2010年12月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 (2005年1月からの累計)  (個別銘柄ポートフォリオ)  ・今月の売買 売り <3376>オンリー(一部) 買い <2735>ワッツ(買い増し) <3272>エイブルCHINTAIホールディングス(買い増し) <3376>オンリー(買い戻し) <3711>創通(買い増し) 今月もTOPIXとJASDAQ Indexをアウトパフォーム。12月月初に積極的に買い注文を入れ、キャッシュポジションを縮小したことが正解でした。買い増しした銘柄群が堅調な値動きで、ポートフォリオ全体の運用成績を底上げる結果となりました。単月では今年最高となる+10.79%、年初来では目標としていた+15%を大きく上回る+27.23%と過去5年間で最高のパフォーマンスとなりました。今年一年のパフォーマンスの推移は以下のとおりです。  個別銘柄については一部銘柄で増配などがあったのみで、その他は特に重要な開示は無し。先月処分してしまった<7843>幻冬舎のTOBが12月28日に成立しましたが、2/3以上の株式取得はならず、混沌とした状況になっています。一株でも持っていれば面白い経験ができたのにと後悔しています。また、11月後半から新興小型株が買われる状況が散見されたので、12月初めに指値をゆるくして<2735>ワッツ、<3272>エイブルCHINTAI、<3376>オンリー、<3711>創通などを一気に買い進めました。12月に入ってからこれらの銘柄の株価が堅調に推移し、<3376>オンリーのストップ高で保有株の半数を利益確定できたことなどから、今月は好成績を収めることができました。 今年のリターンの多くは11月から12月にかけて得られたもので、新興小型株市場が堅調であった影響が大きいように感じられます。来年以降2004年から2005年末のような新興小型株の大相場が来るのかどうかはわかりませんが、来年も引き続き余剰資金を投入して買い進めて行く予定です。 今年は昨年から始めたツイッターで知り合った投資家さん方と実際にお会いしてお話しする機会が何度かあり、いろいろと興味深いお話が聞けて楽しい一年でした。素晴らしいパフォーマンスを出している投資家さんも多いのですが、私は私のペースで投資を続ける方針ですので、来年も淡々と割安株を買い続けることになると思います。 最後に、今年一年投資やその他の分野でお世話になった皆様に感謝の言葉と御礼を申し上げます。それでは皆様良いお年を!
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2010年11月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 (2005年1月からの累計)  (個別銘柄ポートフォリオ)  ・今月の売買 売り <7843>幻冬舎(全株) 買い <6750>エレコム(買い増し) <7867>タカラトミー(買い増し) <9384>内外トランスライン(買い増し) 今月はTOPIXもJASDAQ Indexもアウトパフォーム。キャッシュポジションが30%近くある中で、今月の上げ相場についていけるか心配でしたが、なんとかTOPIXをアウトパフォームできました。年初来では約+15%でTOPIXを大きく突き放しているので、とりあえず今年はTOPIXをアウトパフォームできそうです。あとは+10%以上で今年を締められればいいかなと考えています。 個別銘柄については、MBOとなった<7843>幻冬舎を売却し+20%程度で無事EXITできました。また、業績が好調な<6750>エレコムと<7867>タカラトミーを買い増しし、記念配当で増配となった<8384>内外トランスも買増しています。その他、<3372>オンリーと<3711>創通の買い注文を出していましたが、まだ指値がヒットしていません。その他開示情報については特に特記すべき点はありませんでした。 12月は本業が忙しくなりそうで、引き続き既存保有株を維持したままポートフォリオを放置することになりそうです(毎月同じこと言ってますが)。
2010年10月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 (2005年1月からの累計)  (個別銘柄ポートフォリオ)  ・今月の売買 売り なし 買い <3376>オンリー(買い増し) 今月はTOPIXにもJASDAQ Indexにも負けています。理由はよく分かりませんがこういう月もあるのかなと。12月末までに年初来で+10%オーバーで終わりたいと思っているのですが微妙な感じになってきました。 個別銘柄については、本来損切り予定であった<3376>を決算発表前に少しだけ買い増しました。2010年8月期の決算発表で業績の底打ちと復配となることを予想して買ったのですが株価はほとんど反応なし。その他の銘柄でも悪くない開示が出ていたのですが思うようには株価が上がっていません。 また、今月最終営業日に<7843>幻冬舎のMBOが発表されました。買取価格は1株22万円、29日の終値ベースで約50%のプレミアムとなりますが、私の買値は約18万円なのでそれほど利益は出ません。3年前に30万円で買い付けて以来、一時は10万円まで下がったのですが、損切りせずにナンピンしたのが結果的に報われた形になりました。現在のポートフォリオの中で一番含み損が大きかった銘柄なので今回の結果にひと安心しています。 その他、JASDAQとヘラクレスが統合されたり、保有株の<2420>CHINATIが<3272>エイブルCHINTAIホールディングスとなったりといろいろあるのですが適度に(過度に?)放置しています。
発刊直後に購入して放置していたこの本をやっと読み始めました。 Amazonでは今だにまったく書評がなく、こんな本が出ていることさえあまり知られていない感じがします。普段巡回しているブログでも一度も紹介されているところを見たことがりません。 本書の内容は『証券分析』以前に雑誌に発表されていたベンジャミン・グレアムの論文をまとめたものです。あまりに古い(1917年~1927年)時代の話なので、個別の論文の内容はまったくピンと来ないのですが、各章の編者の解説でなんとなく時代背景がわかるし、尊敬するグレアムの文章なのでコツコツと読み進めていくこととします。
2010年9月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 ・2005年1月からの累計  ・個別銘柄ポートフォリオ  ・今月の売買 売り なし 買い <4327>日本エス・エイチ・エル(買い増し) <7843>幻冬舎(買い増し) 今月もTOPIX、JASDAQ Indexをアウトパフォーム。TOPIXについては月末ギリギリまで負けていたのですが最終日に逆転しました。この調子で行けば今年はTOPIXアウトパフォーム&年初来+10%オーバーで終われそうな気がしています。また、8月に続いて今月も数銘柄指値を出しており、2銘柄約定しています。 個別銘柄については、<2420>CHINTAIの3Q決算のみで静かな一ヶ月でした。CHINTAIについては11月に<8872>エイブルとの合併を控えており一旦売却するつもりだったのですが、数カ月前の売り時を逃したあとズルズル株価を下げており、惰性で保有を続けています。決算の内容自体は問題ないので配当を取るまでは保有するか配当取りで株価が上がれば売却するかの方法で考えています。今月は<4327>日本エス・エイチ・エルと<7843>幻冬舎について、前者は9末の配当目当て、後者は今期業績好調のためにそれぞれポジションを大きくしています。 最近ツイッターで利食いのタイミングを話したりしてたんですが、今の私の能力ではテンバガーはもちろん、2倍・3倍株を見つけるのも難しそうなので、保有株に20%から30%の利が乗った時点で最低単元を残して利食いしてしまうのも一つの手かなと考えています。確か この本の四谷さんもそのようなことを仰っていたような気がします。 蛇足ですが、私が5年前に株を始めたきっかけは、四谷さん下のを読んだことと、勤め先でIPOを担当することになったことです。2005年に株とブログを始めた頃、 こんな文章を書いていました。B/SもP/Lもまったく読めなかったところから退場せずにここまでこれたことに感謝です。パフォーマンスはアレですが…。 (蛇足の蛇足)ちなみに勤め先は数年前に無事上場して、持株会とストック・オプションでかなりおいしい思いをしました。なので、トータルでみると株では一応利益が出ています。
気まぐれにスクリーニングしてみました。条件は いつもと同じです。  あまり顔ぶれ変わってない気がします。
2010年8月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 ・2005年1月からの累計  ・個別銘柄ポートフォリオ  ・今月の売買 売り <2411>ゲンダイエージェンシー <4333>東邦システムサイエンス <4502>武田薬品工業 <7453>良品計画 <8917>ファースト住建 買い <2735>ワッツ(買い増し) <6750>エレコム(買い増し) <7751>キヤノン(買い増し) <7867>タカラトミー(新規買い) 今月はTOPIXもJasdaq Indexも僅差でアウトパフォームしたものの、絶対値ではマイナスで終わりました。今月はポートフォリオのメンテナンスの為に売買が多くなっています。8月中に約定しきれなかった注文がまだまだ残っているので9月も売買が増えそうです。売買の基準は、もともとの買付理由となる条件を満たさなくなったものや、保有していても気分的にイマイチ気に食わないものを売却し、保有株の中で業績が順調なもの、スクリーニングで新しく発掘した銘柄などを買っています。一部の銘柄を除いて流動性の低い銘柄なので約定に時間がかかっています。 個別銘柄の動きについては、<7867>タカラトミー<7843>幻冬舎<6750>エレコムの1Q決算、<2735>ワッツの増配などがありましたが、概ね問題ないと判断して詳細はスルーしています。基本的に先月今月に出た1Q決算の数値が良かったものを買い増しする方向で動いています。 その他にもいろいろ書きたいことがあるのですが、8月末から精神的にキツい仕事が続いており、長い文章を書く気力がありません。ツイッターで適当にブツブツつぶやく状態が続きそうです。
2010年7月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 ・2005年1月からの累計  ・個別銘柄ポートフォリオ  ・今月の売買 なし 今月はTOPIXに僅差で負け、JASDAQ Indexには僅差で勝利しました。売買は一切行わず、様子見の一ヶ月となりました。また、今月からコンスタントに家計の剰余金を証券口座に振り替えいく方針となり、多少キャッシュポジションが大きくなっています。なお、追加資金投入に合わせてパフォーマンスの数値を修正しています。 個別銘柄の動きについては、以下のとおりです。 <3711>創通3Q決算 可もなく不可もなく。版権事業(ガンダム)がある限りそれほど問題はなさそうです。 <7543>良品計画1Q決算 昨年同期比減益。粗利率低下。 <2735>ワッツ3Q決算 昨年同期比増収増益。特に問題無し。 <3376>オンリー3Q決算 昨年同期比減収減益。どんくさい特損発生で通期業績見通し下方修正。何気に本業も不調でしかも無配転落。もう処分するか・・・。 <2411>ゲンダイエージェンシー1Q決算 昨年同期比減収減益。私にとってあまり縁起の良くないパチンコ銘柄なので、処分するか検討中。 <7511>キヤノン2Q決算 大幅増収増益。このままV字回復か?為替的には厳しそうな気がするけど。 <4298>プロトコーポレーション1Q決算 相変わらず増収増益を維持。業績的には問題なけど、株価は右肩上がりとはいかず。とりあえずホールド。 <9348>内外トランスライン2Q決算 大幅増収増益。通期業績見通し上方修正。しかし株価動かず。織り込み済みか。 <4327>日本エス・エイチ・エル3Q決算 増収増益。この配当利回りが続く限りホールド。 ということで、今月は決算ラッシュだったのですが、短信をざっと見たのみで、相変わらずサボってます・・・。保有株の決算くらいちゃんとチェックすべきなのでしょうがイマイチやる気が起きません。もっと欲を出して高いパフォーマンスを狙いたいと思う一方で、特に大損してないならこのままでいいかという気持ちがせめぎ合っています。
2010年6月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 ・2005年1月からの累計  ・個別銘柄ポートフォリオ  ・今月の売買 売り なし 買い <6750>エレコム新規買い(再) 今月はTOPIXをアウトパフォームしたものの、Jasdaq Indexに惜敗。本当は配当金がたくさん入ってくる月なので、指数に勝って当たり前なんですけどJasdaqに負けてしまいました。キャッシュポジションは10%超を維持しています。理由は特にありません。なんとなくそんな気分なので少しキャッシュを残しています。 個別銘柄の動きについては、<8917>ファースト住建の2Q決算及び上方修正、<2420>CHINTAIの2Q決算、<9384>内外トランスラインの2Q累積期間業績上方修正などがありました。特に問題ないので各銘柄継続保有です。また、今月再度買い付けた<6750>エレコムが買付から10数日で+30%と大きく跳ねてくれたのですが、利確するか迷っているうちに月末には含み益が半分以下になってしまいました。もともと売買タイミングを取るのが下手なのは分かっていますが、こういうのを取りっぱぐれると情けない気持ちになります。 今月の買付でマイポートフォリオの保有銘柄数が15銘柄になりました。本来グレアム流のバリュー投資であれば、もっと分散すべき(例えば30銘柄以上など)なんでしょうが、そうするとPFのボラティリティが低くなり過ぎそうで楽しくないので、今の15銘柄くらいが上限かなと思っています。また、15銘柄もあれば充分な分散効果があり、大きくやられることも無いと思っています。 今月で上半期が終わりました。年初来の運用成績ではTOPIX、Jasdaq Indexともにアウトパフォームしています。下半期もこの調子で推移してくれればと思います。
2010年5月の運用成績は以下の通りとなりました。  ※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。 ・2005年1月からの累計  ・個別銘柄ポートフォリオ  ・今月の売買 売り なし 買い <2411>ゲンダイエージェンシー 新規買い <4333>東邦システムサイエンス 買い増し <7453>良品計画 新規買い <7843>幻冬舎 買い増し <8917>ファースト住建 新規買い(再) <9384>内外トランスライン 新規買い(再) 今月はTOPIX、JASDAQ Indexともにアウトパフォーム。主たる要因は月初に投入した追加資金を温存したために、指数に比べてiFundの下げ幅が小さかったことによるものです。下げたところで何銘柄か新規買いしたり買い増したりしたのですが、まだまだキャッシュを温存しています。キャッシュポジションが多少ある方が市場全体の下落局面で精神安定上いいようなので、しばらくはCP10%以上を維持しようかと考えています。 個別銘柄の動きについては、<4333>東邦システムサイエンス<7843>幻冬舎の上方修正及び本決算、<4502>武田薬品工業<4298>プロトコーポレーションの本決算などがありました。最近、開示資料をまともに見ていないのですが、短信の表紙を見る限り問題がありそうな銘柄はなかったので、売却した銘柄はありませんでした。また、今月投入した資金を使って<2411>ゲンダイエージェンシー<8917>ファースト住建<9384>内外トランスラインをPFに組み込みました。 今月は私が2005年5月に初めて株を買ってからちょうど5年になります。上のグラフの通り、株式投資を初めてから今までずっとTOPIXに負けっぱなしだったのですが、今月やっとTOPIXに追いつきました。iFundの運用成績は配当込みで計算、TOPIXは配当抜きの指数を使っているので、本来であればTOPIXには絶対に勝たなければいけないところですが、とりあえずこれでやっとスタートラインに立てたような気がしています。
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