少し前に図書館から借りてきて読み終わっていたのですが、読書メモを書くのを忘れてました。ということで、内容を思い出しながら感想を書いてみます。 どこでこの本を知ったのか忘れてしまいましたが、「純金融資産1億円以上の方だけが入会できるプライベート・クラブ」なるものが存在するということに興味があり、読んでみる事にしました。 ちなみに、そのプライベートクラブはここ。→ YUCASEE(ゆかし) 本の内容は、ゆかしに加入している富裕層とは具体的にどんな人々なのか、また、ゆかしではどのようなサービスを提供しているのかなどでした。また、ゆかしの会員では、何代も続く富裕層よりも、インテリッチと呼ばれる、一代で富裕層になった人々が多いという事実が意外でした。もしかしたら、昔からの富裕層はこのようなネットワークに参加しなくても、すでに自前のネットワークをもっており、ゆかしのようなサービスは必要ないということかもしれません。 いずれにしても、近年の情報化社会で一気に富裕層に躍り出た人々(いわゆるインテリッチ)の人生観などが垣間見れて面白い本でした。後半はゆかしのPRばかりで、あまり面白くありませんでしたが、私がいつか純資産1億円を達成したら、入ってみたいなと思わせる内容ではありました。 っていうか、いつになったら純資産1億円なんて達成できるのかわからないんですけどね(笑。
『中原の虹』全4巻読了。 『蒼穹の昴』を読んでいないと面白さ半減です。登場人物の半分くらいは前作から引き続き登場しており、 この作品でも活躍しています。というか、前作の登場人物のその後が本作の大きなウエイトを占めているように思います。『中原の虹』から登場した人物では、 張作霖のキャラクターが際立っていて、実質的な主人公は張作霖のような感じになっています。「鬼でも仏でもねえ。俺様は、張作霖だ」という台詞が印象的です。 この小説の中で、うまい書き方だなぁと感じたのは人称の使い分けでしょうか。大部分は三人称で書かれているのですが、ところどころで主要人物の一人称で物語が語られます。その一人称部分の書き分け方で、登場人物のキャラクターがうまく表現されていて、うまく物語に入り込むことができます。逆に、主人公格の張作霖については、ほとんど一人称では登場しないことが、逆にこの作品の中の張作霖という人物の不思議な魅力につながっているように思えました。 あまり物語の内容を書いてしまうとネタバレになってしまうので、本作の感想はここまで。次は浅田次郎の別作品を読むか、お気に入りキャラの西太后と張作霖の資料を読むか迷っています。ちょっと調べてみたところ、下記の本が面白そうだなぁと思ったので、とりあえず図書館に予約を入れています。
2008年6月の運用成績は以下の通りとなりました。 6月iFundパフォーマンス:-3.58% 6月TOPIXパフォーマンス:-6.25% 6月TOPIXアウトパフォーム:+2.67% 6月JASDAQパフォーマンス:-5.81% 6月JASDAQアウトパフォーム:+2.23%
2008年iFund通算パフォーマンス:-8.31% 2008年TOPIX通算パフォーマンス:-10.54% 2008年JASDAQ通算パフォーマンス:-15.59%※上記パフォーマンは、「売買時の手数料込み・税引き後配当を再投資・資金追加時はパフォーマンスを修正・キャピタルゲイン税は考慮せず(現時点ではまだ発生してないので)」という条件で算出しています。 (下のグラフは2005年1月からの累計) 個別銘柄ポートフォリオ 今月の売買なし 今月もTOPIX、JASDAQに勝利。といっても僅差の辛勝ですが(多分配当のおかげ)。しかもマイナスパフォーマンスです。今年ももう半分が過ぎましたが、年初来パフォーマンスは低迷したまま。2006年、2007年と2年連続でマイナスパフォーマンスだっただけに、今年こそはプラ転!と思っているのですが、さて、下半期はどうなるでしょうか。 個別銘柄については、今月は四季報3集の発売月ということもあり、いくつか銘柄を入れ替えようかと思ってスクリーニングをしているのですが、いまいちいい銘柄が見つかりません。今までとパターンを変えて、東証1部に絞り込んで、低PBR銘柄でF_Scoreの高いものなどをスクリーニングしたりしているのですが、それでもいい銘柄が見つかりません。というか、平日も週末も息子の相手が大変で、スクリーニングして多少面白そうな銘柄が見つかっても、それ以上突っ込んで調べられないので、新規銘柄なんて見つかるわけないです。ということで、今月も売買なし。このまま行けば、今年のPF回転率はかなり低くなりそうです。 上半期を総括して何か気の利いたコメントでも書きたいところですが、久々の飲み会で、頭がぼーっとしているので、今日はこれまで。
銀行・証券につづいて保険です。保険は私がもっとも苦手とする金融商品で、まだまだ勉強不足です。 (3)保険・某大手生命保険 結婚と同時に某大手保険会社の生命保険(私)と付帯する医療保険(私と妻)に入りました。ともに掛け捨ての保険です。某社の保険を選んだ理由は妻の母の知り合いに親切な生保レディ(親切じゃない生保レディなんていないでしょうが・・・)がいたこと。ということで、生命保険と医療保険を合わせて、月数万円の保険料を今もせっせと払っています。また、独身時代(20代前半)に入った某大手外資系保険会社の医療保険にも、つい最近まで入ってました。さすがにこれは無駄だと思って、今は解約しています。 ・ ライフネット生命 一時期相互リンク先のブログで話題になったことで存在を知ったネット保険会社です。サイトがとても充実していて保険の勉強になります。今入っている保険とほぼ同じ保障の保険にいくらで入れるのか、ライフネット生命で見積もりしてみてびっくりしました。死亡保険も医療保険も保険料は半額以下、今払っている保険料がバカバカしくなります。新興の会社ということで、いざというときの保険金未払いなどが少し心配ですが、最近では大手も信用できないようなので、未払いリスクは大手もこちらもそれほど変わらないかなぁと思っています。 真剣に保険の乗換えを考えているのですが、昨年からうつの治療で通院中なので、新しい保険会社では保険の引き受けをしてもらえません。病気が治ったら、保険についてもう少し勉強して、いろいろ再検討してみようと考えています。 投資を始めてから、いろいろな金融商品について少しは知識が身について、保険についてもいろいろ思うところがあるのですが、今のところ保険についてはまったく手をつけていない状態です。現在の金融資産や、万が一の場合の子供の将来のことなどを考えると、まだ「保険はいらない!」と言い切れるほどの状況ではないと思っているので、何らかの保険には加入し続けることになりそうですが、保険料の節約については、まだ検討する余地がありそうです。
前回の続き、次は証券会社編です。 (注)一部のリンクはアフィリエイトリンクですので、アフィリエイトが嫌いな方はご注意ください。(2)証券・ SBIイー・トレード証券(→もうすぐSBI証券) 私が初めて口座を開いた証券会社です。そして、現在もメインの証券口座として利用しています。国内株式の売買をするのであれば、手数料とサービスのバランスを考えると、イートレードが一番使いやすい証券会社だと思っています。一応米国株・中国株の口座も開いていますが、こちらはまだ使ったことがありません。完全に国内株式の売買のみに使っているので、投資信託の充実度や海外株式の手数料・取扱銘柄などの充実度についてはコメントできません。おそらく、これらの部分については相互リンク先のインデックス投資系のブログを参照していただくのが一番いいと思います。 ・ マネックス証券 2番目に口座を開いた証券口座です。当時、唯一逆指値注文ができるネット証券ということで口座を開いたのですが、そのうちにイートレードでも逆指値ができるようになったので、結局国内株式の売買では使わずじまいでした。手数料が若干高いのが難です。少し前にジム・ロジャーズの『商品の時代』に影響されて、マネックスの口座で「ニッセイコモディティファンド」を少しだけ買って、今も保有しています。最近の原油価格高騰などで、このファンドだけがが唯一利益を出しているという状態が少し悲しいです・・・。 ・ ジョインベスト証券 5000円の特典目当てに口座開設。昨年、自社持株会の株式売却で大きな売却益を得たので、そこから税金分だけを抜き出して、ジョインベストの口座で日経225ETFを買って税金支払い時期まで運用していました。皆さんご存知の通り、昨年後半から今年にかけて、日経平均が大幅に下落しており、この中途半端な運用は大失敗に終わっています(笑。幸い、確定申告で住宅ローン控除の枠が使えたので、目減りした税金用資金でも税金をきちんと支払うことができましたが、使い道が決まっている現金は株式で運用しないという至極当たり前の教訓を得ました。 と、どうでもいい愚痴はここまでにして、国内株式の売買については、手数料・サービス面でイートレードに並ぶところまで来ていると思います。逆指値やその他システム注文が充実してきており、人によってはジョインベストを使うほうがいいと感じるかもしれません。個人的にはイートレードの取引画面のほうが好きなので、ジョインベストは今のところ使う予定はありません。 ・ クリック証券 旧GMOインターネット証券誕生時に口座開設。やたら売買手数料が安いので口座を開いたのですが、当時のあまりの画面のシンプルさにビックリしました(笑。最近は投資情報も充実しており、少しは使えるようになっているようです。「はっちゅう君」などのトレード機能が充実しているようですが、私は使ったことがないのでなんとも言えません。ちなみに、社長のブログがやたら荒れていたのが気になるとことです。自社持株会の株式を売却するときにこの口座を使いました。結構な金額の約定だったのですが、手数料がやたら安くてうれしかったです。ただし、今後使用する予定は無いです。 ・ カブドットコム証券 これも、逆指値などの注文機能が充実していたので口座開設。でも手数料が高いのでまったく使ってません。TS注文もできるのですが、数ヶ月に1度しか売買しないのに、複雑な注文機能なんて必要ないと気付いた今日この頃です。最近画面を真っ赤にしてMUFGグループ色を前面に押し出していますが、ネット証券としては存在感が薄れているようなきがします。昔はシステムの安定性などで人気があった時代もあったようですが。 ・ セゾン投信 我が子の将来に備えての月々の積み立てと、我が子へのお祝い金などの運用を行うために、子供の誕生に合わせて口座開設。セゾンバンガード・グローバルバランスファンドの設定日と子供の誕生日が近いので、勝手に運命的なものを感じています(笑。昨年から未成年口座も開けるようになったので、息子名義の口座に改めようかと思ったのですが、未成年口座はWEB注文ができないようなので止めておきました。 ちなみに、子供用の資金も私の資産も同じおカネなのに用途で分けて投資方法を分けるというのは、行動ファイナンスで言うところのメンタル・アカウンティング効果だと言えそうです。運用方法を分けることに意味は無いと思いつつも、やはり子供用のおカネは別管理にしたいと思うのは、心の奥底で自分の投資手法に自信がないと思っているのか、単なる親バカかどちらかでしょう。 ・某大手証券 勤め先の上場に伴い、某大手証券にストックオプション専用口座を開くこととなりました。私が会社から貰っているのは税制適格ストックオプションなので、会社の指定する専用口座で売買する必要があるようです(詳しく調べてません・・・)。それにしても手数料がバカ高いです。電話とFAXで売買注文を出すようなのですが、約定額が大きいとネット証券では考えられないような手数料を取られます。かといって、手数料の安いネット証券に株式を移管すると税制適格の優遇税制が受けられなくなるとのこと。なんだかめんどくさいです。 次は保険会社編(の予定)です。
今現在使っている金融機関、使ってみたい金融機関について、一度整理してエントリを書いてみます。私個人の備忘録ですが、このブログの読者の方にとって何かの参考になればと思います。 (注)一部のリンクはアフィリエイトリンクですので、アフィリエイトが嫌いな方はご注意ください。(1)銀行・ 新生銀行 数年前からのメインバンクです。私・妻・子、それぞれ口座を持っています。キャッシュ・カードの色は黒(私)・ピンク(妻)・白(子)です。簡単にカードの見分けがつくのでカードの色が選べるのは結構便利だったりします。給与振込、クレジットカード・公共料金・税金の自動引落などはすべて新生銀行に集約し、日常の決済はほとんど新生銀行だけで済ませています。ただし、まれに新生銀行では自動引落ができない支払先があるので要注意です。 新生銀行をメインバンクにしている理由は、WEBからの振込手数料実質無料などのサービスが良かったからなのですが、来月から振込手数料無料の回数が1回だけになるのが気になります。新生銀行で投資信託や外貨を買うつもりはないので、生活防衛資金(現預金)を新生銀行に集中して、振込手数料無料5回の権利を確保しようと計画しています。 ATMについては、新生銀行のATMなら24時間無料、提携銀行のATMでも手数料無料なので使い勝手は悪くありませんが、大都市にしか支店がないので、店舗に行く必要がある場合など(滅多にないですが)は地方在住の方は不便に感じるかもしれません。 ・ ソニー銀行 独身時代のメインバンク。今はヤフオク決済専用口座になっています。ヤフオクで不用品を売却したときなどに、この口座に商品代金を振り込んでもらっています。振込みがあると、振込名義人をメールで連絡してくれるので、入金管理に重宝します。最近はヤフオクをやっていないので、ほとんど使っていない状態です・・・。ちなみに、私が初めて投資信託を買ったのがこの口座です。初めて”投資”を実行した思い出深い口座でもあります。 ・ シティバンク銀行 Google Adsenseの米ドル小切手を取り立てるためだけに口座開設。その後Adsenseの広告料が日本の銀行でも受け取れるようになったので、無駄になっています。せっかく開いたので、広告料の受取方法を小切手のままにして、また小切手の取立てに使おうかと考えています。残高ゼロだと口座維持手数料がかかるので、いくらかの現金を預けなくてはいけないのが難点です。 ・某メガバンク 三井住友銀行の口座は配当金の自動受取口座として使っています。配当金受取の手配が楽なのと、配当再投資のための証券口座への資金移動が便利なためです。ほかにもいくつかのメガバンクの口座をもっていますが、そちらはほとんど使っていません。 ・某信託銀行 住宅ローンを組んだので口座を持っています。購入した物件の提携ローン先がこの信託銀行だったので、あまり深く考えずにここでローンを組みました。金利は悪くないのですが、数年先に新生銀行でローンを借り換えることを検討中です。 このほか、ネットバンクなどの口座を開くことも検討しましたが、これ以上銀行口座を増やすと管理が面倒(今でも充分面倒ですが)なので、これ以上口座を増やさない方針にしています。 証券会社や保険会社については次回に続きます。
6月14日から放送されているNHK土曜ドラマ「 監査法人」、なかなか面白いです。 このドラマの存在に気付いたのが第1回の放送後だったので、初回は見逃してます。第2回からでも見てみようと録画予約をしていたのですが、今回は野球の延長で撮れていませんでした。ところが、同チャンネルのその後の時間帯に、妻がヨン様の「太王四神記」を録画予約しており、そこに「監査法人」が上手く録画されていたので、第2話の途中から見ることができました(妻は「太王四神記」が撮れておらずがっかりしてます・笑)。 すでに、 こちらや cpainvestorさんのブログで、専門家の視点から感想を書かれているので、まずはそちらを読んでいただければドラマの内容がよくわかると思います。 私の個人的な感想ですが、このドラマ、なかなか面白いんじゃないかと思います。専門家である会計士の先生方から見ると、いくらか物足りない部分があるのでしょうが、一般視聴者がみて面白いなぁと感じるように脚本を書こうと思うと、こんな感じになるのかなぁ、といった感じでしょうか。ちょっと見た感じでは「ハゲタカ」に比べると少し劣るような感じもしますが、原作なしの書き下ろしという点も考えれば充分見ごたえのあるドラマだと思います。第3回以降が楽しみです。 ちなみに、このドラマに出てくる公認会計士の先生方は皆さんアツいです(ドラマだからでしょうが)。私は以前IPOがらみの仕事で、上場申請書類を作成したり内部監査をやっていたころに何度か会計士の先生方とやり取りをしたことがあるのですが、わが社を担当していた会計士の皆さん(特に私と同年代の若い方など)は気さくで話しやすかったです。もちろん、問題点があればそこそこ激しいツッコミが来るので油断はできませんでしたが・・・。当時、上場申請がひと段落したころに担当の会計士さん達と中打上げをやったのですが、普通の酒飲みサラリーマンとそんなにかわらんなぁ、と妙に安心した思い出があります。なので、このドラマに出てくる会計士がやたらとカッコよく見えたりします(笑。
日曜日の午後に四季報最新号が届いていたのですが、どうもインストールするのが面倒だったので、ずっと息子と遊んでいました。  んでもって、平日にインストールして、持株のコメントチェックをして、今日やっと週足株価をDLしてスクリーニングしました。結果はこんな感じ。  EV/EBITで見た割安上位30銘柄はほとんどサービス業(学習塾やら)や情報通信業(システム屋)ばっかりです。ということで、イマイチ食指が動きません。四季報3集はデータに3月決算の数値が反映されているので、いくつか面白そうな銘柄をピックアップしたかったのですが・・・。あと、四季報予想の減額も目立ちます。いつもの条件式で約160銘柄を抽出しているのですが、そのうち3分の1が前号比減額になっているようです。まぁ、単に前号の四季報予想が楽観的すぎたってことなんでしょうが。 ということで、せっかく定期購読している四季報CD-ROMも、今回はあまり役立っていません。 次号はいろいろ新しい機能が追加されるようなので、次の四季報では久しぶりにスクリーニング条件式を改良してみようかと考えています。
角山さんの『バリュー投資の強化書』を読了。「バリュー投資」と名の付く本はとりあえず買って読んでいます。そういうわけで、今回の角山さんの新刊も発売と同時に購入しました。角山さんの本はこれで5冊目ですね。 さて、本の内容ですが、6〜7割は過去の著作で触れられた内容と大体同じか、それをもう少し詳しく述べているような感じです。本書で新しく触れられているのは、第3章のPMVや、第5章のマーケットの大きな流れについての記述、それに第6章の市場心理や行動ファイナンスについて書かれている部分でしょうか。いずれにせよ、角山さんがあとがきで書いているように、この本が過去4冊の著作を通しての「集大成」だと感じました。約400ページの大作ですが、図表も多く、投資系の翻訳書に比べれば文章はずっと読みやすいです。お値段も少し張りますが、過去の著作と比べても、内容的にそれほど高いということはないのではないかと思います。 ということで、べた褒めのエントリになってしまいましたが、日本の投資家(プロ・アマを問わず)で、バリュー投資についてこれだけの本を書ける人は他にいなさそうなので、日本人が書いた本でバリュー投資を勉強しようと思うのであれば、角山さんの本が一番よいと思います。ただ、過去の角山さんの本でも感じたのですが、どうしても同意できない部分も多少あります。 例えば、第4章の定性分析について。これは何度も書いていることなんですが、やはり一般の投資家にはビジネスモデルや事業の詳細な分析は難しいのではないかと思っています。ほぼ株式投資だけで食べていけるようなセミプロの個人投資家や、自分の仕事がコンサルなどの経営に深くタッチする仕事である場合を除けば、定性分析を正確にできる個人投資家なんてそうはいないと思うのです(時間的な制約もあるでしょうし)。 個別株をやるなら有報まで読み込んで、しっかり投資先の企業を理解してから買うべき、というのも最もだと思うのですが、個別企業の分析に時間をかけすぎた場合のバイアス(「時間をかけて分析したのだから安心だ」といった)などを考えると、ある程度定量的に銘柄を絞り込んで、外れを掴んでも大きな被害が出ないように充分に分散投資する、というのが一般的な個人投資家には一番いいやり方のように思えます。 とはいえ、完全に定量的なアプローチ(スクリーニングだけなど)ではあまり面白くないのも事実なので、私の場合は自分が投資する企業が、自分がまったく興味の持てない事業を行っている場合や、コモディティ企業、景気循環銘柄などは、なるべくポートフォリオから外すようにしています。 と、いろいろ書いてきましたが、大前提として、ある本を読んでその通りにやれば簡単に利益が出せるとは思わないことが大切だと思います。この本に限らず、他にもバリュー投資(や他の手法)に関する書籍はたくさんありますので、とにかくたくさんの本を読んで勉強し、自ら投資を行うことで勉強したことを実践し、経験を積んだ上で、自分に向いた手法が見つけられれば、それなりの結果が出るのではと思っています。 問題は私がまだ「それなりの結果」を出していないことなんですよね・・・。こればかりは自分を信じて長い目で見るしかないかなぁと思っています。負け惜しみみたいですが(笑。
村上龍の本ということで読んでみました。さすがに買うのはもったいないと思われたので、図書館で借りたのですが、正解でした。買ってまで読む本ではないと思います。 内容は女性誌で連載されていたQ&Aを一冊の本にまとめたものなんですが、質問がくだらなさすぎて笑えます。よくもまぁこんなくだらない企画をこれだけの期間続けたなぁと感心してしまいます。また、このくだらない質問にちゃんと答えてる村上龍も面白い。 ということで、面白かったQ&Aをいくつか。 Q:最近、生きることに虚しさを感じるのです・・・。(26歳・広告) A:50年生きてきた経験で言うと、たいていの人は悩んでいます。
Q:ハゲとかデブとか、男はコンプレックスをどのくらい気にするものなの?(23歳・フリーター) A:半世紀以上生きてきた作家としてお答えしますが、それはわかりません。
Q:理想の男性と出会いたいんだけど、どうやって見つけたらいいんでしょうか?(30歳・販売員) A:理想の男性?なんだそれ?
村上龍、かなり投げやりな感じです(笑。 で、極めつけが最後のこの質問。 Q:ドラマのような幸せな結婚をしたいんです。どうすればできますか?(29歳・契約社員) A:社会と世間が提供する「幸せ」や「理想」。そんなものは、幻想にすぎない。
30歳前後にもなって、こんな質問してていいのでしょうか。こんなこと聞いてる時点ですでにアウトだなぁと、わたしは思うのですが・・・。
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