、K藤君によるエリスを巡る三つ巴の戦いが始まります。
"
Google Earth "でラサ市内の衛星写真を発見したので、位置関係の確認を。
写真に写っている範囲はほぼ徒歩で行き来できる距離だったので、この周辺でご飯を食べたり買い物したりしてました。この衛星写真を見る限りでは、ラサ市内は私が旅行した頃よりかなり綺麗になっているようです。97年当時はポタラ宮やバルコルの周りなどは、もっとゴミゴミしていたように思います。
では日記の続きを。
10月31日(3日目) ラサ3日目。ラサは陽が昇るのが遅い。9:00頃にやっと太陽が現れる。杭州との時差は2時間くらいかな?今日はハロウィンだ。結局間に合わなかった。(杭州の)皆は楽しく過ごしているのかな。まだ頭痛は続いている。今日も1日休まないとダメかも。しんどい。 10時頃起きて、大昭寺 (バルコルの真ん中にある大きな寺院)へ行く。入場料が35元必要と書かれていたが、タダで中に入れてしまった。中には僧侶とこじきが沢山。そして巡礼者達が列を作っていた。寺院の前は五体投地をしている人々で溢れている。チベットの人々は信心深い。チベットは決して中国ではない。それを多くの中国人は知るべきだ。彼らには彼らの国家が必要だと思う。 バルコルを右回りで一週歩く。それだけで息が切れる。そういえば夜中に息苦しくて目覚めることが何度もある。1日の行動時間は長くて3時間くらいだろう。ホテルの前の店(浙江小吃)で肉ラーメンを食べて(美味しかった)、ホテルのロビーで絵葉書を書く。女の子宛ばかり。僕はこの中の誰が好きなのか?よくわからん。 (午後)K口君達にもらった薬のせいか、それとも身体が慣れたせいか、とにかく調子がいい。3時頃から再び外出。郵便局へ行って絵葉書を出して、ハンバーガーを食べに行く。美味しい!店を経営しているのは四川省からの移民漢族だった。そのまま歩いて少昭寺へ。でも何もない。約一時間半の外出。 夕方もう一度ハンバーガー屋へ行く。今度はチャーハンを食べて失敗した。旨いのはハンバーガーだけだった。少し動きすぎた。しんどい。まだ身体の調子がよくないようだ。今日はもう寝よう。明日からペントック・ホテルの宿泊料金が冬料金(25元)になる。(このあとの日記に何ページも独り言が書かれていますが、とても恥ずかしい内容なので省略)
11月1日(4日目) 朝起きると頭が痛い。でもフロントにかわいい女の子(多分チベット族)がいたので、ロビーで朝ごはんを食べてくつろいだ。フロントの女の子に3人分の洗濯を頼んで(10元)、買い物に出かける。ラサ市内にもいくつかスーパーがある。カップうどんも売っていた。少し歩いたので頭が痛い。 ホテルに帰ってきて、ロビーで早大生2人組とダベっていると、金髪の女の子が僕に向かって「成都であなたを見かけた」と声を掛けてきた。とってもかわいい女の子だったので4人で話していると、どうも彼女は”カイラス ”へ行くつもりらしく、男3人はその場で「俺達も行く!」と言ってしまった(このとき僕らは”カイラス”がどこにあるかさえ知らなかった)。調子に乗って「行く」と言ったのはいいが、本で調べてみるとカイラスへ行くのに1週間、しかも10万円近くかかるらしい。 絶対行けるわけない(注:この時点の所持金は10万円を切っていました)。ダメ、早く帰ろう。でも彼女カワイイ。フロントの女の子もカワイイ。ラサはすごい所だ。 ところで、ついに11月になってしまった。いつになったら帰れるんだろう。ラサは快適なので動く気がしない。ちゃんとした観光すらしてない。明日は早起きしてポタラ宮へ行こう。絶対に!ホテルが快適すぎるのも問題かも。 夜はヤク・ホテルに泊まっている早稲田の女子と男3人で火鍋を食いに行く。辛くない鍋を頼んで、久しぶりに日本人の女の子と話した。9時半ごろホテルに帰ってきて、例の女の子とまた話す。カイラスから雲南 へ行きたいらしい(注:ラサを起点にすると”カイラス”と”雲南”は正反対の方向になります)。雲南ならいけるかも、と少し考える。
そして、このあと、この女の子(後にバンコクで英語教師をしているアメリカ人と判明)に連れられて、色々なところへ出掛けることになりました。
abitaさん、ぱんださんから中国放浪記のリクエストがあったので、当時の記憶を確かめるべく、押入れから昔の日記を取り出してきました。日記が一番充実していたのがチベット旅行のくだりだったので、チベット旅行記を書いてみようと思います。
当時の日記(↓)
私が
チベット (
チベット自治区 )入りしたのは1997年10月29日。当時の日記をそのまま引用します。
10月29日(1日目) AM04:30に起きて、ホテルのロビーへ。外国人十数人(日本人は僕1人)と共にバスで飛行場へ。飛行機は06:58発だ。いよいよラサ、さよなら成都。空港は曇っていたけど、離陸して厚い雲を抜けるとすでに陽が昇り始めていた。飛行機は西に向かっていて、後ろの方から太陽が昇ってきている。四川盆地は厚い雲に覆われているようだ。 AM09:50、ラサ空港に着く。とても爽やかだけど寒い。旅行社のバスでラサ市内へ。途中で大仏の壁画の横を通って、ラサ市内へ着いたのは12:00頃。約1時間50分かかった。ヤク・ホテルの前でバスから降ろしてもらう。 ヤク・ホテルはドミトリーで1泊20元。日本人バックパッカーがたくさんいた。少し頭が痛い。近所でポテトを食べて、ラサ・ラーメンを食べて帰ってくる。ペントックというホテルを見てきたけど、結構よかった。ペントックに移ろうかな・・・。頭痛がひどいので少し昼寝した。起きて回復したので、辺りをブラつく。ヤク・ホテルを出て、まず東へ。少し歩くとポタラ宮 が見えてきた。 (1997/10/31撮影) すごい、すごい、すごい。北京の故宮よりスゴイ!(←)なんて貧弱な言葉だろう・・・。夕日がちょうどポタラ宮の正面に当たっていてとても綺麗だった。本当に来てよかった。そのあとは、八角街(バルコル)をブラブラする。ここは中国じゃない。ここもスゴイ。真ん中にデカイ寺があって、周りの通りには色々な露天が出ている。ダライ・ラマの写真なんかも売っている。問題ないのだろうか? ヤク・ホテルへ戻る。ちなみに、相部屋の旅行者達はスゴイ。3週間もチベットにいる主婦(1人で)。これからヒマラヤへ行く人々、ゴルムドからラサまで自転車で来た人。ちょっとついていけない・・・。夕方から、知り合いになったバナクショー・ホテルの日本人の部屋へ行き、その後チャーハンとジャージャー麺を食べに行く。ウンコの話で盛り上がる。いつも通りだ。 ラサについて1日目。少し張り切りすぎた。しんどくなってきた。頭痛いし。熱もあるようだ。もう寝よう。明日はペントック・ホテルへ移ろう。
10月30日(2日目) ラサ2日目。朝のうちにペントックへ移る。とてもいい感じのホテル。でもフロントのおじさん(チベット人)は中国語を嫌っているようだった。そういえば、スノーランド・レストランでも同じような感じだった。チベット人は恐らく中国人が嫌いなんだろう。 ペントックにチェックインしてから、身体の調子がよかったので、ちょっと歩き回ったが、1~2時間でフラフラになってしまった。バスでバルコルまで帰ってきて、スノーランドでインド・カレーを食べるが、クラクラして倒れそうになった。午後はホテルでずっと寝る。夕方、相部屋の2人の日本人が帰ってきて、少し話す。2人とも早稲田大学の学生で、1人はK口君、もう1人はK藤君。 どうも少しでも疲労すると頭痛がやってくるようだ。ゆっくり滞在して1日1ヵ所ぐらいのペースで観光しよう。ちなみにゴルムドまでバス36時間で280元、西寧までバスで48時間380元だった。帰りはやはりバスか?体調しだいかな・・・。絵葉書でも書いて過ごそう。明日は。 ところで、どうもチベット人(チベタンと呼ぶらしい)は中国人が嫌いなようだ。今でも彼らは被征服民 なので、当たり前の話だが。少し中国語を控えた方がいいのかもしれない。中国語を話しているときに彼らの冷たい態度を感じる。今ラサに住んでいる中国人は何を感じているのだろうか。チベット人からの反感を感じたことはないのだろうか。路上でチベット人と漢人が喧嘩しているのをよく見かける。 夜には元気が出てきたのでブルー何とかっていうレストランでカレーを食べる。おいしかった。ホテルで早大生の2人とずっと話す。2人とも面白い。なぜかとても日本に帰りたくなった。杭州へでもいいから帰りたい。 追記:ペントック・ホテルの料金はドミトリー(6人部屋)で1泊35元。サービスがいい。サンダル・カップ・タオル大小有り。ロビーがきれい。ロビーでの映画上映日有り。お湯が24時間出る!英語可。バルコル近くで便利。洗濯10元。トイレにちゃんとトイレットペーパーがある。欧米人に人気。 追記2:チベット語講座。こんにちは=”タシデレ”。ありがとう=”トゥジェチェ”。
ということで、初日と2日目は高山病にやられて、意識が朦朧としており、ろくに観光も出来ませんでした。行動範囲もラサ市街地の中心部、バルコル周辺だけでした。この旅行では、もともとチベットに行く予定はなかったので、寒さ対策をまったく行っておらず、後々まで寒さに苦しめられることになります・・・。
勤め先の年に1度の通信研修を受けており、今日やっと修了テストに合格しました。内容はこんな感じ(↓)。
第1章 キャッシュフローの理解 ・ファイナンスの基礎 ・典型的なキャッシュフローとその価値 ・フリー・キャッシュフロー 第2章 投資評価 ・NPV法 ・IRR法 ・その他の手法 第3章 リスク概念 ・リスク・リターン概念 ・ポートフォリオ ・CAPM 第4章 資本コスト ・資金調達の方法 ・加重平均資本コスト(WACC) ・最適資本構成 ・配当政策 第5章 企業価値 ・企業価値 ・理論株価
現代ファイナンス理論の基礎を系統立てて勉強したような感じです。が、いくら勉強しても株式投資のリターンには結びつかないような気がしています。知識として知っておいて損は無いのでしょうが、株式投資は理論だけじゃないなぁとおもう今日この頃です。
ベッドサイドに『証券分析』と付箋を置いて、寝る前に少しずつ読んでます。現在276/955ページ。ここまでで何ヶ所か付箋を貼った箇所から”これは”という文章をメモっておきます。
まえがき 例えば、その企業の将来の見通しといった問題はそれなりに重要ではあるが、本書で取り扱うテーマからは離れるためほとんど取り上げなかった。第1章 証券分析の役割と本質的価値 分析とは、入手可能な事実を詳細に検討し、確立された原則と有効な論理に従ってそこからある種の結論を引き出すことと定義される。~中略~しかし、証券分野でそうした分析を適用しようとすれば、投資というものが本来的には厳密な科学ではないことによる多くの困難に直面する。これと同じことは法律や医学についても当てはまるが、その理由はこれらの分野でも技能(技術)や運がその成否を分ける大きな条件であるからだ。とはいっても、法律や医学の分野でも分析は有効かつ不可欠のものであり、これと同じことは投資、さらにはおそらく投機の世界についても言えるだろう。(本質的価値と価格) しかし、証券の本質的価値がある面ではとらえどころのない概念であることもまた事実である。一般に証券の本質的価値とは、恣意的な価格操作や市場の心理的な雰囲気などで形成された価格水準とは別に、その発行企業の資産、収益、配当、将来の業績見通しなどの事実によって裏付けられた本来的な価値であると考えられる。とはいえ、その証券の本質的価値を市場価値のように明確に決定されるものと考えるのも大きな間違いである。(本質的価値の意味) 重要なことは、証券分析の目的は特定証券の本質的価値を正確に求めることではないという点をよく認識することである。証券分析にできることは、①その証券の時価はその価値が保証され、またはその証券を購入することが正当化される水準として妥当なものなのか、②その証券の本来的な価値は時価をかなり上回っている、または下回っている-などについてヒントを示すことである。こうした目的を果たすには、本来的価値のおおざっぱな数字を求めるだけで十分である。(本質的価値と市場価値) マーケットとはむしろ、無数の個人が理性と感情に基づいて選択した結果を集計する「票数計算機」のようなものである。第2章 証券分析の数量的要因と質的要因 (企業と投資条件) ①初心者向けの原則-「二流企業の証券に絶対におカネを投じてはならない」 ②プロの原則-「すべての証券はある値段では安いかもしれないが、別の値段になれば高くもなる」(経営能力) 株式市場ではその企業の経営能力というものを2回評価する傾向がある。ある企業の株価とはその優れた経営能力が生み出した好業績を反映したものだが、株式市場ではそれに加えて「優れた経営能力」をもうひとつの好材料として織り込んでしまう。(収益トレンド) トレンドを重視しすぎると過大評価や過小評価といった間違いを犯すことになる~中略~したがって一見数学的に見える評価法も実際には心理的かつ恣意的な要因に基づいているのである。以上の理由から、トレンドがどれほど数量的要因として強調されようとも、現実には「質的要因」であると考えるべきである。第4章 投資と投機 (提案する投資の定義) 「投資とは詳細な分析に基づいて、元本の安全性と満足すべきリターン(投資収益)を確保する行為である。この原則を満たさない行為を投機と呼ぶ」
第2回 日経マネー投資力検定 、早速やってみました。
<日経マネー投資力検定:銘柄発掘力の成績> ●受験日: 2006年9月19日 ●点数:20点/20点 (平均点:13.3点) ●出題者からのアドバイス あなたは極めて優秀です。しかしこれに甘んじることなく、さらなる高みを目指してがんばりましょう。上級者のあなたは、銘柄発掘を財務の数字だけでなく「本当に良い会社」を見極める方法を学びましょう。上場企業のうち、わずか0.1%の最強銘柄を探すため、日々がんばってください。ビジネスについて普遍的に分析する“目”を持ちたいならば、『企業参謀』を読むといいでしょう。
<日経マネー投資力検定:チャート分析力の成績> ●受験日: 2006年9月19日 ●点数:10点/20点 (平均点:11.9点) ●出題者からのアドバイス チャートの基本的な見方は習得しています。今後は複数のテクニカル分析法を勉強しましょう。テクニカル分析には、時系列や非時系列、トレンドを分析するのに効果的なものや、買われ過ぎ売られ過ぎを把握するのに便利なオシレーター系など、様々な種類があります。これらは、相場の局面によって得意・不得意があります。種類の違うテクニカル分析法を習得し、様々な局面に備えましょう。
<日経マネー投資力検定:決算読解力の成績> ●受験日: 2006年9月19日 ●点数:18点/20点 (平均点:11.3点) ●出題者からのアドバイス 投資に必要な決算読解力はほぼ全て身に付いているレベルです。この実力ならば非常に詳細な個別銘柄の決算書分析が行えるものと思われます。今後は、発表される企業の決算により注目して、多くの企業の決算書分析を行って実践力を養い、特殊なケースでの判断力を身につけるようにしましょう。そうすれば、あなたの決算読解力はほぼ完成された領域に近づくでしょう。
<日経マネー投資力検定:相場分析力の成績> ●受験日: 2006年9月19日 ●点数:10点/20点 (平均点:12.7点) ●出題者からのアドバイス このクラスにはテクニカルな技法に過度に依存する人が多く見受けられますが、「木を見て森を見ず」であり、株式投資に固有の物語性を楽しむゆとりが生まれてきません。日本経済新聞の朝刊に掲載されている「大機小機」、「やさしい経済学」などで勉強するといいと思います。その上でバランスシートを見て個別企業の業績分析を行ったり、チャート分析の方法を勉強するといいでしょう。
<日経マネー投資力検定:投資技術力の成績> ●受験日: 2006年9月19日 ●点数:12点/20点 (平均点:13.3点) ●出題者からのアドバイス 株式投資で成果を出し続けるには、浅くてもいいから、やはり幅広い知識があった方がいいと思います。「自分の知らないものには手を出さない方がいい」といいますが、それは守りの姿勢。積極的に成果をとっていこうとするには、何にでも首を突っ込んで調べたり、やってみたりしたほうがいいでしょう。その際は大ケガをしないよう、「試しにやってみる」感覚が大事です。
<日経マネー投資力検定の成績> ●
受験日: 2006年9月19日
●
点数:70点/100点 (平均点:63.7点)
●
偏差値:53.1 ●
マネー検定3級 知識はかなり豊富です。弱点を補強して、実戦での失敗を減らしてください。
●
得意な分野は: 銘柄発掘力と決算読解力
●
苦手な分野は: ありません
●
分野別得点 :銘柄発掘力:20 チャート分析力:10 決算読解力:18 相場分析力:10 投資技術力:12
前回 よりランク下がってしまいました。チャートが分からない、経済ニュースに疎い、信用取引のルールを知らない等々が点数を取れなかった原因のようです。
「日本経済新聞の朝刊に掲載されている「大機小機」、「やさしい経済学」などで勉強するといいと思います。」だって・・・。大きなお世話です。うちは日経新聞(どころか全ての新聞)取ってないし。
FujiSankei Business i. 2006/9/18より引用
“カップヌードル”きょう発売35周年 日清食品が都内でイベント 世界初のカップめんとして1971年9月18日に誕生した「カップヌードル」。日清食品は、その発売35周年を記念するイベントを17日、2日間の日程で東京・青海(あおみ)のパレットタウンで開いた。試食会や体験工房など多彩な企画に参加できるとあって、初日からカップルや家族づれが多数来場、会場内は熱気で包まれた。
カップヌードル と誕生日が同じだったとは・・・。
「takahata_kazuoさんの日記」より「
[株]会社四季報CD-ROMでF_SCOREを計算する 」というエントリを当ブログにトラックバックして頂きました。非常に素晴らしいエントリだったので、私が暫定的に使っている条件式を晒して、takahata_kazuoさんの条件式と比較してみようと思います。
ROAIto(以下"I") ([連・経常利益(-1)]*0.58)/[連・総資産(-1)]*100 takahata_kazuoさん(以下"t") ([連・当期利益(-1)]-[連・特別利益(-1)]+[連・特別損失(-1)])/[連・総資産(-1)]
私は「特別損益調整前の純利益」に関して、"経常利益 X(1-税率)"と、単純化してしまいましたが、各企業の実効税率や後のアクルーアルの条件式を考えると、takahata_kazuoさんの条件式のほうが正確な数値が出せそうです。
CFOI [連・営業キャッシュフロー(-1)]/[連・総資産(-1)]*100 t [連・営業キャッシュフロー(-1)]/[連・総資産(-1)]*100
これは同じですね。
⊿ROAI (([連・経常利益(0)]*0.58)/[連・総資産(-1)]*100)-(([連・経常利益(-1)]*0.58)/[連・総資産(-1)]*100) t (([連・当期利益(-1)]-[連・特別利益(-1)]+[連・特別損失(-1)] )/[連・総資産(-1)]-([連・当期利益(-2)]-[連・特別利益(-2)]+[連・特別損失(-2)] )/[連・総資産(-2)]))*100
この部分が私が一番迷ったところです。「ROAの改善度」ということで、比較を前期対前々期とするか、今期予想対前期とするか、さんざん迷いました。F_SCOREの他の指標の変化は基本的に前期対前々期なので、この部分もF_SCOREを正確に四季報で再現するとすれば、takahata_kazuoさんの条件式のほうが正確だと言えそうです。ただ、『
行動ファイナンスの実践 』によれば、「ポジティブな利益トレンドの形成は、当該企業がプラスのキャッシュフローを生成できるようになるといった潜在力の改善を示唆するものである。」とありますので、ROAの改善度は最新の状況を見るために今期予想ROAと前期実績ROAで行うべきではないかとも感じています。この場合の条件式の利点は年4回の四季報発売毎に新しい銘柄が出てくる可能性があることであり、欠点は利益予想が四季報の予想に依存することになること、四季報にはB/Sの今期予想値がないので、ROAの分母となる総資産について便宜的に前期の数値を利用することになり、私の条件式では単純に今期と前期の利益額の多寡の比較になってしまうということです。
アクルーアルI ([連・営業キャッシュフロー(-1)]/[連・総資産(-1)]*100)-(([連・経常利益(-1)]*0.58)/[連・総資産(-1)]*100) t ([連・当期利益(-1)]-[連・特別利益(-1)]+[連・特別損失(-1)])-[連・営業キャッシュフロー(-1)]
ROAの部分でも述べたとおり、takahata_kazuoさんの条件式のほうがより正確な数値が出せます。
⊿MARGINI ([連・営業利益(0)]/[連・売上高(0)]*100)-([連・営業利益(-1)]/[連・売上高(-1)]*100) t [連・売上高経常利益率(%)(-1)]-[連・売上高経常利益率(%)(-2)]
ここもいろいろ迷いました。⊿ROAと同じように、今期予想と前期実績の比較とするか、前期と前々期実績との比較にするか迷っています。また、「売上高総利益率」とあるので、粗利率の改善度を見るものかと思っていたのですが、『行動ファイナンスの実践』には「売上高総利益率の改善は、販管費の改善~・・・」とありますので、最終的に営業利益率の今期予想対前期実績の比較としました。しかし、S_SCOREを正確に条件式化するとすれば、takahata_kazuoさんの条件式のほうがより正確です。
⊿TURNI [連・総資産回転率(回)(-1)]-[連・総資産回転率(回)(-2)] t [連・総資産回転率(回)(-1)]-[連・総資産回転率(回)(-2)]
これは同じですね。これ以外に条件式の作りようがないです。
⊿LEVERI [連・有利子負債依存度(%)(-1)]-[連・有利子負債依存度(%)(-2)] t [連・固定負債(-1)]/(([連・総資産(-1)]+[連・総資産(-2)])/2)*100-[連・固定負債(-2)]/(([連・総資産(-2)]+[連・総資産(-3)])/2)*100
四季報CD-ROMのHELPによれば、「有利子負債依存度の算式は、期首期末平均の有利子負債÷期首期末平均総資産×100(%)」となっていますので、考えるのがめんどくさくなってきてこのような条件式にしてしまいました。”有利子負債”には短期借入金も含まれてしまいますし、”固定負債”には社債・借入金のほかに繰延税金負債や引当金などが入ってきます。一長一短でしょうか・・・。あるいは、takahata_kazuoさんの条件式の[連・固定負債(-1)]を([連・社債(-1)]+[連・長期借入金(-1)])と置き換えてもいいかもしれません。
⊿LIQUIDI [連・流動比率(%)(-2)]-[連・流動比率(%)(-1)] t [連・流動比率(%)(-2)]-[連・流動比率(%)(-1)]
これも同じ、これ以外にないでしょうね。
公募増資I "No idea" t [連・資本金(-1)]-[連・資本金(-2)]
これはまったく思い浮かびませんでした。資本金の増減というのは名案だと思います。
全般的に見てtakahata_kazuoさんの条件式の方が正確であると思います。そもそもピオトロスキの研究ではすべての指標を前期・前々期実績比較で計算を行っているのでtakahata_kazuoさんの条件式は完璧かと思います。
takahata_kazuoさんのトラックバックに感謝です!
9/19追記:takahata_kazuoさんのブログで、F_SCORE条件式の訂正が行われております。より正確な条件式となっております。ご参考まで。 http://d.hatena.ne.jp/takahata_kazuo/20060916/1158420875
『証券分析』を読み始める前に読んだ本を2冊。2冊ともネット上で有名な個人投資家の本です。
”
EBIのすすめ ”のKAPPAさんの本。すでにあちこちのブログで取り上げられているので、いまさら私が書くことは何も無いように思います。以前読んだ『
株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」 』の内容をもっと”科学的”にしたような感じでしょうか・・・。ちなみに、この本でも低PBR株のリターンを向上させるためのピオトロスキーの指標(F_SCORE)が登場しています。この指標をなんとか四季報CD-ROMで再現しようと悪戦苦闘していますが、なかなか上手くいきません・・・。しかし、本書で書かれているバリュー系・収益系の各ファクターは比較的簡単に四季報CD-ROMで再現できるので銘柄の絞込みには役立ちそうです。「ファンダメンタル分析をするなんて、100年早い」ってフレーズが気に入ってます。
”
早川圭の割安株投資 ”の早川さんの本。KAPPAさんの本のように派手に紹介はされていませんが、いい本だと思います。基本的はバリュー指標によるスクリーニングを主としていますが、ファンダメンタル分析について最低限チェックしておくべき内容に触れられています。
KAPPAさんの本ではファンダメンタル分析については一切触れられていませんが、実際はスクリーニングで抽出された銘柄をすべて買い付けることは不可能なはずですので、何らかの分析(業種・業態等の基準?)は行っていると考えられます。KAPPAさんの本と早川さんの本を両方一緒に読むとバランス的にいいかもしれません。
私のファンダメンタル分析に関する考え方は、「個人投資家には正確なファンダメンタル分析(企業価値の算定)は不可能である」という方向に傾いています。仕事で必要なのでファイナンス系のテキストを読んでいろいろ勉強していますが、読めば読むほど正確な企業価値の算出は不可能だと思うようになってきました。企業価値の算定方法の理論はしっかりしていると思うのですが、分析の対象となる企業自体に不確定な要素が多すぎます。M&Aの結果が必ずしもいい方向に向かうとは限らないことが、その道のプロでさえ企業価値の算出を行うことが難しいということの証左だと思えます。
仕事中にブラウザを開くたびにmixiのニュースが出ているので、昼休みに見てみたらビックリ・・・。後場開始直前の模様です。こんな画面2度と見れないと思い、思わず画面を保存してしまいました(笑。
mixiの関係者の皆様がどれだけ儲かってるのかチェックするために、目論見書をカクニン。
我ながらヤラシイ・・・。 おっと!
この方 もしっかりストックオプションもらってますね~。25株ですか~。ほうほう。行使価格は10万円ですね~。うむうむ。でも外部者協力者は権利行使しても、上場後半年間は売れないみたいですね~。うんうん。でもまぁ相当な収入になりますなぁ。
一般社員の方々も5~100株と、結構付与されてますね。社員の皆さんは上場後即権利行使できるようです。50株以上付与されている方は、今日権利行使していれば寄り付いた瞬間に確実に億万長者ですね~。いやはや。
っていうか、
うらやますぃぃぃぃぃ~。
なんばHatchで行われたJake Shimabukuroのライブ-
Gently Weeps Tour 2006 -に行ってきました。生ジェイクを見るのはこれが初めて。素晴らしいテクニックでカッコよかったです。後ろの方の席でジェイクの手元はよく見えなかったんですが、遠目から見てもあの指使いは凄いです。あんなストロークできたら気持ちいいだろうな~。
ところで、最近の髪型のジェイクはよゐこの浜口にそっくりだと思うのですがいかがでしょうか。少し前にテレビで見たときから思ってたんですが、ナマで見てもやはり浜口に似てました。ウクレレが超上手いよゐこ浜口。それでもカッコいいです。
映画「
フラガール 」の挿入歌を歌っているジェニファー・ペリも登場しました。
まだ19歳とのこと。かわいかった~。
ということで、半年ほど埃をかぶっているウクレレを久しぶりに弾いてみようかなぁという気分になりました(多分弾かないけど)。
『証券分析』冒頭より。
「失意のどん底にある者はやがてよみがえり、 得意の絶頂にある者はやがて落ちる」 ホラティウス「詩篇」
ということで、やっと『証券分析』を読み始めました。現在52/955ページ、まだまだ先は長いです。
表題の本を前から買おうかどうか迷っていたのですが、ちょうどいいタイミングである人から借りることができたので、一気に読んでしまいました。
感想を一言で言ってしまうと、「平凡な外交官が書いた中国の実情」といった感じです。しかし、平凡であるが故に中国の現状認識に変なバイアスがかっていない(極端に否定的でもなく肯定的でもない)ようにも感じます。
先日のジム・ロジャーズの講演で、今後の中国の継続的な成長についての楽観的な意見に、何となく違和感を感じたのですが、その違和感が何だったのかこの本のお陰で少し分かったような気がします。私は年に1回くらい出張で上海に行く機会があります。10年ほど前には中国の地方都市に留学しており、中国のあちこちを旅行しました。従って、私が生で見た中国は最近数年間の上海、10年前に住んでいた地方都市や留学中に旅行した中国の内陸部や辺境地域だけということになります。確かに中国の一部分である北京や上海はこの10年で劇的に変化したと思います。しかし、中国の他の地域(内陸部の都市や農村など)がこの10年でどう変化しているのか私は知りませんし、実情が報道されることはほとんど無いように感じます。仮にこの著書に書かれている地方(農村)の状況が事実であるとすれば、中国の一部の地域以外は10年前どころか、もっと前と比較してもほとんど変わっていないように思えます。
私がどうしても違和感を感じるのは、実際劇的に変化しているのは一部の地域でしかないのに、「中国」全体が成長しているように捉えられていることです。私は「中国の人々が皆豊かになったら」「中国の人々が皆車に乗るようになったら」という話を聞いても、中国の貧しい地方に住む人々が急に豊かになるようには思えませんし、農村の中国人が自家用車に乗ることを想像できません。私には、中国が人口的にも地理的にもあまりに大きすぎることが、中国の継続的な成長を阻害する要因のように思えます。
月一の通院。今月は前回の通院後に決めたとおりの量の薬を飲んで調子がよくなってきたので、8月半ばから薬の飲み方を変えてみました。
今まで:SSRI 3錠 朝・夕・寝る前 最近:SSRI 2錠 朝・寝る前 前回はSSRIを減らすのに、”寝る前”のSSRIを抜いていたんですが、今回は夕方のSSRIを抜いてみました。単なる朝三暮四ですが、実際にこの飲み方にしてみたところ、あまり調子が崩れず3錠飲んでいるときとほぼ同じ体調を維持できています。結局、今までの薬減らしによる体調悪化は心理的なものだったって事でしょうか・・・。
医師にこのことを説明すると、「んじゃこのまま薬減らしていきましょう」とのこと。「へい、そうですな」って感じです。
最近、会社サイドから転勤(海外も含めて)を含めた異動を内々で打診されており、それについても医師に相談してみました。医師の回答は、「まだ無理。薬飲んでる間は病人だってこを忘れちゃいけません。特に環境が大きく環境が変わると、病状が悪化する可能性が高いよ。」と言われてしまいました。ということで、病気が完全に直るまで(ってもう発症して2年以上過ぎてますが)今の仕事が続きそうです。
今回ジム・ロジャーズの無料セミナーを主催した
三貴商事 から「
商品新時代 」というファンドが発売されるようです。というか、そもそも今回の無料セミナーはこのファンドの宣伝だったようです。当日資料をもらうまで気付きませんでした・・・。
以前のエントリ で商品ファンドについて書きましたが、ロジャース国際商品指数(RICI)を参照するファンドとしては最安値で買付できるファンドになりそうです。申込単位は10万円以上1万円単位、しかもオンラインで購入すれば手数料無料(対面の場合1%)ということでかなりお買い得かなぁと思ったんですが、ランニングコストが高い!
信託報酬:0.5% ゼネラルパートナーの管理報酬:2.2% 商品投資顧問会社の管理報酬:1.0% その他費用(監査費用等)
なんと、合計で3.7%!・・・”ゼネラルパートナーの管理報酬”って要するにRICIへのライセンス料ってことでしょうか?もしそうであれば、インデックスファンドなのにインデックスに対して2.2%も手数料を払っていてはインデックスファンドの意味ないと思うのですが・・・。今もってるニッセイコモディティファンドの信託報酬1.26%と比較するとボッタクリ過ぎかなぁと感じます。もっとも他にRICIを参照するコモディティ・インデックスファンドはないようなので、仕方がないのかもしれませんが・・・。
申し込みは10月2日からとのこと、セミナー中は一口くらいは買ってみようかと思ってたんですが今はどうしようか迷ってます。
第2部 ジム・ロジャーズのへの質問
Q:今、最もベストな投資対象は? A:農産物。農産物は過去の最高値から-50~90%の水準にあり、コモディティの中でも、最も割安である。世界中の穀物の作付面積は減少を続けている。
Q:日本人には商品投資は馴染みがなく、リスクが高いイメージがあるが、実際商品投資のリスクは高いのか? A:コモディティのリスク(ボラティリティ)は株式より低い。また、株式は無価値になる可能性があるが、コモディティの価値はゼロにはならない。あなたにとって、株式と米のどちらが身近か?ファンダメンタルの分析は企業よりもコモディティの方が簡単。
Q:原油、金はすでにかなり割高になっていないか? A:原油も金も、まだ(インフレ調整後の価格で)前回の最高値を越えていない。一旦上昇相場が始まれば、前回の最高値を更新するまで価格の上昇は続く。ただし、一時的な調整はあるだろう。
Q:中国の政治リスクは?個人的には10年以内に中国と台湾の間で戦争が起こると考えている。 仮にあなたの言うとおり、中台間で戦争が起これば、日本を含めたアジアのすべてのマーケットは売られることになるだろう。しかし、私は中国人も台湾人も平和を願っていると思っている。仮に戦争が起こったら、コモディティは買い。戦争後に最も早く上昇するのはコモディティだから。株式でもOK。戦争が終わりそうになったら買うといい。
Q:砂糖や大豆が安いと思いますが、投資対象としてどうでしょう? あなたが安いと思うなら、今すぐ買いなさい。私に尋ねるのは間違えている。自分で調べ、考えて投資しなさい。
ここで、ジム・ロジャーズからスタッフに対して、効率よく質問に答えられるように質問者には事前にマイクを渡して置くように指示が入りました。ここから、ジム・ロジャーズ自身が次々とマイクを持った質問者を指し質問を促します。 Q:前半の講演で中国の不動産バブルが弾けるとの指摘がありましたが、どのような根拠でそう考えておられるのか?また、日本の不動産株への影響はあるか? (この人不動産株に集中投資でもしてるんでしょうか???) 中国政府は、現在の不動産投機が行き過ぎだと認識している。過去に日本で起こったバブルと同じように、政府はバブル退治に乗り出す必要があり、実際に中国政府はそのような政策を取りつつある。また、中国の不動産マーケットと日本の不動産マーケットはそれぞれ独立しているので、日本の不動産マーケットへの影響はない。もっとも、あなたの持っている不動産会社が中国に投資していたとしたら影響はあるだろう。
Q:私は不動産投資をしています。不動産投資についてはどのようにお考えですか? (最前列に陣取っていた若いお姉さんで、英語ペラペラでした) 不動産投資の基本は一に立地、二に立地、三に立地です。あなたは不動産投資家とのことですから、充分ご存知でしょうが・・・。私が有望だと思うのは資源国の不動産です。コモディティ価格の上昇により潤う地域の不動産は買いです。
Q:東京工業品取引所商品指数(TOCOM Index)は投資対象としてどうでしょう? (これは私も聞きたかった) A:工業品などの特定セクターへの投資が有効かどうか、自分で考えて決めなさい。
Q:日本の先行きは? 日本に対しては楽観的。実際、日本円・日本株はまだ持っているし、最近も買った。ただし5年後も持っているかどうかはわからない。日本株はこの数年でかなり上昇したが、まだ上昇の余地はあると思う。皆が日本に対して悲観的であれば買い、楽観的であれば売り。日本はこの数年で貿易相手国を米国からアジア諸国へシフトしており、これは賢明な選択だと思う。しかし、人口問題は日本の未来に大きな影響を与えるだろう。
Q:為替取引をしています。今後有望な通貨は? もし会場内でこの質問に答えられる人がいれば、セミナーが終わったあと私に耳打ちしてください(笑。私にはわかりません。ただし、米ドルは最悪。米ドルを買い続ける日本政府の行動が理解できない。私は日本の参政権を持っていないのでどっちでもいいのですが(笑。
Q:大阪は初めてとの事ですが、たこ焼き・お好み焼きは食べましたか? (女性からの質問) 大阪は2回目です。たこ焼き・お好み焼きも食べましたよ。美味しかったです。もしあなたがお薦めの店があったら、これが終わってから案内してください(笑。
Q:ジム・ロジャースさんでも迷ったり、悩んだりすることはありますか?また、そのような場合どう対処しますか? 私も皆さんと同じように迷い、悩みます。もし万能な解決法があれば、是非本にして出版してください(笑。
Q:次にどのような冒険を考えていますか? 現在の私にとってのアドベンチャーは娘です。出来る限り娘と時間を共にしたい。今、娘(3歳)には中国語を教えていて、彼女は中国語に堪能です。もう少し大きくなったら、彼女と中国を旅したいと考えています。中国、インド、ブラジルをそれぞれ6ヵ月かけて旅したいと考えています。また、家族と共に中国語圏に移住することを真剣に考えています。
この他にもいろいろな質問がありましたが、全部はメモる事が出来ませんでした・・・。 最後に・・・ 「最高の投資法は出来るだけ何もしないということです。自分で調べ、考え、”目の前に金が落ちている”という確信を持てるまで動かないことが肝要です。」
第1部 ジム・ロジャーズの講演の内容
・1999~2001年の世界一周 旅が終わった後、結婚して子供を作った。以前は投資家に子供は不必要と思っていたが、今は違う。娘は私にとって最も重要な存在だ。皆さんも家に帰ったらすぐに子供を作りなさい。
・中国の台頭 19世紀は大英帝国の時代。20世紀はアメリカ合衆国の時代。そして、21世紀は中国の時代となるだろう。中国については短期的な後退局面はあり得ると考えている。直近では、不動産投機が過熱しており、この不動産バブルが数ヶ月~数年で崩壊する可能性がある。しかし、長期的には中国の時代となる。中国人は豊かになるために勤勉に働く。中国人の貯蓄率は35%、アメリカ人は僅か1%。
→インドに関する発言は無し。中国の将来性についてはちょっと思うところアリ。 ・米ドルの先行き 米ドルは過去60年間、世界の基軸通貨であった。それ以前は英ポンドが世界通貨であったように、米ドルもいつかは世界通貨ではなくなる。米国は1987年以降債務国となり、現在は8兆ドルの債務がある。政府はドル安政策を取っており、米ドル紙幣をどんどん印刷して世界中にばら撒けばいいと考えている。コントロールされない通貨は危険。このような経済政策は長期的には通用しない。
→次の基軸通貨については言及せず。後半の質疑応答では、有望な通貨は「わからない」と回答していました。ちなみに日本円は「まだ保有している」とのこと。 ・債券 債券価格の上昇は2003年に終わった。
→債券は問題外のようです・・・。 ・株式(米国) 1980~90年代の上昇相場で今は頭打ち。バリュエーション(PER・PBR・配当利回)的にも、米国株は割高。今は高値のボックス圏で推移しており、この局面で利益を出すのは難しい。
→株式のバリュエーションについては、PER・PBR等の歴史的な指標で判断するのが妥当との発言もあり。 ・株式(アジア) アジアの株式は、バリュエーション的にまだ割安。
→日本株、「まだ持ってる」そうです。 ・コモディティ コモディティの現在の状況は20~30年前の(割安だった頃の)株式と同じ。長期の買い持ちで運用すべき。2003年から始まったコモディティの上昇相場は、2026年まで続く可能性がある。コモディティの上昇相場は15年~23年続く。最近までコモディティへの投資はほとんど行われておらず、商品生産のための設備投資に資金がまわっていない。新しい油田は1970年代以降発見されていない。いずれ需要と供給のバランスが崩れ、コモディティはもっと上昇する。
→内容は『商品の時代』とほぼ同じでした。 ・コモディティ・インデックス RICI(ロジャーズ国債商品指数)は1998~2006年で268%上昇。同時期のS&P500はフラット。コモディティにも一時的な下落はあり得る。一番利口な投資手法はインデックスへの投資。個別銘柄に自信があるなら、それは各自の責任で自由にやればよい。コモディティは株式との相関がないので、分散投資に使える。
→ジム・ロジャーズ自身は分散投資に懐疑的?儲かると確信したら(儲かると確信するまで動かない)、そこに集中投資するようです。 ・原油について(代表的な商品としての) 過去、原油輸出国であった国々が原油輸入国となっている。OPECの中にも原油輸入国が出てきている。(最大の産油国である)サウジアラビアについては、公開されている原油埋蔵量のデータに信憑性がない。サウジでは毎年埋蔵量が発表されているが、その埋蔵量は常に同じであり、産出量が増加していることと矛盾している。
前半はここで終了。
「
ジム・ロジャーズ来日記念 無料セミナー 」の大阪開催分に当選したので参加してきました。東京・大阪の合計定員1,200名に対して、応募者は5,000人以上だったそうです。競争率4倍以上!くじ運のない私にしては珍しいことです。
司会者曰く、会場にはわざわざ北海道や沖縄から来ている人もいたそうです。参加者の年齢層は若い人からお年寄りまで様々で、中高年夫婦や英語ペラペラの綺麗なお姉さん、オタクっぽい方々などなかなか多彩でした。ちなみに、私の隣の席に座った兄ちゃんがやたら汗臭くて閉口しました・・・。
前半1時間はジム・ロジャーズの講演。後半はジム・ロジャーズへの質疑応答でした。後半の質疑応答は結構盛り上がり、終了予定時刻をかなりオーバーしました。講演と質疑応答の内容はメモに残してあるので、後ほど2回くらいに分けて記事にしようと思っています。
セミナー終了後、ジム・ロジャーズのサイン大会が始まり、みんな『商品の時代』やその他の著作にサインしてもらっていました。こんなイベントが起こるとは予想もしておらず、彼の著作を持っていなかったので、写真だけ撮ってきました。
相変わらず蝶ネクタイにサスペンダーでした・・・。
妻がアレなので、久々に料理に挑戦してみました。といってもヤキソバですが・・・。
結婚前には独り暮らし歴11年だったにも関わらず、包丁をほとんど握ったことがなく、台所には即席麺用の鍋とヤカンしかなかったという私にとって、”キャベツを刻む”という行為自体が中学校の家庭科の授業以来という快挙です(大げさ・・・)。
ということで、彼(↓)に登場してもらいました。
DSお料理先生が「きゃべつヲ3cm角クライ二キツテクダサイ。」、「ソコニ、豚肉ヲ入レテ、色ガ変ワル程度二炒メテクダサイ。」など、若干怪しい発音で的確な指示を出してくれます。ただ、料理が佳境に入り、麺を炒める音などが大きくなると、私が「オーケー!(次に進める指示)」と声を掛けても、DSお料理先生に「ン?」、「ン?」、と軽く無視されます。ちょっとムカつく・・・。
と、ブツブツ言いつつも指示に従って作業を進めたところ無事ヤキソバが出来上がりました。・・・が、麺が相当油っこい。中国の場末の食堂で食った”炒面”並みに油こってりです。豚肉から脂が出たのか、炒めるときに油を入れ過ぎたようです。
でも妻は「美味しい」といって食べてくれました。私がこのエントリを書いている時点でも多少胃もたれしているくらいなので、相当油っこかったはずですが・・・。まぁ、「普段料理をしない人が作った」ということに対する褒め言葉なのでしょう。ありがたいことです。これに懲りずに次は、もう少し凝った料理にも挑戦してみようと思います。
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