2006年7月の運用成績は以下の通りとなりました。 7月iFundパフォーマンス:-5.20% 7月TOPIXパフォーマンス:-0.94% 7月TOPIXアンダーパフォーム:-4.26% 7月JASDAQパフォーマンス:-9.54% 7月JASDAQアウトパフォーム:+4.34%
2006年iFund通算パフォーマンス:-17.77% 2006年TOPIX通算パフォーマンス:-4.71% 2006年JASDAQ通算パフォーマンス:-30.24%※上記パフォーマンスは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。(グラフは2005年1月から)※個別銘柄損益1965 テクノ菱和 -5.03% 2376 サイネックス -24.02% 2773 ミューチュアル -20.26% 2797 セガミメディクス -12.42% 4761 さくらケーシーエス -6.60% 7481 尾家産業 -1.08% 7548 サンクスジャパン -12.75% 7553 サザビーリーグ -0.16% 7859 アルメディオ -13.04% 8008 アスティ +3.65% 8742 小林洋行 +9.03% 8917 ファースト住建 -18.26% 9644 タナベ経営 -13.13% 9648 ウエスコ -11.03% ※今月の売買2376 サイネックス 買い増し 8742 小林洋行 新規買付 グラフを見ての通り、今月ついにiFund設定来のパフォーマンスがマイナス圏に突入しました(7月末時点のiFund設定来パフォーマンスは-1.84%)。また、投資元本の損益率は同じく7月末時点で-7.88%となっています。これは、今年の下げ相場の中で追加投入した資金額が比較的大きかったことが影響しているものと思われます。 一方、一時期25%近くアウトパフォームされていたJASDAQ Indexは、今月末時点で2005年当初とほぼ同じ水準まで下げており、今年に入ってからのiFundの下落率が比較的緩やかだったことから、パフォーマンスだけ見ればiFundもJASDAQ Indexも私が株式投資を始めた頃の水準に並んだような格好になっています。iFundは基本的に新興市場銘柄もしくは東証・大証2部銘柄で構成しているので、パフォーマンスはマイナスながらも、JASDAQ Indexと比較すれば、それなりに健闘しているのではないかと(勝手に)思っています。もっとも、TOPIXには完全に負けてますが・・・。 2006年の今月までの売買記録を振り返ってみると、利益確定・銘柄入替えのために売却したのは2銘柄のみ(何銘柄かで税金対策のための損失確定の売り&買戻しを行いましたが)で、後は追加資金による買付けのみとなっています。結局、この半年間無駄な売買を行わなかったことが、傷を広げなかった最も大きな要因だったと思います。 今後、新興株が下げ止まるのか、もっと下げるのか、私には分かりませんので、引き続き追加資金で適当な銘柄をちょこちょこと買付ける以外は何もしないのが最も賢明な選択だと思っています。
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M:i:IIIを観にいってきました。普通に面白かったんですが、映画館を出て30分位でストーリーを忘れてしまいました。最近、トム・クルーズがちょっと暑苦しい感じ・・・。また、上海の後半シーン(トムが携帯片手に市街地を走り回るシーン)で登場する町並みはどうかと思いました。 ところで、この映画で共演している主演の トム・クルーズと敵役の フィリップ・シーモア・ホフマンは、過去に” マグノリア”(※ あらすじ)という映画でも共演しています。この映画は、私が今まで見た映画の中で一番好きな作品で、個人的にはM:i:IIIよりこちらがお薦めです。 公開当時は、クライマックスについて賛否両論入り乱れて、「まったく意味がわからない」という批判も多かった映画ですが、トム・クルーズ演じる”性のカリスマ伝導者フランク・T・J・マッキー”はなかなか見応えがありました。また、私はクライマックスのあのシーンも好きです。映画の中で何度も登場するある2桁の数字を探してみるのも面白いかもしれません(私が知る限り、この数字が20数回は登場します)。
※今週の売買なし。 ポートフォリオの構成銘柄に変化はありません。今月も残り一日を残すのみとなりました。月次パフォーマンスは今年5月と同じくらいのマイナスになりそうです。JASDAQ Indexもかなり下げているので、新興株でスクリーニングに引っかかってくる銘柄が増えてきました。 しかし・・・、今週我慢できずに『 ゲド戦記 全6冊セット 』を購入してしまい、週末はずっとこれを読んでます。すでに1巻は読み終えて2巻に突入していますが、これは面白い!『 指輪物語』もかなり読み応えのある物語でしたが、『 ゲド戦記』はいい意味で私の期待を裏切ってくれています。 そろそろ持株の1Q決算も出てきているのですが、チラッとみて問題なさそうなら詳しくチェックせずスルーしてます。ゲド戦記を読み終えるまでは、決算のチェックも投資関係書籍の読み進めもできそうにないです。
『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント - ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵』を読了。 書評については、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の 水瀬さんの記事が素晴らしいので、これを紹介しておきます。 私の個人的な感想としては、『 ウォール街のランダム・ウォーカー 』と、『 敗者のゲーム 』のエッセンスを足して2で割って、日本向けに少し易しく書き直したようなイメージです。また、”おわりに”で著者が述べている、次の言葉が印象に残りました。 「金融は主役ではない、表舞台で踊る企業や個人の活動を支えるのが役割である-」それを踏み外して、金融が単独で生きているかのように錯覚し、金融が自己増殖を始めること-それが”バブル”経済だと言えます。
最近よく聞く「金融リテラシー」を身に付けるには、今までに読んだ本の中で一番素晴らしい本だと思います。いっそのこと、この本を中学生か高校生の”経済”の教科書(むりなら副読本)にしてはどうでしょう?なんて思いました。
少し前の エントリーで触れた 東京工業品取引所商品指数(TOCOM Index)が、7月24日より 東京工業品取引所サイトで公開されています。 2002年5月31日の終値を100とした指数で、本日2006年7月26日の指数が 287.29となっています。この4年で約3倍とは・・・。コモディティだけに長期で見ればインフレ負けすることはないでしょうし、ジム・ロジャース曰く 「歴史的に見て、株と商品の価格変動には負の相関がある」、つまり株が下がれば商品が上がるとのことですので、株式や債券、不動産(REIT)以外の投資先としてコモディティを取り入れるのも面白いかもしれません。 実際最近読んだ本によれば、海外の年金基金ではコモディティをポートフォリオに組み込んでいることもあるようです。個人のポートフォリオでアセット・アロケーションを考えるなら、単純に株式とコモディティでポートフォリオを組んで、個別株式投資による絶対利益を追求しつつ、コモディティ・インデックスとのリバランスでリスクヘッジするって戦略もありかもしれません(なんとなくボラティリティがものすごく高くなりそうなイメージがありますが・・・)。 前回の記事によれば、TOCOM Indexは今年度中に上場を目指しているとのこと。この指数は工業品(エネルギー・非鉄金属・貴金属)だけで構成されているので、バランスが悪そうです。他の商品取引所でも同じような指数を作って農産物なんかも含めた指数も上場してきたらなかなか面白そうです。 とりあえず"TOCOM Index"、早く上場してくれないかなぁ。注目されないうちに(ずっと注目されないかもしれませんが)こっそり仕込んでみたいです。
今月はすでに 「本+CD Amazonギフト券還元プログラム」の1万円枠を使ってしまっているので、来月買ったほうがお徳です。でも早く読みたい・・・。しかし、これ以上未読本を溜め込のもどうかと思っています。 悩ましいです・・・。
いつも勝手にお世話になっている パーシャル・オーナーの角山氏の新刊ということで、早速読んでみました。 この本でも企業価値を簡単に算出するための「魔法の公式」が登場します(こちらの「魔法の公式」は グリーンブラッドの「魔法の公式」とは別物です)。文中のコラムで種明かしがありますが、角山氏の「魔法の公式」は有名なアレでした。 読んでる最中は、なんでアレをこうして、コレをああするんだろう?こんなんでいいのかなぁと思ってましたが、種明かしを読むとなるほどねって感じです(意味不明な文章でスイマセン)。アレをこういう方法に言い換えて説明できる角山氏は素晴らしいと思います。充分な知識を身に付けて、なおかつそれをしっかりと理解していいるからこそ、こういう書き方ができるんだろうなぁと妙に感心してしまいました。 また、最後の最後に出てくる、できる投資家になるための15か条が興味深かったです。著者が今まで数多くの個人投資家に会ってきて、投資がうまくいっている個人投資家の共通点を15個挙げています。この中で、私が身に付けていないなぁと思ったもの。 1.倹約家である・・・まだまだ浪費癖が抜けません。 3.投資家心理を理解しており、マーケットに参加する「心構え」が出来ている・・・まだまだ心構えが足りません。 6.間違いを素直に認め、修正が早い・・・まだ自分の間違いに気付けません。 9.世の中には多様な考え方があることを認めつつ、他人の意見に左右されない。・・・多様な考えがあることは認めていると思うのですが、認めすぎて人の意見に左右されがちです。 15.楽観ムードには慎重に対応して、悲観ムードでは大胆に行動する・・・頭では理解しているつもりですが、実際は悲観ムードではモチベーションが下がります。 ということで、初心に返って自分のヘタレ加減を確認。
『バブルの歴史 - チューリップ恐慌からインターネット投機へ』を読了。550ページに及ぶ大著で読み終えるまでにかなり時間がかかりました。 この本では、紀元前の共和制ローマ時代から20世紀末のインターネット投機に至る様々な投機の通史が書かれており、所々で現代の投機(バブル)との共通性について触れられています。この本で扱われている、現代に至るまでの主な投機(バブル)は以下の通りとなっています。 ローマ時代の投機 中世ヨーロッパの投機 1630年代のチューリップ投機 1690年代のイギリス株式投機 1720年代のイギリス南海会社投機 1790年代のイギリス運河投機 1820年代のイギリス新興市場投機 1840年代のイギリス鉄道投機 19世紀半ばのアメリカ株式投機 1929年のアメリカ大恐慌 1980年代のアメリカ株式投機(ブラックマンデー) 1980年代の日本バブル経済(神風資本主義) 現代のインターネット投機 (この本が書かれたのは1998年です) この中で印象に残ったのは、イギリス鉄道投機の場面で出てくるある鉄道新聞の記事でした。 「情報を吸収し、発信し、広める力と言う観点でみれば、人生が二倍になる。そして、人類がひとつの大きな家族になり、同じ言葉を話し、同じような法律に全員が従い、唯一の神をあがめる時代がくると期待しても、的外れではないだろう。」
この言葉、現在のインターネット時代に当てはめてもそのまま使えそうなせりふです。技術革新と過度な楽観と投機はワンセットということなのでしょうか・・・。 日本のバブル経済については「神風資本主義」と命名されています(ぴったりな表現だと思います)。「神風資本主義」は株式・不動産・絵画・ゴルフ会員権などあらゆるものが投機対象となり、政治家から一般市民までのすべての階層が投機に参加し、様々な詐欺行為・会計操作が行われたこと(そして、これらがバブル崩壊後に発覚したこと)、バブル崩壊後の政府の介入の失敗等、過去の投機の歴史で登場したあらゆる要素がぎっちり詰まった見事なバブルだったといえそうです。 投機(バブル)の通史のほかに、投機及び投機家が「効率的市場」において合理的な行動を取ることにより市場に流動性をもたらし、合理的な価格形成に寄与しているとの現代の経済学者の考えが正しいかどうかということもテーマの一部になっているようです。結論としては、行き過ぎた投機はバブルを生み、バブルの崩壊により経済全体が打撃を受ける。過去のバブルの歴史を振り返れば、決して市場は効率的ではない。という結論に行き着くようです。 著者はエピローグの最後で次のように述べています。 投機は混乱をもたらす力なので、つねに政府による規制を必要とするが、どのような鎖で縛り付けていてもそれを切って暴れだす。経済の自由と制約の間で、振り子がゆれることになろう。
※今週の売買2376 サイネックス 買い増し 8742 小林洋行 新規買い 今週も引き続きパフォーマンスは低調です。金額ベースでの損失額もかなり膨らんできました。とは言え、基本的な方針に変更はないので、追加資金でちょくちょく買い増しを続けています。 と言うことで、株価が大幅に下がっていたサイネックスを買い増し。小林洋行については、 以前の記事で調べていたんですが、今週はじめに小林洋行の子会社フジトミ(8740)の1Q決算が商品先物取引の好調で大幅増益となったこと、小林洋行(8742)自身の1Q決算からも今期はかなりの増益になりそうなことなどから買ってみました。まぁ今年後半の商品市況しだいで通期の業績はどう推移するかわからないですが・・・。証券銘柄に比べて商品先物銘柄が売られすぎてるのは間違いないと思いますので、財務に問題がなさそうな小林洋行(8742)は長期で持ってみるのもいいかなと考えています。 今回の小林洋行買いでPF構成銘柄が14銘柄となりました。資金があれば他にも買ってみたいと思っている銘柄もあるのですが、あまりPF構成銘柄数を増やしすぎるのもどうかと思ってます。20銘柄くらいが適当かな(=PF内の1銘柄の構成比が5%程度)と考えています。
もうすぐ上場を控えていると言うことで、私の勤めている会社にはいろいろな証券会社が出入りしています。その証券会社が手土産に置いていくのがこれ(↓)。  左が三菱UFJ証券、中央がそしあす証券、右は普通に買った四季報(これを買った翌日に別の証券会社が四季報夏号を持ってきました)。ちなみに野村證券は『日経会社情報』を持ってきます。複数の証券会社が四季報を置いていくので、余った四季報を一冊もらって帰ってきてます。個人的には三菱UFJ証券の四季報が表紙がシンプルで一番好きですね。ちなみに、中の記事については証券会社が持ってくるものも、市販のものも同じようです(証券会社の持ってくるものには支店一覧表などが付いてたりします)。
帰宅してテレビをぼーっと見ていたら、 私の分身である 劇団ひとりが出演していました。  彼はパソコンを購入して以来、2,555日間連続で日記を書いているそうです。私も彼を見習って、頑張って(ほぼ)毎日ブログを書き続けようと改めて決意しました。 また、同じ番組で 眞鍋かをりが 「眞鍋かをりのココだけの話」の この記事に書いている”高速コマネチ”を披露していました。彼女はどこに向かっているのでしょう・・・。ついでに、初めて「眞鍋かをりのココだけの話」にTBしてみました。何故かちょっとドキドキしてます。 今日はJASDAQが4%近く騰がってるのに私のPFは2%弱しか騰がってません。なんか悔しいです。
今週の下げでついにiFundの通算パフォーマンスがマイナス圏に突入しました。 何日か前の記事で数日中にはパフォーマンスがマイナスになるかもと書いてましたが、実際にグラフの折れ線がマイナス圏に突入すると、自分自身のモチベーションも下がっていくのを感じます。と言いつつも頑張って追加資金を投入し、昨日今日と買い増しを行いました。 こういう局面に慣れていないこともあるのかもしれませんが、持株の含み損が増えていくとモチベーションは下がるし、新しい銘柄を研究する気力も無くなってきます。パフォーマンスが好調でモチベーションが高いときに、いろいろな銘柄について調べておいてこのような局面で役立てるか、このような局面でもモチベーションを保てように経験を積むか、どちらにしてもまだまだヘタレだなぁと感じます・・・。 こんなときに、 「セックスしたくてウズウズしながらハーレムにやってきた、まさにそんな気分です。投資を始めるには絶好のタイミングです」(ウォーレン・バフェット)なんてことを言ってみたいもんです。
またまたニュースの引用ですが、面白そうなモノが。 YOMIURI ONLINE 2006/7/16の記事より引用 国内取引所初の商品指数、年度内に上場へ…TOCOM
東京工業品取引所(TOCOM)は15日、同取引所に上場している9品目の商品先物の値動きを総合的に示す「TOCOM指数」を開発し、来年3月までに上場させる方針を明らかにした。
複数の商品先物を組み合わせた指数は、外資系証券会社や国内商社などが独自に算出してきたが、国内の取引所が開発するのは初めてだ。
TOCOM指数は金、銀、白金、パラジウム、アルミニウム、ガソリン、灯油、原油、ゴムの9品目で構成され、各品目の生産量や取引高に応じて加重平均する。基準値(100)は2002年5月31日の終値を基に算出する。原油など値動きが荒くなりがちな商品先物を複数組み合わせて値動きを安定させ、投資しやすくするのが狙いだ。
指数を構成する商品数が少ない(特に農産物がまったく入っていない)のは気になりますが、為替変動のリスクがないのは魅力的かも。REITを買うより面白そうです。ついでに、四季報CD-ROMで商品先物取引事業を行っている会社を検索してみました。 こんな感じ・・・。どこもPBR1倍割れでお安くなっているようです。今のうちに何社か買っておいたら面白いかもしれません。
今読んでいる『 バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ 』でも、先日のブログに書いた この記事で触れた「ウォールストリート(Wall Street)」の由来について触れられていたので補足しておきます。 以下、『 バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ 』から引用。 十七世紀半ばに、オランダ西インド会社のストイべザント総裁の命令によって、ウォール街の名前の由来になった「壁(ウォール)」が建設された。
ここに壁が作られたのは、熊(ベア)が雄牛(ブル)などの家畜を襲うのを防ぎ、インディアンの襲撃を防ぐためであった。その後、ウォール街は熊(弱気筋)と雄牛(強気筋)を同じ場所で飼うようになった。
ということで、司馬遼の説明とはちょっと違うようです。ちなみに、Wikipediaでは このように説明されています。どの文章も微妙に違いますね。『バブルの歴史』に書かれている文章は太字部分に”ひねり”が利きすぎてるのように感じるので、Wikipediaの説明が正解なのかもしれません。 『バブルの歴史』は、まだ読んでいる最中で、大恐慌時代にも達していませんが、投機や投資に関する「トリビアの泉」的知識満載でなかかな面白い本です。
※今週の売買なし 今週末は飲み過ぎて、この週末はずっと二日酔いです・・・。しんどくて本も読んでないし、スクリーニングもしてないです。先週の株価の下落で値ごろな銘柄が出てきてそうですが四季報を開く気力が無いです・・・。まぁCPがほとんどないので、どっちでもいいんですが。 さて、話は変わって、やっとE*トレード証券からlivedoorの株券が帰ってきました。株券は保振名義のままなので、信託会社に名義書換の書類と株券を送らなきゃいけません。株券の出庫料やら配達記録郵便代など、僅か200株のlivedoor株のために、こまごまと費用がかかってます。 さてさて、また話は変わって、こんなニュースが出てました。(秋田魁新報社 2006/7/14の記事より引用) 政府税制調査会(首相の諮問機関)の石弘光会長は14日の記者会見で、上場株式の譲渡益などに適用されている10%の軽減税率について、本来の税率である20%に戻すのが妥当との見解を示した。
政府税調が9月にまとめる中期答申で提言する見通しだ。
政府税調は金融所得の一体課税を導入する方向で検討している。導入には、現状では各金融商品で異なっている税率の一本化が前提となり、政府税調内では優遇措置を見直す必要があるとの意見が多い。廃止が決まれば、2008年から実質増税となる。
やっぱり10%の優遇税率は予定通りに終わっちゃうんですね。もしかしたら延長されるかも?って甘い期待を抱いてたんですが・・・。ニュース後半の”金融所得の一体課税””各金融商品で異なっている税率の一本化”の具体的内容が気になります。 税金と言えば、「格差社会の是正のため」「公平な税制のため」に所得税の最高税率が引き上げられるって話もあるようですし、お金持ちにとっては日本はどんどん住みにくい国になっていくようです。将来的にはお金持ちになることを目指してますが、まだ借金の方が多い我が家にはあまり関係のない話ではありますが・・・。
ついにiFund設定来(2005年6月から)のパフォーマンスが+0.14%に。この調子でいくと数日中には設定来パフォーマンスがマイナス圏に突入しそうです・・・・。JASDAQ INDEXもちょうど私が株式投資を始めた頃と同じ水準まで落ちてきています。 今月はMacBookを購入しちゃったので、追加資金の投入は不可。今期後半は継続的な資金追加を考えていたのですがしょっぱなから躓いてます・・・。 意外にがんばってるのがニッセイコモディティファンド。多少の上げ下げはありますが、全体的には上昇基調です。いっそのこと、追加資金はこっちに投入して、正式にiFundのPFに加えた方がいいかもしれません。 どっちにしても追加資金もなく、下手な売買で傷を拡げる気も無いので、今はひたすら様子見するしかない状態です。時間はたっぷりあるので、たまってる本をどんどん消化していきます。
最近Googleニュースで”証券”というキーワードを使っていろんなニュースを引っ張ってきています。その中で気になったニュースが幾つかありました。 FujiSankei Business i. 2006/7/11の記事より引用 総合金融サービスのSBIホールディングスグループは10日、中国株の取り扱いに特化したネット証券会社のユナイテッドワールド証券に資本参加したと発表した。
ユナイテッドワールド証券が実施する第三者割当増資を引き受けるもので、SBIホールディングスが1億4000万円を出資して発行済み株式の2・5%を取得。SBIグループ傘下のSBIイー・トレード証券が2億6000万円で4・7%を取得した。
これにより、イー・トレードはユナイテッドワールド証券の林和人社長(保有比率57・0%)に次いで第2位株主となる。
ユナイテッドワールド証券は、香港証券取引所の正会員証券会社を子会社に持つ。日本国内の個人投資家に中国株取引を提供するとともに、マカオやベトナムなどの株式・不動産に投資するファンドを組成するなどアジアマーケットに特化したネット証券として顧客を獲得している。
一方、SBIグループは、総合金融グループとして幅広い金融商品・サービスの提供に注力しており、品ぞろえ強化の一環としてユナイテッドワールド証券に資本参加した。 ユナイテッドワールド証券 については、資料請求だけはしていて、中国(香港)株の取扱い銘柄とその情報が豊富だなぁと思ってたんですが、今のことろ中国株への投資は考えていないので、特に注目していませんでした。この提携で、E*トレード証券の中国株の取扱い銘柄が増えれば、敢えてユナイテッドワールド証券に口座を開く必要は無いかもしれません。どっちにしても中国株については分からないことが多いので、もし買うとしてもETFになるとは思いますが・・・。 次、FujiSankei Business i. 2006/7/8の記事より引用 証券最大手、野村ホールディングスのネット専業子会社のジョインベスト証券は7日、5月下旬の新規参入から6月末までに、約4万口座の顧客を獲得したことを明らかにした。
また、ジョインベストを含めた専業証券6社の合計口座数は前月に比べて9万近く伸びており、株価が伸び悩んでいる中でも依然、増加傾向が続いていることが分かった。
ジョインベストは、参入時に掲げた初年度(2007年3月末)の50万口座の獲得には、口座受け付け開始以降、月間平均4万5000口座の獲得が条件。株式市場が調整局面にあるなかで健闘したものの、目標のハードルにはわずかに届かなかった。
口座開設の受け付けを始めた5月14日から5月末までの約2週間で、一気に2万1400口座を獲得。6月はこれに1万8756口座を上積みした。
もっとも、同日まとまったネット専業証券大手5社の6月増加数と比較すると、ジョインベストは専業最大手のSBIイー・トレード証券に次ぐ2位の伸びを示している。
新規参入事業者としては抜群の集客力をみせており、今後、取引商品を拡充するなかで、競合他社には大きな脅威となりそうだ。 個人的にはどうも好きになれないジョインベスト証券。でも口座数は結構順調に伸びてるようです。でも、いつまでこれが続くのでしょうか・・・。注目度はあまり高くないですが、他社との差別化という意味では GMOインターネット証券 のほうが大化けするような気がします。GMO証券にはすでに口座を開いていて、時々ログインするのですが、ログインするたびに画面構成が変わっていたり、新しい機能が追加されていたりして、進化の過程を見るようでなかなか楽しいです。 3発目、NIKKEI NET 2006/7/12の記事より引用 カブドットコム証券は12日、私設取引システム(PTS)といわれる株式の私設取引所の運営業務の認可を11日付で金融庁から受けたと発表した。8月以降に福岡で開設する。私設取引所では、夜間の株式売買を受け付ける。2005年の証券取引法の一部改正でオークション方式のPTS開設が可能になって以来、国内初となる。
私設取引所の名称は「kabu.com私設取引システム」。売買価格の決定方式は東京証券取引所と同じ競売買(オークション)方式を採用する。カブコムの顧客であれば午後7時30分から11時までの間、証券取引所と同様のオークション方式で取引することが可能になる。開設当初は、現物取引約300銘柄を取り扱う予定。将来的には取り扱い銘柄数を拡大するとともに、信用取引の提供も視野に入れている。 マネックス証券 の「マネックスナイター」では当日の終値でしか取引できないが、こちらは日中の売買と同じように取引ができると言うことでしょうか?同じようなサービスとして以前ゴールドマン・サックスが「ムーントレード」ってのをやってたらしいですが、利用者数が少なくて運用停止になったことがあるようです。カブドットコム証券の口座数なら上手くいくのかも知れません。トレーダーの皆さんはこれで夜も眠れなくなるのでしょうか・・・。 ネット証券各社による新サービスや値下げ競争でどんどん投資環境は良くなっていくのでしょうが、月に数回しか売買しない身としては、手数料さえ安ければどっちでもいいなーって感じです。
またまた本のご紹介。 村上龍と 伊藤穣一(この本を読むまで知りませんでした)の対談。”外部”から見た日本が対談のメインテーマとなっています。村上龍の発言についてはいつものエッセイの通りなので、特に目新しい話も無く相変わらず日本人の危機感の無さや既存メディアの限界に関する話題が多かったような気がします。相変わらずなるほどなぁと思う部分もある反面、日本文化の持つ非合理性や閉鎖性への批判については、最近司馬遼太郎のエッセイをよく読むせいか、イマイチ同意しかねる部分もあります。 日本的曖昧さ、”察する”というコミュニケーション、問題の先送り、責任の所在がはっきりしない社会などは、確かに合理的ではないでしょうし、日本の文化には普遍的な価値観とはなり得ない部分が多くあるのは確かだと思うのですが、だからと言ってすべての日本人が合理的かつ開放的にならなくちゃいけないってのも無理があるような気がします。 伊藤氏のあとがきに「『忘れられた島国』になるまえに、もっともっと対話を積み重ねてほしい。」という一文がありますが、もともと極東の小さな国なんだから、世界から見放され、忘れられた国であっても、そこに住む人々が自分の文化に誇りを持って幸せに生きていける国であれば、それで充分ではないかと思ったりします。アジアや世界に影響を与えるような大国ってのは日本人には向いてないでしょうし(過去に一度失敗してるし)、このまま枯れた国家、よく言えば成熟した大人な国家、になっていくのがこの国にとって一番よい方向性なのかもしれません。また、そのためには経済的に貧しくなっていく一方では困るので、日本人が今まで蓄えた資産を将来に渡ってきっちり守れるだけのしたたかさを持つことも必要になるとも思います。
さて、いまだに司馬遼太郎の本が読み尽くせません。ときどき合間をみて何冊か読んでますが、作品数が多すぎて全部を読み尽くすのは難しそうです。とりあえず最近読み終えたこの2冊の感想を。 『アメリカ素描』は、司馬遼太郎が昭和60年(1985年)に、2度にわたってアメリカを訪れた際のエッセイ。20年も前のアメリカについて書かれているので、その内容は多少古臭いかもしれません(私自身アメリカに行ったことがないのでなんとも言えませんが)。 このエッセイの中で司馬遼太郎は、アメリカを「たれもが参加できる普遍的なもの・合理的なもの・機能的なもの」である”文明”により成り立つ国として見ています。反対に「不合理なものであり、特定の集団(たとえば民族)においてのみ通用する特殊なもの」として”文化”を定義しています。ほぼ同時期に読んだ『ロシアについて』では、ロシア”文化”について濃厚な考察があるのですが、『アメリカ素描』ではアメリカについてさらっと書き流している印象が強いです(だから”素描”なんでしょうが)。 この本の中で唯一興味深かったのは”ウォール街”というタイトルのエッセイでした。この章の 「あたりまえのことをいうようだが、世界の通貨はドルを基準にして価値がきめられている。(中略)アメリカとはなにかということをひとことでいうなら、このことに尽きるのではないか。」という部分が一番印象に残っています。また、豆知識としてウォール街の名前の由来が書かれています。 「マンハッタン島は、南から開けたということはすでにふれた。17世紀前半、この島の最初の入植者たちは開拓期が終わったころ、放牧している家畜が南端の居住区にしばしば迷い込んできたので丸木の塀(wall)を作った。」
『ロシアについて』では、”ロシア”国家の成り立ちから、シベリアの獲得、ロシア国家成立前の征服民族であり、同時に近代ロシア成立後は被征服民族となったユーラシア大陸各地の遊牧民、また極東における日本・中国との関係などについて書かれています。著者があとがきで書いている通り、主にシベリア・極東におけるロシア(ソ連も含む)についての考察が主で、ロシア全体を書いているわけではないですが、著者のロシア”文化”に対する好悪を別とした強い思いを感じる本でした。
※今週の売買なし。 今週ニッセイコモディティファンドを買い付けましたが、iFundのPFには入れてません。まだ金額が小さいことと、現時点では”とりあえず買ってみた”という段階なので、本格的に資金を投入することになったら、PFに組み込んでいこうと考えています。 さて、我が家で4年間活躍していたiBook(G3)が、今週ついに逝ってしまいました。HDDの調子が悪いのか、すぐにフリーズしたり、OSの立ち上がりに恐ろしく時間がかかったりと、使い物にならない状態になってしまいました。我が家では妻がこのMacを使って家計管理を行っているので、完全にHDDが逝ってしまう前に、重要なデータをバックアップしておいて、今日新しいMacを買ってきました。 購入したのはこれ、 DVDも焼けるし、Windowsとのデュアルブートも可能だし(店頭でWindowsが動いているMacBookを見ましたが、動作はかなり速かったです)、何よりTigerがサクサク動作するのが嬉しいです!我が家のiBookは2002年発売のG3モデルで、Pantherを動かすことさえかなり無理目な状態だったので、このMacBookはものすごく快適に感じます。新しいPCっていいですね~(後々のカードの支払いさえなければ・・・)。
薬が切れたので病院へ。 前回の通院後、薬を減らして半月ほど過ぎてから、急に調子が悪くなってきました。特に6月後半は急に仕事が忙しくなってきたこと、W杯観戦の寝不足なども影響したのか、ほぼ毎日離人感に襲われ、ひどい日は仕事中に30分ほど休まないと(仕事中ですが休憩室のソファーで思いっきり寝てます)発作が出そうな感じでした。調子が悪くなり始めてからはSSRIを1日2錠から3錠に戻したのですが、なかなか離人感が収まらず、今はデパスを大量に飲んで何とか凌いでいるといった状態です。 ということで、体調を回復させるために、とりあえず薬の量を元に戻すこととなりました。また後退です・・・。医師に過去のカルテを見てもらったところ、前回調子が悪かったのは去年の年末だったようです。ブログの過去記事を読み返すと、今回のケースと同じように、11月に薬の量を調整した後、12月に発作が出ていたようです。 薬の量を減らすのはまだまだ難しいようです・・・。
前回読んだ、『 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす 』の著者ジェレミー・シーゲル氏の新刊を予約。 この本の発売も パーシャル・オーナーで知りました。角山氏の情報は早いですね~。「『 シーゲル博士の株式長期投資のすすめ 』として発売されている本の改訂版」とのことです。でも、この本も購入後しばらくは本棚に眠りそうです。
たまっている本を少しづつ消化中です。今回読み終えたのはこれ。 本に影響されやすい私としては、早速商品への投資を考えてみました。さすがに商品先物取引は敷居が高そうなので、コモディティインデックス・ファンドを探してみることに。 で、いくつか見つけたのがこれらのファンド。 ダイワ・コモディティインデックス・ファンド(ジム・ロジャーズ世界探検記) この本の冒頭でも紹介されているファンドで、35種の商品から構成されるロジャーズ国際コモディティ指数(RICI)に出来るだけ近似した商品先物ポートフォリオを構成し、RICIの動きを反映した投資成果を目指すファンド。とのことですが、最低購入単位が500万円のため却下。 AIGコモディティファンド(ネイチャーメイド) 19種(この本では20種と紹介されていましたが・・)の商品から構成されるDJ-AIGコモディティ・インデックスの動きに連動。DJ-AIGはダウ・ジョーンズ社とAIGグループが共同で開発した商品インデックスで、構成比は以下のようになっているようです。  最低購入単位は1万円からなので、お手軽に買えそうです。毎月決算型で、販売手数料は3.15%、信託報酬は1.26%/年。販売しているのは、エース証券・西京銀行・荘内銀行・東京スター銀行・みずほインベスターズ証券など。どこも口座持ってません・・・。 ニッセイコモディティファンド 24種の商品から構成されるGSCI Light指数が表す世界のコモディティ市況の動きを概ね捉える投資成果を目指すファンド。GSCI Light指数はゴールドマン・サックス商品指数(GSCI)からエネルギーの構成比を減らした指数のようです。指数構成比は次の通り。  このファンドが設定されたのは今年の5月31日で、最低購入単位は1万円から。販売手数料は2.1%と少し安く、信託報酬は1.26%/年。私が口座を持っているマネックスでも取り扱ってます。しかも、マネックスの セレクトファンド・キャンペーンに該当するファンドなので、今月末までに購入すれば販売手数料は実質無料となります。 GSCI Light指数を構成する商品の種類が比較的多いことや、マネックスで販売手数料実質無料で購入できることから、とりあえず”ニッセイコモディティファンド”を買ってみることにしました(と言うか、昨日すでに約定済)。とりあえず、私の口座でお小遣いからほんの少しと、妻の口座から家計の幾ばくかの金額を投入してみました。 問題は外貨建ての「GSCI Light指数の騰落率に償還価格等が概ね連動する商品指数参照債等」に投資し、為替リスクのヘッジなしとのことなので、為替変動のリスク全開ってところでしょうか。
※今週の売買なし。 いよいよ今年も後半に突入。がんばろー。 (ネタがありません。)
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