8/31現在の運用成績は以下の通りです。 保有資産合計:¥1,105,490 (今月も¥10,000追加) 今期通算iFundパフォーマンス:8.5% 8月iFundパフォーマンス:-0.3% 8月TOPIXパフォーマンス:5.5% 8月TOPIXアンダーパフォーム:-5.8% 今月は散々でした。TOPIXの上昇と反比例するように持株の株価はどんどん下落。一時は8月単月のパフォーマンスが-4%まで落ち込みましたが、後半なんとか持ち直して、なんとか-0.3%で踏みとどまりました。銘柄の選択に問題があるのか、PFを構成する銘柄がタイミング悪く全体的に下がったのかよくわかりません・・・。 ※個別銘柄コメント6736 サン電子 損益+0.45%先月、まだ割安との判断で買い付けましたが、8月に株価が大幅に下落。収益バリューで見る限りまだ割安と思われるので、このままホールドです。8月末になんとか±0まで戻して安心しました・・・。 7472 鳥羽洋行 損益+11.52%特に目立った値動きもなく、放置中。来月も放置予定。 7945 コマニー 損益+30.56%8月に入って、株価が徐々に下落しています。売り時が判断できなくて、とりえずホールドしております。自分の定性分析に自信がないので、長期保有がいいのか、ある程度のラインで利益確定したほうがいいのか迷っています・・・。 8917 ファースト住建 損益+8.65%相変わらず値動きが激しいです。この銘柄については、収益バリューや今後の成長性などから判断して、すでに割安ではなくなっていると考えています。とりあえず売れそうなラインでずっと指値注文を出し続けています。 9622 スペース 損益+1.14%今月も放置プレー継続中。来月も放置予定。 今月よくわかったことは、たくさん本を読んで勉強したからといっても、すぐにパフォーマンスが上がるわけがない、ということだけでしょうか・・・。
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昨日の続きです。 11.テクニカル派?ファンダメンタルズ派?テクニカル投資は全然わかりません。今のところ勉強してみる気もないです。企業価値に基づく長期投資をしたいと思っていますので、ファンダメンタル派になると思います。 12.好きな又は得意な業種又は銘柄はありますか?自分が勤めている業界は投資先としてはどうかと思います(w。今のところ得意と言える業種も銘柄もないですね・・・。興味があるのは小売業や不動産株などです。興味がないのは銀行株や自動車関連株です。 13.投資に使っている資金はいくらぐらいですか?さしつかえない範囲でお願いします。今年の5月に100万円で始めました。今のところほとんど追加資金を投入していません。もう少し勉強して、年末くらいから順次余剰資金を株式投資にまわそうと考えています。 14.全体の損益はいくらぐらいですか?さしつかえない範囲でお願いします。今日現在で、プラス8万円くらい。3ヶ月で約8%のパフォーマンスです。 15.いままで、一つの銘柄の売買で出した利益は最高でいくらですか?さしつかえない範囲でお願いします。まだほとんど売却した銘柄がないので、確定益はほとんどないです。確定した利益であれば一銘柄で最高1,500円(w。含み益であれば一銘柄で最高約4万円です。 16.いままで、一つの銘柄の売買で出した損失は最高でいくらですか?さしつかえない範囲でお願いします。質問15で答えた通り、売却した株がほとんどなく、損失を出した銘柄はまだありません。一銘柄で約2万円の含み損を抱えたことはあります。 17.良く観ている(聴いている)投資関係のテレビ・ラジオ番組がありますか?よろしければ、放送局なども教えてください。ラジオは聴きません。投資関係のテレビ番組ってWBCとかですか??? 18.よく読んでいるまたは、オススメの投資関連の本や雑誌はありますかよろければ、出版社なども教えてください。このブログの”RECOMMENDED BOOKS”がオススメの書籍です。雑誌は読まないのでわかりません。 19.オンライントレードはやったことがありますか?ない方はやってみたいですか?オンライントレードしかやったことがないです。逆に、一回くらい証券会社の窓口で対面売買をしてみたいなぁと思うこともあります。 20.どこか、投資関連の使えるサイトはありますか?よろしければ、紹介してください。このブログの”BOOKMARKS”に登録されているサイトです。それぞれのサイトをじっくり読めば、おそらくそこら辺で売っているどんな投資本より勉強になると思います。私はまだ全部見きれていませんが・・・・。 次回に続きます。
「學而不思則罔,思而不學則殆。」by孔子(学びて思はざればすなわち罔(くら)し、思ひて学ばざればすなわち殆(あやう)し) ということで、本ばっかり読んでないで、偶然見つけた 「個人投資家たちに40の質問」に答えつつ自分の株式投資方法についていろいろ考えてみようと思います。 01.名前(ハンドルネーム)とよろしかったら、年齢と家族構成と職業を教えてください。名前はIto。年齢は31歳。家族構成は私と妻の2人。職業は民間企業のサラリーマン。現在はIPO業務と内部監査を担当。 02.投資を始めてどれぐらいですか?今年の5月末から開始して、現時点で約3ヶ月の初心者です。 03.投資を始めたキッカケは?会社でIPO業務を担当し始めたことと、四谷一氏の『普通のサラリーマンでも15年で2億円作れる! 』を読んだこと。それに、昨年PDになって、サラリーマンとしての将来に不安を感じたこと。 04.主な、投資対象(株式、債券等)は何ですか?株式のみです。他の投資対象についてはまったく知識が無いので、今のところ手出しするつもりはありません。 05.主に利用している、証券会社はどこですか?E*TRADE証券です。 06.投資は初めは何で勉強しましたか?四谷一氏の『普通のサラリーマンでも15年で2億円作れる! 』です。その後はバリュー投資系の書籍を乱読してます。 07.好きな株式格言は何ですか?「リスクは株式にあるのではなく、われわれ自身にある」 08.四季報は毎回買ってますか?四季報CD-ROMを年間購読しています。 09.日経新聞は毎日読んでますか?新聞自体読んでません。(NIKKEI NETはときどき見てます) 10.投資スタイルは?(長期投資・デイトレ等)少なくともデイトレではありません。50歳までに株式投資で1億円の資産を作るのが目標ですので、長期投資ということになると思います。投資手法は、サラリーマンとして働きつつ、ある程度のパフォーマンスを長期間継続して出せる手法であれば何でもいいと考えています。その投資手法がバリュー投資であるのか、成長株投資であるのか、はたまた他の方法があるのか、まだわかりません。また、株式投資よりも、債権や不動産投資の方がパフォーマンスがよくなる時期が来るかもしれないとも考えています。 続きは次回!
6736 サン電子 31.7% 7472 鳥羽洋行 19.4% 7945 コマニー 16.5% 8917 ファースト住建 18.6% 9622 スペース 12.1% Cash 1.7% ファースト住建については、やっと売却値を決めました。その売値で先週ずっと指値注文を出してたんですが、惜しくも株価はそのラインまで届かず。週末には逆に大幅に株価下落。まぁ、そのうち売れるでしょ・・・と希望しています。もう少し様子を見て、株価が戻らなかったら今度こそこの銘柄とは手を切ります。 サン電子の株価もジワジワ下落。ファースト住建とサン電子の株価下落で、通期パフォーマンスが7%まで下がっちゃいました。10%の壁はなかなか厚いようです。 -------------------------------------------------- 先週から、四季報CD-ROMを使って機械的に資産バリューと収益バリューを算出する方法をいろいろ試行錯誤しています。資産バリューで見て割安な銘柄と、収益バリューで見て割安な銘柄を、PF全体で半々くらいの割合で保有しつつ、個別の銘柄でも適度に分散するPFの構成ってのはどうかなぁと考えています。 資産バリューの算出については、グレアムのネット・ネット株を初めとして、B/Sからある程度正確な資産バリューを算出するための方法がいろいろなところで紹介されているし、直前期B/Sに基づく資産バリュー値と時価株価との比較であれば、ある程度正確な割安度もわかるような気がします。 収益バリューについては計算の前提とする数字によって、かなり恣意的な算出結果がでてしまうので、本当に割安なのかどうか判断するのが難しいような気がします。それに、資産バリューを算出する場合、収益の継続性が前提条件となるでしょうから、定性分析もしっかりやる必要がありそうです。 結局、現時点では、資産バリューの割安株7割、収益バリューの割安株3割くらいでPFを構成するほうが安全かもしれません。私の頭の中では、”資産バリューの割安銘柄”への投資=いわゆるバリュー株投資、”収益バリューの割安銘柄”への投資=いわゆるグロース株投資、というイメージが出来てきています。 でもまだまだ頭の中は五里霧中って感じです・・・。
ふつーの日記です。 ・土曜日 久々に大学時代の親友5人組が揃うとのことで、急に飲み会の予定が入った。でも、東京から帰ってくる親友の一人が合流が遅れるとのこと。22:00頃にやっと5人全員集合。京橋の居酒屋で飲み会開始。 5人全員揃ったのは、1年以上ぶりなんだけど、近況を話すでもなく、各自の仕事の話をするでもなく、昔話をするでもなく、とりとめも無い話をダラダラと続ける(いつものことなんですが・・・)。 24:00前後に明日仕事のある一人が帰宅。残りの4人で場末のビリヤード屋に行って、午前3時まで玉突き。なんか、この面子が集まると行動が学生時代に戻っちゃいます。僕は眠さ限界になったので、先にタクシーで帰宅。残りの面子は始発まで漫画喫茶で時間つぶすとのこと。 ・日曜日午後 妻の友人の”婚約式”に出席。彼(妻の友人)は華僑で、婚約者も華僑。婚約式も中国式でした。主賓の挨拶が中国語だったり、中国の獅子舞が乱入したり、新鮮な感じ。料理も中華。フカヒレ・鮑・燕の巣と、超豪華!満腹。 ・日曜日夜 マンションの管理組合の総会。 特に問題も無く順調に決議事項を処理して一時間で終了。それにしても、管理組合の総会に60世帯中20世帯しか出席しないとは・・・。普通こんなもんなんでしょうか? あと、オークションで出品した本も順調に売れたので、その対応もやらなくちゃいけません。 ということで、この週末はバタバタして疲れました。
『謎のトレーダー「しん」の株バリュー投資法―3年間で20倍!!』読了。 初心に戻って、所謂”バリュー投資本御三家”の最後の一冊を読んでみました。 マネーマスターで有名なしん氏のバリュー投資本です。 (このサイトにも、いつも勝手にお世話になっております。)基本は、グレアムのネット・ネット株を代表とした資産バリュー株への投資で、基本に忠実に安全域の概念や財務諸表の見方が丁寧に説明されています。一番共感したのは、一番最後の売りに関しての部分でした。売りについては数ページしか割かれていないのですが、しん氏自身「正直なところ”売り”のタイミングは難しい」と述べられております。まったくその通り・・・。 で、肝心のネット・ネット株ですが、しん氏自身も著作の中で述べられている通り、現時点ではネット・ネット株はほぼ絶滅しているようです。今日の時点の株価で、四季報を使って”[DL・週足終値(円)(-1)]/((([連・流動資産(-1)]+[連・投資等(-1)]-[連・負債(-1)])*1000)/[最新発行済株式数(千株)])”でスクリーニングをかけましたが、ネット・ネット株は10銘柄にも満たない状況でした。 今の市場の中でいかに”割安株”(資産・収益バリューに関わらず)を見つけ出すのか、もっと勉強して、自分自身で考えることが必要なようです。
今日は3週間に1回の通院日。 最近ほどほどに体調がいいので、あんまりPDネタがないですね。 医師との話し合いの結果、治療方針に変更なし。仕事中はあらかじめデパスを飲んでおいて予期不安を抑えることを優先することになりました。 前々から薬を飲み続けることの不安を話していたんですが、医師曰く「高血圧の人が、ある程度の期間薬を飲み続けなくちゃ病気が治らないのと同じ様なもんだよ」とのこと。説得力が有る様な無い様な(w。 一年間薬を飲み続けても副作用は出てないし、飲み方もコントロールできてるし(中には、不安になるとデパスを一気に10錠も飲んじゃう人もいるらしい・・・)、まぁ気長に行きましょうとの事。 まぁ、薬さえあれば仕事は何とかこなせるし、そのおかげで給料も貰えてローンも払えて生活もできるし、何より投資を続ける原資もできるし、あんまり深刻に考えずに薬に頼るのもいいかなぁと思ってます(っていうかほかに選択肢ないし)。
(株)スペース(9622)から、中間配当の通知が来ました! 一株当りり15円。100株で1500円。 生まれて始めて受け取る配当です(まだ受け取ってないけど)。 あ~、いつか配当だけで生活できるようになれたらいいなぁ・・・。
『超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術―たった週1時間の分析で年利15%を目指す!』と、 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』 を読了。 最近背伸びして難しい本ばっかり読んでたので、基本に立ち返って比較的とっつき易そうな本を読んでみました。 『超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術』の著者である角山氏のサイト” パーシャルオーナー”はよく参考にさせていただいていたので、本も買って読んでみました。最近いろんな本を読みすぎて混乱していたのが少しすっきりした感じです。まもなく2冊目の本も出されるようで楽しみです。 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 』の方は、さすがに理解できない( 脳みそ爆発しそう)ってことは無かったです。クレジットカードを使ったキャッシュフローの話、昔自分もやっていたのですが、理屈を聞いて改めてなるほどなーと思いました。 学問に王道なし。初心者向けの本からまた読み直してみようと思います。投資初心者の癖に、無理に難しい本を読んでもあまり役には立たないようです。
E*TRADEのキャッシュカード兼JCBカードを作りました。  このJCBカードで貯めたポイントは1P=\5でE*TRADEの口座に還元できます。 うちは電気代、携帯代などの固定費から、結構小額の買い物まで全部カード払いにして、貯まったポイントは楽天ポイントに還元して買い物するかJCBの商品券にしてたんですが、このカードならポイントをそのまま現金に出来きて素晴らしい!年間100万円以上をカードを使えばポイント付加が 2倍( ←間違い、1.5倍でした)になるし、なかなかいい感じです。でも調子に乗ってカードで無駄遣いしないようにしないと・・・。
6736 サン電子 31.8% 7472 鳥羽洋行 19.0% 7945 コマニー 16.3% 8917 ファースト住建 19.1% 9622 スペース 12.0% Cash 1.7%今週も売買なし。そこそこ含み益が出てきた銘柄の売りライン、まだ決められません。 そうこうしているうちに、パフォーマンスが低下して8月末時点と同じラインに。今月はどうも不調です。 今日も四季報スクリーニングと格闘。 今日も 脳みそが爆発しそうです。
本棚のスペースが足りなくなってきたので、『翔ぶが如く』全10巻など何冊かオークションに出品しています。 http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/quai62?以上、オークションの宣伝でした。
『MBAバリュエーション』(森生明著)読了。 『なぜか日本人が知らなかった新しい株の本』に触発されて、バリュエーションについてもっと勉強しようと思い立ち、気合を入れて読んだのですが・・・撃沈。難しいです。 企業の買収や売却を行うときに、どのような手法で企業価値を計算するのかM&Aの当事者の立場から説明されており、内容も企業価値の算出方法の基礎から、実際のM&A現場の実況中継まで丁寧に説明されています。説明はすごく上手いと思うのですが(理解できていないので恐らく)、その内容は個人投資家が「現時点の株価がその企業価値に比べて割安かどうか判断するため」という視点で読むと少し違和感があります(そもそもM&Aの実務書なので当たり前でしょうが)。 でもって、”現在価値(PV)”という概念はなんとなく理解できるのですが、そのPVを算出するための”PV=C/(r-g)”の”r(リスク)”と”g(成長性)”をどうやって算出するのかどうもピンときません。センスないのかなぁ・・・。基礎編をもっと読み返す必要がありそうです。 脳みそが爆発しそうです。
『人のセックスを笑うな』 山崎ナオコーラ著を読みました。 タイトルとペンネームにやられました。 内容は39歳の女性美術教師と19歳の生徒の恋のお話。 恋愛についての物語は、大昔から現在に至るまで文学(小説)・映画・テレビドラマと、あらゆる媒体で作り出されており、恐らく今となってはどんな恋愛物語も、過去の何らかの作品のコピーに過ぎないと思われます。 この作品もシチュエーション的には江國香織の『東京タワー』に良く似ています。でも、タイトルが 『人のセックスを笑うな』です。『東京タワー』は読もうと思いませんでしたが、 『人のセックスを笑うな』は気になって仕方ないです。しかも著者は ナオコーラ(Nao-cola)。Amazonのお勧め書籍で見つけて速攻で注文してしまいました。で、一晩で読了。 ストーリーについては読めばわかるので(しかもよくある恋愛話なので)割愛します。秀逸だったのは、主人公”オレ”の一人称で語られる、39歳の女性”ユリ”の描写です。そして、”ユリ”側からの描写が一切排除されていること。”ユリ”の心の中は最後まで描かれることはありません。そして、19歳の”オレ”には、恐らく最後まで”ユリ”の本当の気持ちがわかりません。もちろん読んでいる私にもわかりません。それが何とも切ない読後感につながっているように感じました。 たまには恋愛小説もまたよし。★4つでしょうか。
で、ココからはかなり個人的な感想。
私は20代半ばに、30代後半のとある女性(既婚)と長い間恋愛関係にありました。そのとき僕が感じていたことは、ほぼこの小説の主人公の”オレ”と同じようなことでした。だから”オレ”に共感を覚えたんだろうなぁと思います。
当時の私は彼女の気持ちをわかったつもりでいましたが、自分自身が結婚し、30代になった今、当時の彼女の本当の気持ちがどうだったのか本当のところよくわかりません。
っていうか、わかる訳無いんですよねー。多分死ぬまで。
『3分間で決算書が読める!―“数字ぎらい”が見つけた究極の「ビジュアル分析」』(横山悟一著)、現在Amazon等の書店では品切れ(絶版?)なので、図書館で借りてきました。 ちなみに、ヤフオクでたまに出品されてますが、 6,000円!近い値段で取引されているようです。 ここのところ、平行して何冊かの本を読んでいたので、この本に関しては役に立ちそうな部分だけに絞って、実際にEXCELでフォームを作成して決算書のビジュアル分析をやってみました。 (1)過去3年間の売上高・総資産・自己資本・有利子負債を棒グラフ化これで、総資本回転率や自己資本比率、それに売上高と総資産・自己資本がバランスよく成長しているか、有利子負債が増えすぎていないかをチェックするようにしています。 また、進行中の期に関しては、四季報の予想売上高をもとに、四半期毎のB/Sから総資産・自己資本・有利子負債を抜き出して、3ヶ月ごとに各々の数値のバランスをチェックして行こうと思っています。 (2)過去3年間の売上高・販売債権・仕入債務・棚卸資産・有形固定資産・投資等資産の推移を折れ線グラフ化3期前のB/S上の各数値を100として、その後2年間B/Sの各数値の増減を折れ線グラフ化しています。 たとえば、 a.売上高に対して棚卸資産や販売債権の増加率が高すぎないか? →不良在庫や不良債権の有無をチェック b.売上高に対して仕入債務の増加率が低いすぎないか? →架空の売上の有無をチェック(利益率とも比較して) c.売上高に対して固定資産が増加率が高すぎないか? →本業への投資活動が有効であるかどうかのチェック d.売上高に対して投資等資産の増加率が高すぎないか? →本業以外の投資活動が多すぎないかのチェック といった具合に使ってみようと思っています。 このグラフも(1)同様、進行中の期に関しては暫定的に四季報の予想売上高を入れておき、四半期ごとにBSから各数値を抜き出せば、3ヶ月毎におおよその財務の状況が把握できるのでは?と考えています。 (3)過去3年間の粗利益率・営業利益率・経常利益率・純利益率の推移これは簡単ですね。過去の各利益率を単純に折れ線グラフにして、利益率に異常な変化がないかチェックしています(特に粗利益率と営業利益率)。純利益は特別損益で利益率が大きく変わっちゃうので、あんま参考にならないですね・・・。 早速、手持ちの銘柄でエクセルを使って分析してみたんですが、利益率の大幅な変動が見つかったり、売上高の増加率を超えるちょっと胡散臭い投資資産等の増加があったり、まだまだちゃんとチェックしないとダメそうなところがたくさん見つかりました。 ちなみに後半のキャッシュフローの分析に関しては、まだまだ理解できず・・・。図書館への返却期限も近づいてきたので、改めて借りて勉強しようと思います。
『梟の城』読了。 「司馬遼太郎の出世作、第42回直木賞受賞作品」 ってのは知ってましたが、なぜかあまり興味が沸かなくて読むのを後回しにしてました。読んでみると意外や意外、面白くて一気に読んでしまいました。伊達に直木賞じゃないですねぇ。後年の作品みたいな歴史的な薀蓄も無く、本当のエンターテイメント小説ってのはこういう小説を言うんだ!って感じです。 司馬遼太郎と言えば、後半の所謂「司馬史観」的な解説の多い小説やエッセイ・評論のイメージが強かったのですが、結局それらが多くの人に読まれた(「司馬史観」という言葉まで生まれた)のはこれだけの作品が書ける筆力があったからかもしれません。 司馬遼の初期の作品もなかなか侮れません。
『マネーマスターズ列伝―大投資家たちはこうして生まれた』 (ジョン・トレイン著)を読了。 まさに、”天才 (変人?)”列伝です。成長株投資・バリュー投資・また、そのどちらにも分類できない投資(投機?)手法を生み出した偉大な投資家達には頭が下がるばかりです。また、著者が記録する偉大な投資家達の人生観や容貌、ふとした仕草など、投資とは関係ない描写が、他の投資関係の書籍には無い読み物としての奥深さとなって現れているように思います(実際、著者はハーバード大卒の文学修士のようです)。 意外だったのが、バフェットの”守銭奴的人間性”に対する批判的な記述と、(私には投機家としか思えない)ソロスの”社会奉仕”に関する記述の部分でした。訳者のあとがきにもあるように、この評価の違いは著者の個人的な金銭哲学によるものともいえるのでしょうが、欧米の資産家には、社会への奉仕活動というものが浸透しているということの現れであるのかもしれません。 で、ここからが本題です。この本は読み物としては面白いし、”投資”というものを知る上で必ず読んでおくべき本なんでしょうが、個人投資家としては、プロである機関投資家の中でも最も優れた投資家達の手法をそのまま取り入れるのは不可能ということです(これは著者もあとがきで触れていることですが)。 まぁ、その前に動かす資金の量が違んだから当たり前だよってツッコミがありそうですが・・・。一口に投資家といっても、機関投資家から個人投資家、個人投資家の中でも手持ちの資金の寡多や知識と経験、年齢や性格によって、様々な投資手法があるはずです。自分にとって最も効率的かつ向いている投資方法が何であるのか、じっくり考えてみる必要がありそうです。 ちなみに個人的には、”ジョン・ネフ”と”ジム・ロジャース”がカッコいいなぁと思いました。で、早速『ジム・ロジャース世界を行く』を注文! 恒例(?)の名言集は多すぎるので、今回は無しです~。
6736 サン電子 32.7% 7472 鳥羽洋行 19.2% 7945 コマニー 16.3% 8917 ファースト住建 18.5% 9622 スペース 11.6% Cash 1.7%※1 今週から各銘柄及びキャッシュのPF比率を記録することにしました。最近やっとエクセルでPF管理表作りました。E*トレードのPFをCSVに落としてコピー・アンド・ペーストするだけでPF比率の計算と円グラフが表示できるようにしています。 ※2 先週末時点での通算パフォーマンス、やっと7/15時点の10%まで戻しました(一時は3%切ってました・・・)。 ここのところずっと考えていたリスク管理について、 稲虎さんのブログと CMB研究所の内田氏の日記にとても参考になる記事がありました。自分自身のリスク管理方法についてはなんとなく答えが出せそうな気がしてきました。 昨日ちょうど『マネーマスターズ列伝』を読み終わって、海外の偉大な投資家達と、日本の同時代の優秀な投資家の皆さんの投資方法をバランスよく同時に吸収するのが一番効率がいい勉強方法かなぁと感じています。これについては『マネーマスターズ列伝』の感想で改めてまとめてみようと思います。
今日は気晴らしに奈良へ観光に行ってまいりました。 下の写真は携帯からの投稿です。 携帯で撮った写真も、メールでそのまま投稿できます。 イヤー、便利ですなぁ。 奈良公園を数時間歩き回って疲れますた・・・。
 中谷堂の餅つき。 すげースピードです!
 大仏殿の窓から大仏の顔が見えてます。 写真撮ったらおっさんに怒られますた。
たまには仕事の話でも書いてみようと思います(ネタ切れなので)。 以前にこのブログに書いたとおり、今私が勤めている会社はJASDAQへの上場を目指しています。でもって、いろんな事情があって、ずっと通常業務をしていた私が突然IPOチームに異動させされて今に至っております。 当初は財務どころか簿記の基礎もわかんないし、「ストックオプションって何?」ってレベルでしたが、最近は投資先や投資候補の決算短信やら有報をたくさん読んでいるうちに、なんとなく財務諸表の見方もわかってきたし、資本政策の大切さもわかってきました。身銭切って株式投資を始めた甲斐があったようです。 で、今は主幹事証券会社の担当者にいろいろ相談しながら、毎日JASDAQ上場のための申請書のドラフト作成をチマチマやっております。上場申請書は、「Ⅰの部」(基本的に有価証券報告書と同じ)と「Ⅱの部」(”Ⅰの部”より詳細な会社情報を記載する必要があり、上場審査時の基礎資料になり、外部には出ません)にわかれており、両方合わせると、かなりのボリュームになります。 現時点で「Ⅱの部」は粗方片付いて、今は「Ⅰの部」を作成しているのですが、これって読むのは簡単(めんどくさいけど)だけど、書くのは大変です!今下書きしているのは、”企業の概要”や”事業の状況”なんですが、セグメント別の業績の概要や対処すべき課題、事業等のリスクなんて、そんな簡単に書けません! っていうか、なんでこんな下っ端が”会社が対処すべき課題”やら”事業のリスク”なんか考えて書かなアカンねん・・・。で、結局は同業他社の有報を読みまくって、かなりの部分をパクって下書原稿にしています・・・。有報の”業績等の概要”が「当期におけるわが国経済は~・・・」で始まってたら、それはおそらく別の会社の有報のパクリか、いくつか適当に文章作ってそれを使い回しているはず!事業のリスクに関する部分も同じです。同業者の有報を見比べたらきっと同じような内容が書かれているのが容易に想像できます・・・。 もっと知識と経験があったら、独創的な文章で有報作ってみたーい!と思ってますが、その前にウチの会社上場できるんでしょうか・・・。 あー、明日も会社では同業他社の有報を読みまくりでしょう。 もういい加減、 飽きたーーーーーーー。
図書館で借りてきた『3分間で決算書が読める』と、この前購入した『マネーマスターズ列伝』と、司馬遼の『梟の城』を同時に読んでて頭が混乱中・・・。
この一週間続いていた持株の株価下落がやっと止まりました。昨日午後から今日にかけての上げ相場で全銘柄値上がりして、一気に8月末時点の含み益を取り戻しました。株価下落中に、虎の子のキャッシュでサン電子を押し目買いしたのも結果的には良かったようです。一時は含み益を全部失って、元本割れするんじゃないかとまで思いましたが、なんとか踏みとどまって投売りせずにすみました。 今回の一連の流れで今後の課題がいろいろ出てきました。 ①撤退・損切ラインの設定・買付時の価格から10%以上値下がったら自動的に売り。 ・一度値上がった株が設定した売却ラインに達する前に下落し始めた場合は撤退するのか?(たとえばトレイリング・ストップで損切ラインを決定?)。それとも含み益がなくなるまでは耐えるのか? ②持株が値上がりした場合の売却ラインの設定・そもそも売却ラインはどう設定するのか?PER?PBR?企業価値からの妥当株価の算出? ・本物の成長株であれば売却ライン以上に株価が値上がる可能性は充分有り得ると仮定した場合、売却ラインの設定はかえって利益を逃すことになるのでは? う~ん・・・難しい。 コマニーとファースト住建はすでに妥当株価を超えつつあるけど、まだ株価は伸びる余地はありそうな気配だし、今回こそ妥当株価で売却して利益を確定したほうがいいような気もするし・・・。 成長株かどうか判断するには、その企業の定性分析が必要でしょうが、今の私のレベルではまだ難しそう。ここは妥当株価で売却が一番無難なんでしょうか。 まったく売りは難しい!
前回の『真説宮本武蔵』に続いて、 『宮本武蔵』(司馬遼太郎著)を読了。 内容はかなり『真説宮本武蔵』と被りますが、こちらは吉岡家との決闘なども描かれています。小説のような、エッセイ(解説)のような、どっち付かずな印象ですが、宮本武蔵にまったく興味が無かった私にとっては面白い作品でした(『バガボンド』を1巻から読んでみようかな)。 ただ、今まで連続して読んできた司馬遼太郎作品の多くが、数巻にわたる長編だったので、どうもこの量(文庫本1冊)だと物足りない感じがします・・・。
6736 サン電子 ↓ 7472 鳥羽洋行 ↑ 7945 コマニー ↑↑ 8917 ファースト住建 → 9622 スペース → この数日の新興市場(だけじゃないか?)の下げで、ファースト住建の含み益はほぼゼロに。先々週買付けたばかりのサン電子は値下がりで含み損を抱えています。 ファースト住建については、2,200円辺りが売り時だったのかもしれません(実際計算してみた妥当株価は2,300円くらいでした)。サン電子に関しては、買付けのタイミングが悪過ぎました。まだまだ株価が上がると踏んで買ってはみたものの、その直後に今週の下げで、結果的に高値掴みになってます。 売りではタイミングを間違え、買いでも慌てて高値掴み。どうも上手くいきませんね・・・。とは言いつつ、サン電子の下げは好機と見て、残りのキャッシュをすべて投入して金曜日に買い増ししています。またまた衝動的な買い! 慎重な買付と、売却の基準の設定が課題です・・・。 あと、今月もお小遣いから1万円追加資金を投入しました。
さてさて、相変わらず司馬遼太郎読みつくし作戦進行中です。 今回読了したのは、 『真説宮本武蔵』。 吉川英治の宮本武蔵は読んだことが無いのでよくわからないのですが、宮本武蔵に関する多くの物語や伝説が作り話であると書かれています(吉岡家との決闘など)。 しかし武蔵の天才性については否定しておらず、その天才性ゆえに後世の人々から本当の意味で理解されないていないのでは?と書かれているように感じます。 その他、”兵法者”に関する短編が数編収められていましたが、どうも影が薄かったです。
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